第11話 巫女のお仕事

 水香と銀次ペアとの戦いで,神の力が時間切れになって敗走した禍乱は,意気消沈して,寿影組の本部に戻った。


 ムスッとして,組長室に戻ると,相変わらず,世志乃が元気のいい声で挨拶してくれた。


 世志乃「あら? 組長,お帰りなさい! どうでしたか? 大妖怪を簡単にやっつけたのでしょう? 秘書さんが,組長は,絶対に負けないって言ってましたから」


 禍乱「今の俺の顔を見て,どう思う?」

 世志乃「え? まさか,もしかして,負けてしまったのですか?」

 禍乱「簡単にいうと負けだ。あいつら,まったく未知のパワーを使ってた。気法術ではない。どこか,われわれとはまったく異なる別世界からの侵入者だ」

 世志乃「別世界? そんなことがあるのですか?」

 

 ガチャ!


 この時,ドアを開けて,女性秘書が入ってきた。


 秘書「いたい,組長,お帰り! 守備どうでした? 大妖怪,下僕にできましたか?」


 秘書は,ご満悦だった。というのも,男連中がいないほうが,仕事がスムーズに進んだ。それ以上に,スタッフの人数が大幅に減少したため,人件費の削減が効いて,財務の大幅な改善となった。


 秘書「組長~,財務が大幅に改善する見込みです。それは,いいのですが,新組織の名称を愛鈴会ってするのはどうでしょう?組長は,名誉会長に就任してもらいます。フフフ」


 秘書は,自分のことだけをペラペラと語った。


 その時,禍乱のしている指輪がピカーと光った。


 禍乱「え? なんだ? 」


 禍乱も何がなんだか,よくわからなかった。


 ズズズーー!


 指輪の光った先に,亜空間が出現して,妙齢の美女がそこから出現した。


 禍乱「あれ? 巫女姉じゃねえか? どうしたんだ?」

 巫女「ふう,さすが,神界の転送陣法ね。意外と正確に転移できるものね。見直したわ」

 禍乱「え? この指輪って,座標点を示すものなのか?」

 巫女「その機能もあるのよ。それに万一のために,お前を神界に強制転移する機能もあるわ。もっとも,それは,内緒なんだけどね」


 巫女と禍乱は,世志乃と秘書の存在をまったく気にせずに話を進めた。


 

 巫女「天帝からの言付けを言うわ。今回の大妖怪は,超やばいレベルよ。この凡界で討伐できなかったら,神界にも影響が出てくるわ。だから,半年以内で大妖怪を討伐しなさい。

 でも,今のお前の力では,どう逆立ちしても勝てないでしょう。しかも,神の力,全開で戦うと10分程度しか持続しないわ。それは,しょうがないことよ。

 だから,今の制限された力でも,大妖怪に勝てるように,この3種類の神器を貸し与えます」


 巫女は,背に持っていた大きなリュックを,降ろして床に置いた。


 巫女「このリュックの中に,神器・天衣無縫鎧,神器・天雷剣,神器・陣盤玉が入っています。これら神器を使いこなすには,2,3ヶ月ほど徹底した訓練が必要です。少なくとも,体力を倍増させるくらいの意気込みでないと,使いこなせないかもしれません」


 禍乱「・・・」


 禍乱は,神器を使うことの怖さを少しは聞き知っている。神器は魂を持っている。幾多の武芸者が神器を求め,それを手に取ったが,神器に認められず,その場で神器によって肉塊にされている。


 禍乱「もし,俺,神器に認められなかったらどうなるの?」

 巫女「強靱なパワーと精神力でねじ伏せればいいんです。まずは,神の力全開状態にして,神器を無理やり認めさせばいいだけです。その後は,制限された状態でも,神器のパワーを引き出せるように修練してください。禍乱,お前なら,いや,お前にしか使いこなせないと思います」


 禍乱「でも,神人でも,神器に認めらた人はいないって,聞いたことあるけど?」

 巫女「そうです。これらの神器は,いまだかつて,人によって支配されたことはありません。たぶん,人では無理なのでしょう」

 禍乱「じゃあ,俺でも無理じゃねえ?」

 巫女「お前は,まだ可能性があります。ごちゃごちゃ言わないで,受けとりなさい」

 

 巫女は,そのリュックを禍乱に渡した。


 ドサッ!


 禍乱「オモッ!」


 禍乱「これ,重たいよ。こんなんで戦えるの?」

 巫女「神器に認められさえすれば,重さは軽減されると言い伝えられています。もっとも,使った人がいないので,でまかせかもしれん。ともかく,半年以内にケリをつけなさい。失敗した場合,その指輪が発動して,地獄牢に強制転移されます」

 

 禍乱「別に,こんなわけの分からん神器でなくても,もっと,ましなものないの?」

 巫女「ありません」

 禍乱「あのさ,俺,もう仙人殺しの役,止めたいんだけど。あの大妖怪,もう仙人レベルじゃないし。神人レベルだよ,神人! おれ,『神人殺し』の役なんて出来ないし」


 禍乱は,ごちゃごちゃ文句を言った。


 この時,禍乱の指輪がピピピーと,不規則な光を放った。あたかもモールス信号のような感じだった。


 巫女はそれを読み取った。彼女は,なんかがっかりして,溜息をついた。


 巫女「今,神界からメッセージが届きました」

 禍乱「え? なんて? もう討伐しなくていいの?」

 巫女「はい,もう討伐は不要です」


 彼女は,有無を逸さず,特別な手印を切った。それに反応して,禍乱のしている指輪がまた強く光った。


 ボァーー!


 指輪が光ったと同時に,禍乱の足元に,亜空間の扉が開いた。


 巫女「禍乱,地獄牢で反省しなさい!その腐った情のね叩き直しなさい! 永久追放です! でも,神器が使えるようになったら,凡界に戻してあげましょう!」


 禍乱「ええーーー!」


 禍乱は,亜空間に消えてしまった。


 「ええーー!」と叫びたいのは,世志乃も秘書も同じだ。なんで禍乱が消えてしまったのか? でも,禍乱にしても,この巫女にしても,とんでもない連中だと思った。


 巫女は,役目が終えたので,神界に帰ろうとした。


 巫女「え? あれ? わたし,指輪,もってくるの忘れた? あっ,そうか,禍乱のしている指輪があるから,そのパワーで戻ればいいと思ったんだ」


 巫女は,愕然とした。今の巫女は,パワーが100分の1に制限されている。彼女の場合,武闘派ではなく,もともと上級前期のレベルしかない。この凡界で,そのパワーが100分の1に制限されてしまった。つまり,初級前期レベルにまで制限された。


 巫女は,凡界で置き去りされた。


 今の状況で巫女が,神界に戻るには,天女レベルのパワーを身につけて仙界に行き,そこで,さらに神人のパワーを得て,神界に昇らなければならない。


 はっきり言って不可能だ。初級中期になることさえ無理筋だ。もう神界に戻るすべはない。


 『ドジっ子巫女』,それは,巫女の母親がつけたあだ名だ。その面目躍如といったところか?


 ワーーン!


 巫女は,その場で泣いた。巫女は,見かけ13歳くらいだ。でも,禍乱と同じく生後2歳だ。ちょっとだけ禍乱よりも早く生まれたので,禍乱の姉という立場だ。


 いったい,何が起きたのか訳のわからない世志乃と秘書は,お互い顔を見合った。


 ひとしきり泣いた巫女は,世志と秘書の顔を見た。


 巫女「腹減った」


 その言葉に,世志乃が反応した。


 世志乃「はい,はい! すぐに持ってきます」


 世志乃は,バタバタと音をたたて出ていった。


 ・・・

 食事をして,巫女はお腹を膨らました。彼女は,いくら泣いても,どうしようもないという事実を知った。


 少し,落ち着いた巫女は,世志乃と秘書に,今の巫女の置かれた立場を訴えることにした。


 巫女「わたし,禍乱の姉です。巫女と呼ばれていますが,本名は美蘭といいます。よろしく」


 巫女の美蘭は,丁寧に挨拶した。


 秘書「あっ,はい,よろしく。わたし,禍乱の秘書をしている花憐といいます」

 世志乃「わたし禍乱の世話係をしている世志乃といいます。よろしくお願いします」


 巫女(美蘭)「わたし,ちょっと,神界から来ました。でも,禍乱が,地獄界に行ってしまったので,わたし,この凡界に置き去りにされてしまいました。もう,神界に帰るすべはありません。わたし,どうしたらいいでしょう?」


 そう言われても,秘書も世志乃もどうしようもない。


 秘書「あの,,,神界とか地獄界って,まったくわからないのですが,お父様やお母様に連絡する方法はないのですか?」


 美蘭「ありません。わたし,この凡界では,能力を制限されて,まったく神の力を発揮できないんです。気法術だって,初級前期しかありません。ただの小娘です。

 花憐さん,世志乃さん,わたし,ここで雇ってください! なんでもします! 三食,昼寝付きなら,なんでもいいです!」

 

 美蘭は,贅沢な要望を言った。


 秘書と世志乃は,またお互いの顔を見合った。


 三食昼寝付きなら,娼婦の仕事くらいしかない。でも,果たして,,,,


 秘書は,美蘭の体をまじまじと見た。身長135cm程度,ちょっと小太りで,お尻もでかいし,胸はDカップはありそうだ。しかも,とびっきりの美人だ。


 秘書は,美蘭の体は,娼婦の仕事に最適だと思った。そこで,正直に言うことにした。


 秘書「あの,,,ここは,以前は,盗賊団でした。今は,愛鈴会と名乗っていますが,その仕事内容は,娼館経営,家庭教師,人材派遣になります。家庭教師,人材派遣といっても,実情は,娼婦を派遣することになります。

 お客は,ここに温泉に来る男たちです。それと,この場所は,特に年若い娼婦がいるということで口コミが広がっています。

 正直言って,今,わたしたちがほしい人材は,そのような少女になります。もちろん,三食昼寝付きです。

 美蘭さん,それでもいいのですか?」


 巫女の美蘭は,娼婦という言葉を知ってはいるが,具体的に何をするのかは,まったく理解していない。でも,三食昼寝つきなら,それでいいと思った。


 美蘭「はい! 三食昼寝付きなら,なんでもします!よろしくお願いします」


 世志乃と秘書は,再びお互いの顔を見合った。


 世志乃「あの,,,失礼ですが,娼婦の仕事って,何をするのか,知っていますか?」

 美蘭「いいえ,知りません。でも,三食昼寝付きなんでしょう?」


 世志乃と秘書は,あきれた顔をした。


 秘書「あの,,,ここで,1週間ほど,自由にしてください。その間,ここでの仕事内容を理解してください。それから,どうするのか判断しても遅くないです」

 美蘭「はい!よろしくお願いします!」


 巫女は,なんとか,少しの間,ここに留まることを許された。


 ・・・ ・・・

 1週間が経過した。


 秘書は,美蘭に尋ねた。


 秘書「約束1週間が過ぎました。もう,この組織のことは十分に理解したと思います。どうされますか? 娼婦になりますか? それとも,三食昼寝付きを諦めて,洗濯・食事係などの雑務仕事をしますか? 事務仕事もありますが,書類整理が多く,残業してもうことになります」

 

 美蘭「あの,他の職種で,女性営業員もいるのでしょう? それって,比較的時間が自由じゃないですか?」

 秘書「まあ,確かに少しは自由ですが,お客さんと折衝する仕事ですよ。接待も必要ですし,その後,ベッドを共にすることもあります。娼婦となんらかわらない仕事ですよ」

 美蘭「でも,ベッドを共にしなくてもいいのでしょう? 仕事さえ取ってこえば?」

 秘書「まあ,そうですけど,でも,か弱い女性は,力ずくで犯されることだってありますよ」


 美蘭「でも,なんか,女性営業員が,一番いい感じがします」

 秘書「あの,営業員は,ノルマというのがあって,それを達成しないと,給与が大幅に下がってしまいます。それに,食事代は,自分の給与から出してもらいます。仕事ができないと,食事も満足に取れなくなりますよ」


 美蘭「もし無理だったら,洗濯でもするわ。とりあえず,その営業員ってやつ,やってみるわ。もちろん,営業経費は使い放題なんでしょう?」

 秘書「・・・」


 どうやら美蘭は,営業経費を目当てにしているようだった。


 秘書は,美蘭に営業員のしんどさと危険性を切々と訴えた。今は,桜川城下町が壊滅しているので,隣の梅山城下町で営業しないといけないこと,かつ,そこに行く道中も,護衛などつかず,ひとりで行かないといけないこと,夜盗などに襲われて,殺される可能性のあること,また,営業活動は単独活動となり,1日で最低2名の客を,この花菱温泉に来てもらう約束を取り付ける必要があること,などなどだ。

 

 そんなこと言われても,美蘭の気持ちは変わらなかった。


 美蘭「とにかく1ヶ月してしみるわ。その梅山城の道順と営業経費,渡してちょうだい」

 

 美蘭にとっては,営業活動などどうでもよく,営業経費をもらって,豪華な料理を堪能するという考えだ。神界に戻れない以上,この凡界で贅沢するしかない。


 秘書は,普通,ここまで危険な状況を説明すれば,誰でも諦めるはずだ。それでも,やってみると強情を張るということは,美蘭は,昨日,ひさしぶりに戻った女性営業員たちから,営業でのいい面だけの話を聞かされたのだろうと思った。


 今,この愛鈴会で,女性営業員は2名しかいない。娼婦出身で,すでに年齢が50歳を過ぎている。客からのあらゆる性的誘いをうまくあしらえるし,話術もうまい。


 彼女たちの稼ぎは,娼婦時代よりもはるかに多く稼いでしまう。それに,気法術の鍛錬も怠っておらず,上級中期の腕前にまでなっている。この凡界にあって,ほぼトップクラスの腕前だ。 夜道をひとり歩きするのだって平気だ。なかなか肝の据わった女性たちだ。


 案の定,美蘭は,彼女たちから,いい面ばかり聞かされた。毎日,接待と称して美味しい料理は食べ放題,マッサージだって経費で落とせるし,昼寝し放題,贅沢な服装も経費で落とせる。旅行しても一流旅館に泊まり放題などなど,あらゆる贅沢を経費で落とせるという話だ。


 この話だけを聞いて,営業員になろうとするのは,バカしかいない。そう,美蘭は世間知らずのバカだった。


 ・・・

 翌日,美蘭は,営業経費,金貨50枚を持たされた。


 秘書「とりあえず,10日ほどの行程を考えてちょうだい。女性の足で,梅山城下町までは,1日20kmほど歩いて2泊3日ほどの距離よ。途中,村々があるから,そこで宿泊をお願いしなさい。金貨1枚渡せば,喜んで泊めてくれるわ。

 自分の身は,自分で守りなさい。でも,美蘭さんは戦闘力がないから,すぐに犯されて殺されてしまうわよ。

 今なら,まだ間に合うわ。営業員なんで辞めなさい」


 美蘭「秘書さん,大丈夫ですよ。世の中,悪い人も多いけど,いい人も多いんです。では,行ってきまーす」


 美蘭は,意気揚々と,梅山城下町で贅沢三昧できる夢みて出発した。


 秘書は,これで美蘭はたぶん途中で盗賊に襲われて殺される運命になるだろうと思った。金貨50枚は,あの世の冥銭代わりに恵んであげよう。


 ーーー


 美蘭は,出発して1日目は順調だった。予定通り,村が見つかったので,適当な家で一泊をお願いした。その村も,半分,旅館的な経営をしているので,スムーズだった。


 だが,美蘭は,あまりに背が小さくで可愛かった。しかも,ひとり旅だ。すぐに,その村で泊まっている旅行者の噂になってしまった。


 真夜中,,,

 

 トイレは,普通,家の外にあり,母屋からかなり離れている。そのトイレからの帰り,美蘭は,3人グループの男たちに阻まれた。ボス格の男が声をかけた。


 ボス「お嬢ちゃん,ちょっと,散歩しないか? 夜空がきれいだよ」


 こんな状況で散歩する意味は,いくら脳天気な美蘭でも理解できた。大声を出してもいいが,その瞬間,喉を刺される可能性もある。美蘭は,たとえ犯されようとも,まだ死にたくない。


 美蘭「・・・,はい」


 美蘭は,素直に従うことにした。


 男たちは,美蘭の両脇を抱えるようにして,山林の中に入っていった。


 ボス「この辺でいいだろう。おい,やれ」


 そう言われた手下Aは,細長い布を取りだして,美蘭の口に猿ぐつわをして,両手首を縛った。


 手下A「こんなもんでいいでしょうか?」

 ボス「ああ,充分だ。それに,この娘,ほとんど気が使えないようだ。よし,まずは俺からだ」


 ボスは,美蘭を地面に横たわらせて,帯紐を解いて,着物を剥いだ。下着は,腹当てのみだった。彼は,その腹当ても取り去った。


 ボス「オッヒョー! これはすっげーー!」

 手下A「トップの花魁でも,こんな美しい裸体はしていませんよ」

 手下B「殺すのもったいないですね」

 ボス「殺さないと,訴えられて足がつく。やむをえねえ」


 ボスは,美蘭のEカップもの乳房を鷲づかみにして,乳首を吸った。


 その次の瞬間,ボスは,何を思ったのか,急に立ち上がって,手下AとBに,金的蹴りを喰らわした。


 部下A「グワ--ーー!」

 部下B「うわーー!」


 彼らは,もんぞりがえった。


 ボスは,腕部に忍ばせていた匕首を取りだして,美蘭の両手首の布ヒモを切り離して,その匕首で,部下AとBの喉元をかっきって,さらに,自分の喉元を突き刺した。


 その一連の時間は,わずか10秒!


 美蘭は,目をパッと開けた。そして,猿ぐつわを外した。


 美蘭「ふーー,ボスの体を憑依してやったわ。バカね。神人であるわたしを犯そうとるなんて。最初に,気絶さえてから犯せばいいものを。フフフ。

 でも,この凡界では10秒しか憑依できないのね。ぎりぎりだったわ」


 美蘭の神の力,それは,強靱な霊体にある。相手の体を一瞬で乗っ取ることが可能だ。ただし,相手と体を接触させなければならない。でも,とんでもない能力だ。


 この能力があるため,美蘭は,ひとり旅でもやっていけると思った。それに使用制限などはない。10分ほど間隔をあければ,いくらでも使用可能だ。それほどに,美蘭の霊体は強靱だった。


 そんなハプニングはあったものの,順調に旅を続けていった。

 

 ーーー

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