第5話悩みごと

俺たちはまたそれぞれのやりたいことをやっていたのだが俺はスマホをではなく考え事をしていた


そしたら彼女が話しかけてきた


「なにを考えているんですか」


「いやさこんな呟きをされていたんだよ」


そういって俺は自分のスマホで気になった呟きを見せようとしたのだが


「ちょっとまてください今のところスクロールしてもらえますか」


そういわれてスクロールするとこんな呟きがされていた


『この女絶対にあはんご主人様にエッチなことされちゃったとか言っている女に決まってる』


「おいごらわたしのことをそんな頭悪いバカに見えると言いたいのかこの糞やろうは」


「そりゃそのまあそういうことかも」


「ほほうならばこの糞どもはやはり並べて裸土下座をさせるべきだな」


「えっ全員ってこの人以外に変なことを言ってる人います?」


「この呟きをみてみろ」


そう言われてみてみると


『この女は絶対に脇が臭いことに花京院の魂をかける』


誰か知らないが他人の魂を勝手にかけるんじゃない


そしてめちゃくちゃ失礼なことを呟くんじゃない


「わたしの脇が臭いなんて写真で見てもわからないだろうがほら嗅いでみろ臭くないだろうが」


彼女は俺に脇を向けてむりやり嗅がせてくるのだった


「あははいやまあその甘くて良い香りがしましたけど」


「えっ気持ちわる」


「いやあなたが聞いてきたんですが」


「あとこんな呟きまで」


『この二人絶対に体型からして美男美女なの確定だから出来るだけ変態であってほしい』


「前の文だけだとかなり嬉しいのに後ろの文で全てを台無しにされたのだけど」


「まあでも本人からしたら誉めているんだろうしそれにみんなほら顔を隠しているし」


「それでもいやなものはいやなのよ」


不満をもっているような態度になった彼女を見て俺はこれは本題に入ったら肯定してくれるのではと思い話し始める


「まあここからが本題に入るんだけどさ」


「そうだったなすまない変な呟きばかり目に入ってしまってな」


「いや気持ちは分かるから大丈夫それでな盗撮をされているってことなんだけどどう思う」


「まあわたしとしてもいやではあるかな」

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