あめつち詞
報せの鳥は数を減らしつつも、あやぎり朝へ帰って来たらしい。俺が
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ことばそのものには形がない。それなのに、一音一音に文字をあて嵌めた瞬間。遠くの
(一度に覚えるには多過ぎる。大体なんだこの大陸文字というのは、複雑すぎるではないか。もっと容易く書けぬのか)
(仕方がない。我々は文字を持たない民なのだから。ひたすら書いて書いて書きまくれ。慣れれば使いこなすのも苦にならない。何なら発音さえ同じなら、これでなくとも通じる)
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