まるで、雨の降り様のようなスピードで動いていく物語。
そこに、主人公の心情もリンクしていって、
そして最後の傘……。
きっかけが必然に変わる。
しっとり、じわじわと心に響きました。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
漫才書いたと思ったら今度はこんな湿り気ある話で、「私、好き勝手書いてんな~」と思いながらキーボードをカタカタ打ってました(笑)。
早々に第1話を開いてくださり、ありがとうございました!
生きていたら色んな「そんなことある?」に出くわしたりして、そういうことの積み重ねが今に繋がっているんだと思うんです。
そして、今が良いと思える状況であれば色々な出来事が愛しくなったりするし、悪いと感じているなら全ての出来事を呪いたくなるんだろうなと。
前者の考え方が出来るような心持ちでありたいなと思う次第です……!
編集済
詩的な表現が素敵な主人公くんですね。
いや、こんなん、再会した瞬間に何かが再開しますよ。
遅れたものの、主人公くんが間に合ってよかった。
過去に恋仲でなかったとはいえ、主人公が声をかけられなかった話を書いた私だからでしょうか。
文章表現といい、物語といい、もも様の作品の中でもかなり好きなお話です。
作者からの返信
成野淳司さま、オムニバス形式のこちらもお読みくださりありがとうございます!
そうでした、成野さまも文集にまつわるお話、書いてらっしゃいましたね!
そして本屋さん見掛ける、という展開でした!
わわ、似た感じになってしまって申し訳ないです……(土下座)!
日々の生活の中にはいくつもの分岐が提示されて、わたしたちはそれを選び取りながら暮らしている訳ですが、大半がどちらでも構わない分岐の中、「絶対そっち!」と確固たる意志を持って選び取るべき分岐が人生の中には数えるほどですがあると思っていまして。
私自身、そっちにしないと絶対後悔する! 流れに棹を差して逆らってでも掴みに行くべき! と思った時は迷わずに行くべし……と思う人間なので、こちらの話では主人公に追いかけてもらいました。
かなり好きなお話と言ってもらえて嬉しいです!
ありがとうございます!