第10話 人見知り改善計画② カクヨムコン2023 参加、する……?

 皆様お久しぶりです。

 前回から随分と間が空いてしまいました。


 再びこの人見知りエッセイを開いてくださった皆様、そして休止期間中、物語に足をお運びくださった皆様に心から感謝申し上げるとともに、再び更新を再開しようと思います。

 箸休め程度にお楽しみいただければ幸いです。



 さて、今回のお話は2023年のカクヨムコンです。

 これまでのお話でもちょいちょい話題に出していましたが、私は2021年は挫けていて知りもせず、2022年は関係ないことと見限り、過去2回スルーしてきました。


 正直2023年も参加する気はなかったです。

 なぜなら私は人混みと騒音が嫌い。お祭りがあったら大回りで避けるタイプです。

 だからカクヨムコンというお祭りも避けて然るべきと、直前まで参加する気ゼロでいました。


 その証拠に2023年11月から、私はまたイラスト企画を開始。

 お声掛けさせていただいた皆様には「カクヨムコンもありますからどうぞご無理なさらず……」と、お気遣いいただいていたのですが、その度に「ごめんなさい、参加する気ないです」と心の中で謝る始末でした(笑)


 当初の私の予定では、この期間はイラスト企画をしつつ、次の長編のストックができ次第、畏れ多くもカクヨムコンを無視して、また連載を始める気でいたのです。

 2022年、それで見向きもされなかったのに、学ばない奴ですよ、ホント。


 しかし、この学ばないおバカなみんとさんをカクヨムの神様が見かねたのか、本当に書けなくて、12月からの長編開始は諦めました。

 まぁ、11月頭まで作品の更新をしていた分で燃え尽きていたんですよね。

 近況ノートでも燃え尽きた心が復活しなければ、短編でも書こうかなとお話していました。


 そして不意に、長編を一旦諦める代わりに、短編をカクヨムコンに出してみよう、という気になったのです。


 私、気分屋ほど気分にムラっ気があるわけではないのですが、時折、思い立ったら無理なことでもやってみたくなるんです。

 中編コンテストを経て、やれることはやってみようというスタンスに移ろいでいったものの、基本的に積極性はない私。だって怖いし、傷つきたくないし。


 もしかしたらこのときは、カクヨムにいる以上カクヨムコンは避けて通れない道、とでも認識したのかもしれません。(なんか他人事みたいに言ってますが)


 とかく、そんな感じで、書いたこともないのに読み切り短編書いてみよう! とか色々思い立ってしまいました。

 カクヨムコンがどれだけ大きなイベントなのかも知らないで。


 今考えると、都会のど真ん中で、ふらふらと音の鳴る方へ近付いてしまった田舎者が、うっかりイベントに参加表明したようなものでしょう。

 参加数の多さに舌を巻き、右も左も分からずただ熱狂に押されまくる。

 通勤ラッシュ時の山手線新宿駅のようにもみくちゃもいいところだった気分です。


 ただ、確かにカクヨムコンは大きなイベントだけあって、本当に交流が盛んだった印象はありました。

 私個人はイラスト企画で手いっぱいだったこともあり、ほとんどヨムヨムはしていませんでしたが、それでもいつの間にか参加作品のフォロワーさんが増えたり、お星が増えたり、逆になんか私、悪いことした??? ……って、思うようなこともありました。


 なので、交流が苦手だなー、怖いなーと思っていらっしゃる方も、この時期は取り敢えず、思い切って、参加だけでもしてみたらよいのではないかと思います。

 無理に読もうとしなくても、他の時期よりは見つけてもらえることもある。


 もちろん、結果がついて来なくて落ち込むこともしばしばですが、そうやって始まるご縁もありますし、交流してもらえることで話すきっかけを得られることもありますから。(とか言いつつ私は現在進行形で2024年検討中です。だって怖いもん)


 少なくとも、参加しないならこの時期は新作投稿は控えたほうが無難だと思います。

 満員電車の中で私の周りだけ人がいない……みたいな孤独を感じますよ。2022年の私、そうでしたから(笑)


 さて、こうしてまたまたガチ勢には申し訳ない心情を引っ提げ、カクヨムコンに参加する気になった私。

 次回は作品のこととや、カクヨムコンを経ての反省点をお話ししようと思います。

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