心とは

入江 涼子

第1話

   私は心の病気になっている。


  それこそ十数年も前からだ。カウンセリングには行っていたが。ある日を境に食欲がなくて。みるみる内に痩せ細っていった。気がついたらガリガリになっていた。人と話すのもままならず、入院することになる。

  最初の半月ぐらいは「私が何で入院しないといけないんだ」と腹が立ってしょうがなかった。けど2カ月も経ったら諦め気味になって。

  ただ、自由に外に出られないので精神が疲弊していく。退院できたのは4カ月と少しが経った頃だ。体重もやっとこの時には平均値まで戻っていた。


  退院した後は通院する日々が始まる。私にくだされた診断は「統合失調症」だった。これからはずっと薬を飲まないといけないと医師からは言われた。もうお先真っ暗の気持ちだ。

「また、入院しないようにしないと」て思い、薬を飲み続ける毎日。徐々に体調が優れない時が多くなってきている。

  不安だしすごく怖い。最近は薬に頼らずに治す方法もあるとは聞いた。私には効かないだろう。完治はしないとも言われている。

  ……楽になりたいとは思うが。でもそんな事したって自己満足にしかならない。そう思いながら今、私はいた。


  世間の目は冷たい。まるで針かトゲのようで。白い目で見られると息がつまりそうだ。小説にも反映しないようにしていた。隠すのは正直疲れるし。けど誰にも打ち明けずに書き続けた。現在、凄く気力も体力も尽きているように感じる。もう何度、なろうをやめようと思った事か。

  それでも私は書くのをやめられないのだろう。こんなことを言ったら迷惑がられるかもしれない。


  今までは人の噂はどうでもよかった。目も。というより人そのものが信じられない。人間不信に陥っていた。やっと今の年齢になってだいぶマシになったが。対人恐怖症にもなっていた。以前はこんなに弱くなかったのに。そう思う。


  ……文章が支離滅裂ですみません。これが私の現在の状況です。お読みいただき、ありがとうございました。

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心とは 入江 涼子 @irie05

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