最強の暗殺者は転生してオープンワールドを楽しむ。
Diction
第1話転生。
ここは、どこだ??
「いらっしゃいませー、ここは、転生の間でございます〜。」
だれだ??
「私は、神様、まぁ俗に言う女神ですね〜。」
そうか。では、私はなんだ??
「あら、自分のことも忘れてしまったんですか??ご本人でしょう??世界最強の暗殺者さん??」
あぁ、そうだったな。私は最強の暗殺者だ。
「ええ、なので、世界を綺麗にしてくれたご褒美に『転生』をさせることになりました〜。」
厄介払いなのではないのか??
「何を言ってるんでしょうかー。そんな訳ありませんよ。ってことで、何が希望ですか??」
望み、のぞみかぁ。久々すぎるな。ふぅーむ、少し考えさせてくれないだろうか。
「いいですよ。気の済むまでお考え下さい。」
「決めたぞ。」
「早いですねぇ。さすが暗殺者と言った所でしょうか??たった2秒で熟慮というのですから。」
「いつもの事だな。気にするな。」
「では、お答えを。」
「『ツリー』とやらをご所望しよう。」
「いいでしょう。ですが、詳しくお願いします。」
「あぁ、これは同僚が言っていたのだがな、」
「はいはい。」
曰く────────
同僚が読んでいた本にはファンタジーという要素があるらしい。それには、ステータスボードとやらや、スキルツリーなどがあるらしい。
私は暗殺にかまけてばかりで気にしたことはなかったのだがな。
そして、その同僚は死に行く間際に、『先輩、もし転生したら、ツリーと望んでください。そしたら、最強にまた、名を馳せれますよ。』
と、遺言を残した。何を言ってるのかと思ったが、私は彼に賭けようと思う。
「なるほど分かりました。では、スキルがツリーですね。了解です。ふむふむ、あぁ、なるほどね。わかった。たしかに面白そうですね。」
「なんだ??」
「いえ、こちらの話です。…………さて、話は変わりますが、ステータスは如何しますか??」
「器用さと敏捷さ。」
「それも同僚さんですか??」
「あぁ。これを積んどけって言われたな。」
「ゲームでは??……まぁ、いいんですけどね。それでは、ちょっとはサービスしますよ。」
「あぁ、ありがとう。」
「それと、AGIが敏捷、DEXが器用さですので。その他は省かせて頂きますけど。」
「ありがとう。」
「あ、ちなみにその他はインプットさせていただきますね。」
「どうぞ。」
「………終わりました。ついでに基本情報もインプットしました。それでは、楽しい一生をお過ごしください。」
ありがとう。せいぜい楽しませてもらうよ。
星、フォロー、ハート、コメントを出来れば欲しいです。異世界系統に期待はしていませんので。出来ればでいいです。ジャンルは好きですよ??でも、書くってなると難しくって。
唐突ですけど、また新作出来ました。どうぞ読んでください。面白くないかもしれませんけど。読んでくれると幸いです。
最強の暗殺者は転生してオープンワールドを楽しむ。 Diction @Diction
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