第2話 どうしたら人見知りでも交流できる?
どうしたら人見知りでも交流できるだろう。
それは私にとって永遠の課題でした。
もっと多くの人の目に触れることが大事なのだろうか?
宣伝やSNSを活用できれば、現状も変わるだろうか?
……なんて考えてXさんのアカウントを作ったのは、再起をすると決めたころでした。
そんな日々のまま、再起を決めた私は2022年7月長編恋愛を公開しました。
重ねて申しますが、この時点では自分からの交流ゼロ、WEB小説を読んだことがない人間だったので、物語とは常に10万文字を越えているものだと認識していたのです。
そしてこちらもまた1話1万字のヘビーノベル。(←全く成長していないですね)
だけどやっぱり、公開しただけでは変わらないんです。
2週間に一度の投稿。自主企画には少しずつ入れるようになりました。
けど、交流なんて……。
でも、否定的な理由で自分を取り繕うのはもうやめにしたい。何のために再起したんだ。
言い聞かせた私は、理由を作ることにしました。
自らが交流する理由。だから読みに行くのだと自分が納得できる理由。
それが「自分が立てた自主企画にご参加くださったから、訪問させていただく」です。
つまり、読むをマストの仕事と位置づけ、一番ご訪問するに違和感のない理由を作り、自分を鼓舞したのです。
これなら私の立場は「企画主として作品にお邪魔しただけ」
相手も私が企画主なら、驚くことなく受け入れてくれるかもしれない。
これならきっと交流できる、そう期待したのです。
そうして緊張のまま自主企画を立てた私ですが、ここでまた失敗します。
結局上辺だけ見繕っても、自分から行く勇気が出ないのです。
もっと言えば、「理由さえあれば拝読に行ける」と思う自分の裏に、「自主企画を立てれば、誰かが私を見つけてくれるかもしれない」という受け身な自分が隠れていたんですね~。
はぁ。呆れるほど甘っちょろくてダメな私。
相手の顔が見えない世界で、自分から踏み出す勇気を持つことには覚悟がいる。
私も物語の主人公のように、ポンと前へ踏み出せたらいいのに。
結局、第1回目の自主企画は、お優しいことに拝読に来てくださった方がおり、その方にだけ読み返すという不甲斐ない結果となりました。
でもやはり、人見知りを治したいと願うなら、交流を、せめてコメントをしなければ。
そうして2回目の企画では、初めてコメントを行いました。
でも返事が返って来るまでは不安で不安で、眠れない、胃が痛い、お腹も痛い、変なことを書いてしまったんじゃないかと勝手に不安になって、ストレスでニキビができる。
初コメントから1年くらいはずーっと、そんな精神ストレスと闘っていました。
今でも初交流の方にコメントした後は大抵ニキビができますし、交流のある方でもお返事が来るまでは、ソワソワソワソワしてしまいます。
しかし、私の交流させていただいた範囲では、皆さん本当に優しくて、温かいご返信コメントに救われます。だから自分の殻さえ破ることができれば、きっと交流は叶うと思うのです。
それでも怖いと思う人はいるでしょう。
私も怖い。勇気が常に出るものとは限らないから。
そして、コメントに返信する義務がない以上、ポリシーとして、返信をされない方もいらっしゃるから。
でもやめたらそこで終わりなんです。
私は自分に対して無駄に厳しい。自主企画を続けることも、作品に毎週何曜日更新と明記するのも、すべては自分を追い込んで挫けないようにするためです。
ここまで自分を縛る必要はないと思いますけれど、カクヨムを続けて何をしたいのか、そのヴィジョンを明確にすれば、きっと頑張れると私は信じています。
交流をしてみたいと願い自主企画するのなら、条件に「コメントに返信くださる方」と書くのも手だと思います。(私はそうしています)
そうして、執筆中に自主企画を2回立てた結果、長編恋愛の完結時PVは全10話で98、★は8でした。
うーん、微妙に成長したのかしていないのか……。
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