第6話 情報集め

 次の日、キリアキアの情報について精査するため、アイリーン少佐と再び城に来ていた。

「やはり、キリアキアの拠点はこことはブラックホールを挟んで反対側、地球にありそうだね。先日の侵攻も地球を出発、途中の惑星で中継してから来ている、と観測できたからね。ただ、エンジンと食料が心配なんだけど、それは大丈夫なのかい?いくら高性能だからって燃料がつきれば終わりだろう?」

「あ、それなんですけど、燃料はブラックホールと同じ原理を用いた、エターナルエンジンなので問題ないですよ。食料は行き帰り、戦闘を合わせての10日間分持って行って、途中で足りなくなったら備蓄を切り崩して使うので大丈夫だと思いますよ。どうしても足りなくなったら敵から奪い取るか、こっちまで帰ってきていたら買いますし。」

「そういうところは容赦しないのね。」

「ええ、そうですね。じゃぁ、ちょっと準備してきます!」

と言って、近くのショッピングモールで、10日間分の食料を買いに行った。そして、ついでに予備の弾倉を武器屋に買いに行った。そして、城に戻って、

「探索者ギルドにも寄ってから行ってきますね。じゃぁ、いってきます。」

と言って、探索者ギルドに向かった。探索者ギルドに着くと、

「リーンさん!!行ってきます!!」

「ええ、行ってらっしゃい!!気をつけて!!」

と言う会話をして、宇宙港へと戻り、発艦準備に取りかかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る