第9話 人見知り改善計画① 中編コンテストに出してみた結果……

 ということで、コンテスト初参加を決め、私は物語の投稿を始めました。


 初めて行う週に2回の投稿、これもまた偽り姫の災難執筆中だったので、合わせると週に3回投稿するという、私にとっては異例の高頻度でした。

 本当はこのWeb界隈、毎日投稿の方が良いのかもしれませんがね。


 それはさておき、結果。

 なににも掠らなかったですよ?


 ……はい。悲しい事実は重んじて受け止めましょう。

 確か嫁コンは三十代以上の大人女性向け~が条件というか、ターゲット層のコンテストだったんですよね。ものすごく年齢が乖離しているわけではないのですが、二十代の私に、ちょっと年上の大人女性が好む物語が分からず、迷走したせいもありました。(大人向け? ちょっとセクシーなシーンとかあったほうがいいの? とかね……。結局、読んで頂いた方のご感想はピュアでかわいい、でしたが)


 うーん、花〇ゆめやL〇La系のかわいい恋物語が主食の私に、大人の恋は荷が重……。


 と、ここは反省会場ではございません。

 とかく、精一杯頭を捻っての執筆でした。

 比較的カテゴリとしても人気の高い、異世界恋愛系のコンテストだったせいか、ツワモノぞろいだった記憶があります。


 もっとも、書籍化作家さんがコンテストに参加するんですから、当然の結果かもしれませんよね。

 悲観的になっている時点でダメかもしれませんが、それでも、見てくれだけでもいいから、プロとアマで入り口を分けてくれれば、書く側としても、もうちょいモチベが上がるのに~なんて思ったり。


 まぁ、いじけても仕方ないので、今は楽しむようにしています。


 そんな中でも週に2回の投稿で、週平均大体50PV超くらいでした。

 フォロワーさんも1日目から順調に増えて、これまで30人と越えることのなかった小説フォロワーがそこを突破する事態に、私何か悪いことしたかな……、と逆に不安になってしまった記憶があります(笑)


 その間、自主企画は2回行いました。

 同じように嫁コン参加の作品を拝読させて頂いたり、コメントで交流したり。(相変わらずコメントすると肌荒れするので、たくさんは読めませんでしたが……)


 参加するコンテストが同じだと、やっぱり見ていて傾向が分かって来る。

 どういうヒロインが多いのか、嫁入りプラスアルファのテーマがなんなのか、やっぱり異世界恋愛でも転生モノは多いんだなー、とか?


 私は流行り要素があんまり好きではないタイプだったので、2023年いっぱいは転生モノをはじめ、悪役令嬢の人生改変物語、追放・ざまあ、ほぼ読みませんでした。(今は食わず嫌いをある程度克服したので、流行り系は読めるようになりました)


 ただ、未だに性描写は不得手です。ヨムは過激でなければ頑張りますけれど、カクは苦手。

 描写は当然、それに関連する文言すら、私はそれを書こうとしている自分に怖気立つ。

 書いている他の方に対して思うことは何もないのに、自分がしようとすると無理だと思うのはなぜでしょうね? 自分の経験値……? 潔癖なのかもしれません。



 という感じで、週に2回投稿し、中編だったため投稿期間は1ヶ月ちょいでしたね。

 ギリギリコンテスト最終日前日に完結と相成りました。


 完結時PVは全14話で360PVほど、★は41でしたね。

 1ヶ月半に満たない短い投稿期間の中でここまで行ったことに当時の私は驚きました。


 週間ランキングを見る度胸はほぼなかったので(というか今もほぼないので)、変遷はちょっとわからないのですが、最終日に見たときは応募数400作品越えの中、100位くらいでしたね。


 これが私の初コンテストでした。

 おっかなびっくりで、テーマに引きずられ過ぎそうになったり、結果、掠りもせずに落ち込んだり。


 でも、いい経験にはなったし、今後もっと、そうやって色んな度胸をつけていきたい。

 そしてもっと気軽にコンテストに参加したり、作品や作者様の元に遊びに行って、ネットの海を泳げるようになりたい。


 これ以来私は、出来るコンテストには、怖くても参加することになりました。

 人見知り改善計画、自分を一歩前に出す。少しは進んだ……かも?

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