第47話 Day27 Gun Cleaning(銃の手入れ)
Day27 朝8時半 ちょいすぎ
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まず 朝 コーヒーを作る
コーヒー入りのカップを片手に ポータブル電源をガレージからだして充電開始
風呂場に行く
生暖かいシャワーを浴び 眠気をなんとか取り払う
シロ蛇とコヨーテにエサ
コヨーテもシロ蛇と同じく角ウサギの肉をハムハムし始める
さて今日はどうするか?
やる事は決まっている
その昔 叔父さんは言った
叔父さん:「どちらがいいか?
そんなの自分が買った物が一番に決まっている」
パンプアクションとセミオートのどっちのショットガンがいいか?
ガンコレクターやハンターの永遠の話題である
大抵は値段、そしてそれを買って手になじんだかどうか、命中率
とかで決めるが 個人的には音
特にパンプアクション
ただセミオートも魅力的だ
叔父さんがSX3を使っていた為、男はSX4を買っていた
また弾は9発撃てるが正確には8+1発である
男はSX4を数年にわたり使用しているが
今のところ問題は全くない
それどころか異世界では本当に男を助けている
どちらがいいか? そんなの自分が買った物が一番に決まっている
正しくその通りである
そんなショットガンだが
本来ならハンティング
が 男の場合 作成した弾が無くなったら手入れをすると決めている
そして今日はその手入れをする予定である
先ず安全かどうか
ボルトを引いてチェンパーの中とマガジンに弾がない事を確認
8発+1発 弾が全部ない事を確認
Extended Choke 先端をくるくる回して取り外す
次にナットを くるくる 回すとForeGripが外れる
バレルを上に引いて外す
ガスピストンを外し
内側の煙突状のスプリングカバーと短いスプリングを外す
ここで男は悩む
本来ならこの後
ピンを2カ所、トリガーを外し、長いスプリングとそのロックを外すのだが
長いスプリングを戻す作業がとても細かい
正確に言うと ここで長いスプリングをダメにしてしまうと代えが効かない
間違って折ったり 潰したり 落として踏んだりしたら それで終わりである
その為 ピンの部分から先は今回はバラさないようにする
部品を 1つづつ 丁寧にマイクロファイバーの生地で拭いていく
そして拭き終わったら圧縮空気でシュ――と埃等の残りを吹き飛ばす
それが終わり次第 ショットガンを組み立てる
一通り組み立て終わりサイトもちゃんと見た後に
弾を込め始める
”カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ カチャ”
マガジンに8発
”カチャ”
更に1発をマガジンに
マガジンに8発 チェンバーに1発 合計8+1発
試し撃ちを本来 庭でするのだが
異世界に居る為 銃弾を充分にあるが それでも出来るだけ節約したい
そんな気持ちがある為 試し撃ちは獲物に対してと決めている
セミオートはショットガンの音がどことなく抑えられている
それが又いい
ただ異世界に来るとは思いもしなかった
あと 射的場で撃ったM4 タクティカルショッティ セミオートの
買っておけば良かった
知っていたら間違いなく買っていたのであろうが
まー 早期リタイアした身だ
いずれはポンプアクションも欲しいのだが
お金がな――
ただ男はこの時、気づきもしなかった
音が大きいポンプアクションはこの森に適していないという事を
ショットガンのついでにライフルとイーグルもメインテナンスする
丁寧に丁寧に時間をかけてのメインテナンス
ガレージの温度が少しだけ冷たい気がする
そういえば以前とった鱗の獣の毛皮。。。邪魔だな 地下室に移動するか
気が付いたら昼を過ぎている
叔父さん:「Yo Snake (おーい 蛇)
Do you wanna eat something?(なんか食う?)」
声をかけるとニョロっとシロ蛇が出てくる
冷凍庫からウサギ肉を取り出し 軽く茹でて解凍した物を差し出す
ゆっくりと シロ蛇が飲み込んでいく
相変わらず食う量が凄いな 本当は1~2週間に1回だろ。。。
異世界に来たからなのか? 元々そういう種族なのか?
そんな事を考えてたら
シロ蛇が飲み込み終わる
叔父さん:「Do you need more? (もっと食うか?)」
シロ蛇は満足したかのようにニョロっと何処かへ
男は残った肉に塩コショウを付けて食べ始める
その後パントリーを整理し
スモーク小屋を整理し
コヨーテとじゃれて
洗濯をして
夕飯をとって本日は終了
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