おさかな教会闘争記～ハジケろ原始共産主義！ 弾の準備は十分か～

8月1日

　さて、8月が来た。

　8月といえばコミケである。

　しかし、それ以前の問題があった。

　そう、ちりめんじゃこの借金のおかげで、私の軍資金がないのである。

　丁度一日に、私の推しキャラの情報が出たよ、と、ちりめんじゃこが教えてくれたのだが、同時に

「おかずが無くてご飯が食べられない」

　という、何とも贅沢な相談があった。

私など、白米のおかずなどそれこそ、通院の外泊の時しか食べられない。

　しかし、ちりめんじゃこの異様に早い食料の減り方を考えると、ヘルパーはおかずなどの料理を作れていないというのも事実だろうと思った。

「以前送ったふりかけはどうした？」

「もうない。」

さすがである。

期待を裏切らない。

もちろん最悪の意味でだ。

　フードバンクを紹介しろと役所には言っておいたのだが、ケアマネもヘルパーも取りに行ってくれないのだという。

　ヘルパーに頼むには、タクシー代を払わなければいけないというのもおかしな話だ。

　私はヘルパーがちりめんじゃこの買出代行業務を行っているのをたまたま通話で聞いたことがある。

お金など受け取っていなかった。

　相変わらず昏呉市は崩れ市だな、と思いながら、とりあえずメルカリでセールをやっていたので、いちばん安かった玄米を送った。

　今日はケアマネが来ると言うので、録音を頼んだ。

　予想以上のケアマネで、正直呆れ返った。

　昏呉市には、どうやら職業倫理も無ければ専門知識をアップデートするプライドもなく、更に人間性がおちんぎんにギンギンに塗りつぶされていた。

　と、言うわけで、少々長いが、ちりめんじゃこの言い分の後、ケアマネの、あまりにも低レベルな会話を文字起こししようと思う。