第3話 世界は消し飛べばいいんだ。




1週間後。


まじでなんなんだ??この女の人は。犯罪者(笑)に話しかけてくるなよ。


「ってか、誰だお前??」

「ひどくない??私の名前覚えられてないの??」

「覚えるわけないだろ。他人の名前なんてどうでもいい。」

「よくないよね??」

圧が強い。ってか、興味無いんだって。


「よくなくない。」

「いいんだ。へぇー、いいんだ。学校1可愛い私を捕まえておいてそういうんだ。」

「違うでしょ。お前が捕まえに来たんだろうが。」

「正解!!」

かわいい。でも興味無い。しらないし。あぁ、心なんて脆いんだよ。


「んで、なんで来たの??さっさの告白うけてくれば??」

「え??やだよ??」

なんでだよ。まぁまぁ顔立ち良かったろ。俺は良くないけど。普通だね。


「むしろ、なんで私の顔に吸われてる馬鹿を好きにならなきゃいけないの??」

「え、知らねぇよ。そもそも好きになることがないからな。」




そう。俺は他人を信用しない。していない。まさに、ぼっち三原則だな。『他人に喋りかけない、会話しない、興味が無い。』これだな。他にあるんだろうけど。俺の三原則はこれだ。1番に重きを置いているのは最後だぜ。これ、大事。






「悲しいね。」

「お前もだろうが。」

「バレた??でも、私は好きな人いるから。」

へぇー、誰だろうねー。


「君だよ。無遊むゆう ゆきくん。」

「そうなんだ。どうでもいいや。」

「むぅ、私の名前も覚えてよね。」

興味無いな。


「うーん、俺は興味無いわ。」

「覚えて!!私の名前は、足柄あしがら守凛まりだよ!!」

「まぁ、覚えておくよ。名前覚えてくれたし、呼んでくれたから。」

「…………ほんと!?やったぁ!!」

喜び具合が凄い。おおー、跳ねた、跳ねた。たゆんたゆんしてる。


キーンコーンカーンコーン



「あ、予鈴だ。昼休み終わっちゃったね。ばいばい。雪くん。」

「そうだね。それじゃぁ、足柄さん。」

「むむぅ。」

なんだよ。

「名前。呼んで欲しかった。」

「知らない。今はこれでいいでしょ。それじゃぁ、…………遅れないようにね。」

「え。」




いっそげ〜、いっそげ〜♪



まぁ、世界は滅んでいいと思うな。思考は容易に変わりません♪



まぁ、でも守凛さんだけなら、いいかなぁ。








はい、ちょっと短いですけど終わりです。これからも短くなるかも。

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