スーパーには、毎日色々な方が買い物に来られます。

明るい方、迷惑な方、恐い方、中には不思議な方も来られております。

今回は、とても不思議な方を書き出してみます。

今から2年前のはなしになります。

水木しげる先生の作品の中でカエル男を知っておりますでしょうか、まさしく顔の骨格や雰囲気が、カエル男に近かいと考え下さい。

普段の日 16時ころに買い物に来られ、会計後は、袋詰めする台で買い物を詰め込むのではなく、ただ外を見つめているのです。時間としては、2～30分位になります。店側としては注視人物となり、遠くから見ていましたが、更に気になり、台を拭くふりをしながら近ずいたら、「ゲコゲコ」と妙な声なのか音なのかわからないものが聞こえて来ます。

「カエル？」戸惑いました。外を見ると、今まで晴れていたのに、雨っぽくなっています。しばらくすると男は、立ち去りましたが、二度と来店する事は有りませんでした。

妙な人でした。