田舎の竜騎士見習いは帝都の空で愛を狩る〜大自然に囲まれてのんびりしてたら帝都の学院に放り込まれた〜

第２章 帝都へ

第２章 登場人物紹介

▶ベルラン・セイレスト

十八歳。セイレスト辺境伯の息子。前世の記憶がある転生者。八男の末っ子。編入試験を受けるため、いざ帝都に出発！

銀白色の竜（ギンハ）の主人。

▶ミルウス・セイレスト

ベルランの父方の叔父。年齢不詳。強い竜騎士。瑠璃色の竜（ルリー）の主人。

【竜（ドラゴン）について】

『騎竜』

竜騎士が乗る竜のこと。竜が主人を選び、竜の選ばれた者が竜騎士になる。主人以外のヒトを乗せるのをとても嫌っている。基本は一人乗り。『古のコトバ』で会話ができる。

▶銀白竜（ギンハ）

銀白色の竜。生後三ヶ月の幼竜。成竜になったら、ベルランの騎竜になる予定。

▶瑠璃竜（ルリー）

瑠璃色の竜。成竜。ミルウスの騎竜。強くて嫉妬深い。

『野生竜』

読んで字のごとく、人に飼われていない野生の竜。人に危害を加える竜は『邪竜』と呼んで区別されている。『セイレスト辺境領』の『空天の渓谷』は野生竜の群生地で有名。