第16話 幼馴染と長めのキス
風邪をひいた『にゅめょりと』は
下着姿のエリシアにそっと抱きしめられ
その温かさで体を包まれていた。
エリシアのぬくもりが冷え切った体に伝わり
体温が少しずつ戻っていくのを感じながら
『にゅめょりと』は静かに目を閉じた。
「暖かい……」
エリシアの優しい抱擁に
『にゅめょりと』は心も体も温められ
少しずつ体力を取り戻していった。
『にゅめょりと』は
エリシアの体の温かさと柔らかさに包まれ
その瞬間
驚くほどのスピードで体調が回復していくのを感じた。
エリシアの女性らしいぬくもりが『にゅめょりと』の体を刺激し
冷え切った体がどんどん温まっていく。
「……なんだこれ……?」
『にゅめょりと』は驚きながらも
いつの間にか風邪の症状がほとんどなくなっていることに気づき
信じられない気持ちでエリシアを見つめた。
エリシアは
すっかり元気を取り戻した『にゅめょりと』を見て
少しからかうように微笑みながら言った。
「やっぱり『にゅめょりと』ってえっちなのね
こうすれば
風邪の治りも早くなるなんて……」
『にゅめょりと』はエリシアの言葉に顔を真っ赤にし
ショックを受けた様子で呆然とした。
『にゅめょりと』は普段
真面目に戦いに挑む自分がそんな風に見られているとは思わず
言葉が出ない。
(し、ショックだ……俺はそんなつもりじゃ……)
『にゅめょりと』は口ごもりながらも
動揺が隠せないままエリシアの顔をちらりと見た。
しかし
エリシアは『にゅめょりと』の反応を見て
少しクスクスと笑いながら
からかうつもりではなかったことを伝えた。
エリシアは『にゅめょりと』の様子を見ながら
微笑んで首をかしげた。
「うーん
まだ完治までには至らないみたいね……」
エリシアは少し考え込んだ後
急に顔が赤くなって
少し焦るような話し方に変わった。
「じゃ、じゃあ……
次は……キ、キスしてみようか?
そ、そ……れで治るかもしれないし」
エリシアの言葉に
『にゅめょりと』は驚いて顔を真っ赤にし
再び動揺してしまった。
『にゅめょりと』は何も言えず
ただエリシアを見つめるばかりだった。
先ほどまで余裕のあった
エリシアも視線を逸らして
緊張している。
『にゅめょりと』はエリシアの提案に驚き
顔を真っ赤にして慌てて声を上げた。
「そ、それはまずいんじゃないか!?
キ、キスなんて……!」
『にゅめょりと』は動揺しながら目をそらし
ドキドキと胸が高鳴るのを感じた。
エリシアの冗談なのか本気なのかわからず
さらに混乱する『にゅめょりと』。
しかし
エリシアはそんな『にゅめょりと』の様子を
顔を赤くしながらも見つめていた。
エリシアは『にゅめょりと』が慌てふためく様子を見て
真剣な表情になった。
そして
「私はね『にゅめょりと』のためだったら
なんでもできるのよ!」
「え?」
「私だって、こんな格好になるの恥ずかしいよ!」
「エリシア……」
「でもね、私の大切な『にゅめょりと』が幸せになれるんだったら
私は裸にだってなれる……」
エリシアの声には
真剣な気持ちが混ざっていた。
(普段、他人にはガードが固そうなエリシアが、俺にだけはこんなにも……)
その言葉に
『にゅめょりと』はも真剣な眼差しで
エリシアの表情を見た。
「……本当にいいの……?」
『にゅめょりと』の声はどこか震えていて
エリシアの思いに必死で答えようとした。
エリシアはそんな『にゅめょりと』を優しい目で見つめ
顔を赤くしながらも
微笑みながら軽く頷いた。
『にゅめょりと』は顔を真っ赤にしながらも
エリシアの優しい瞳を見つめ
意を決して言葉を口にした。
「……じゃあ
お願いします……」
その瞬間
2人の距離は一気に縮まり
エリシアはそっと『にゅめょりと』に近づいた。
エリシアの唇が『にゅめょりと』に触れ
深いキスが交わされた。
2人はお互いを抱きしめ合いながら
静かな瞬間を共有し
心がさらに強く結びついていくのを感じた。
エリシアのぬくもりが伝わり
2人の抱擁はますます強くなり
しばし時間が止まったように感じられた。
2人は深くキスを交わした瞬間
まるで時間が止まったかのような幸福感に包まれた。
『にゅめょりと』もエリシアも
その温かさと安心感に浸り
しばらくキスをやめることができなかった。
「エリシア……」
『にゅめょりと』はかすかに名前を呼びながらも
エリシアの唇を離すことができず
2人はただお互いの存在を感じ続けていた。
下着姿のエリシアの肌が
『にゅめょりと』に触れ
その感触がさらに『にゅめょりと』を強く刺激した。
幸せすぎるひとときが
2人をさらに強く結びつけていた。
やがて
2人はゆっくりとキスを終え
唇を離した。
その瞬間
2人の唇の間に細く甘い唾液の糸が
光って垂れていた。
離れた後もその余韻が残り
静かな時間が流れた。
『にゅめょりと』とエリシアは
お互いの目を見つめ合い
何も言わずにそのままじっとしていた。
エリシアは感動で
幸せそうな涙が流れ
唇が震えていた。
『にゅめょりと』らの視線には
言葉にしなくても伝わる想いがあふれていて
まるでその瞬間
世界に2人しかいないように感じられた。
「……エリシア……」
『にゅめょりと』はそっとエリシアの名前を呼び
エリシアもまた
微笑みながら『にゅめょりと』を見つめ返していた。
『にゅめょりと』は
エリシアの優しい瞳を見つめながら
ふと心の中で思った。
(エリシアと結婚できたらなあ……どんなに幸せなんだろうか……)
エリシアとこうして穏やかな時間を過ごし
『にゅめょりと』の胸の中には自然とそんな願いが湧き上がってきた。
エリシアのそばでこれからもずっと一緒にいられたら……
その考えが『にゅめょりと』をさらに温かい気持ちにさせた。
エリシアが微笑む姿を見て
『にゅめょりと』は
エリシアとの未来を静かに夢見る自分に気づいた。
あまりにも強い刺激と幸福感に包まれた『にゅめょりと』は
驚くほどのスピードで体調が回復していった。
『にゅめょりと』の体は急速に元気を取り戻し
喉の痛みや鼻詰まりも一気に消え去った。
「なんだ、これ……!?」
『にゅめょりと』は驚きと共に体の調子が完全に戻ったことを実感した。
エリシアの存在とその強い感情が
『にゅめょりと』の体に奇跡的な回復力をもたらしたのだった。
「風邪が……もう
治ったみたいだ……」
『にゅめょりと』はその場で完治した自分に驚きながら
エリシアの方を見つめ
心の中で感謝の念を抱いた。
エリシアは
『にゅめょりと』が風邪から驚くほどの速さで回復したのを見て
微笑みながら『にゅめょりと』の方を見つめた。
「これで風邪が治るなんて、やっぱり『にゅめょりと』って
えっちなのね」
エリシアは少しからかうような声でそう言い
笑顔を浮かべた。
『にゅめょりと』はまたしても顔を赤くし
どう反応していいかわからず
戸惑いながらもエリシアの言葉に苦笑いを返した。
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