第15話 おやじの話「人魂」
おやじから、聞いた話になります。
今から約80年前の話になります。
急な用事で出かけ、帰宅した時は、辺りが大分暗くなっていました。玄関前にたった時、にわかに急な寒気を感じて 振り向いたら、目のたかさより、少し高めの処に 青白く鈍い様な光の玉?らしいものが 浮いていたそうです。玉は、少し浮いては 少し下がる様に、戸惑っている様な、未練が在る様な仕草で浮いていたそうです。
その内に、静かに そしてゆっくりと天に向かって行きました。
これが「人魂」だと気が着いたのは、その後しばらくたったのちでした。
その時の心境は、怖さは感じられなかった。との事でした。
その後、近所の方が亡くなったたの知らせが有ったと聞きました。
初めて 「人魂」を見た昔のはなしです。
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