設定資料的な何か①

魔法

発動者が己の中で術式を組み立て、魔力を術式に流し、対象がいるに放つ技術。後述する魔術とは同時に発動することも可能。

魔術と比べ才能がものを言う技術であり、道具を用いて発動することもあるが、道具を扱うにも才能が必要となる。

しかし、術式を新たに作り出したり、改造したりという部分においては魔術よりも自由度が高いといえる。中には一発で都市を破壊できるものもある。

その術式を扱う術者は国際的に高い地位にある。


 魔術

発動者が組み立てる術式に必要な術式のコードとも呼べるものやその術式の行使に不足している魔力を術式と最も関係が深いから引っ張り、対象がいるへ放つ技術。魔術の多くは神話や伝説、童話などがモチーフとなっている。

例えば、天使に関する神話を元にした魔術を使用する場合、天界から術式のコードと不足分の魔力を持ってくる。 

術式の発動に必要な魔力が足りている場合は発動者の魔力だけで発動することも可能。魔法では発動者の魔力が足りなければ術式は行使できないが、魔術ではその制限もないため、多数の術者が魔術を行使する。

なお、魔術は一定のレベルを超えると必要魔力量が桁違いに跳ね上がるため、高難易度魔術を自力で発動できるものは一国家に一人の割合ぐらいしか存在しない。

 

 精霊

魔法や魔術が表舞台に出てくる前から存在している。自我やそれに準ずるものは持っておらず、自分で行動などはしない。

しかし何事にも例外というものはあり、極稀に偶然が重なり結果的に人を助けたり襲ったりすることがある。これにより人からの信仰や畏れを大量に受けると自我が芽生え、対話可能な存在になる。

種族として妖精族がいるが、妖精族の場合は精霊からの進化であるため、特別信仰などの対象になっているわけではない。

一定の信仰の強さを得ると神格化し神となる。その場合は信者にも加護が掛かったりなどする。

 

 神

多くは精霊から神格化したものであるが少数だが元から神として存在している者もいる。後者の場合はめったに人がいる界には現れず、現象のみを起こし天啓と呼ばれる魔法を使ってくる場合があるため信仰の対象となっている。

また、神が起こした現象の多くは魔術のモチーフとなっており、中には神が行使した魔法の完全再現に成功したという噂もある。


 魔穴まけつ

2100年に発生した上空に発生した現象。魔力や魔子、魔素などが一か所に集められ、圧縮されることにより発生する現象。界の壁を破り別の位相の界とつながることがある。


 迷宮

山の麓の穴や海底の建物、浮島 所謂ダンジョンであり、魔獣の巣となっている。ダンジョンからは非科学的に珍しいものが産出される。

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