第5話 街の様子が、
今日は、昨日のリベンジをしに街の外の森に来た。
なぜ森にきたのか。それは俺は火を操る魔法を使えるから森には俺でも簡単に倒せるモンスターがいるかもしれない。
ガサッガサガサッ
なんの音だ!?
ガサッ
「うわっ!」
なんと木の影から出てきたのは顔のある大きなキノコだった。とりあえず燃やしてみるか。
「くらえ!
俺の『火炎球』はキノコのモンスターのお腹に突き刺さった。
「グォォォォォォ!」
よし効いてるぞ。このまま焼き続けよう。
「火炎球!火炎球!火炎球!火炎球〜!」
「グォォォォォォォグググォ?」
「あ、あれ?」
どうやら聞いてないようだ。なぜだ?俺の『火炎球』はキノコのモンスターのお腹に突き刺さったはずなのに。
「グァォォォ!」
「ヤバい。キノコのモンスターが突っ込んできた」
し、死ぬ。
ズドーンッ
あ、あれ?キノコのモンスターはいきなり倒れた。なぜだ?
よく見るとキノコのモンスターのお腹が燃えてるいる。どうやら俺の『火炎球』の炎は相手の体の中で爆発したらしい。
俺の『火炎球』は想像以上に強かったらしい。
けれどこれからもっと特訓して『火炎球』を極めよう。
俺はあれから色々なモンスターを倒してから街に帰った。
あれ?おかしいな。いつもはにぎやかな街なのに今日は誰1人として外にいない。なぜだ?
その答えはすぐに分かった。街の中心地にある大きな広場に物凄く恐ろしい気配をした人の形をした『何か』がいた。やつはなんだ?
「グハッ、」
突如俺の腹部に強い衝撃が加わった。俺はやつにお腹を殴られていた。なんて威力だ。骨が何本か折れている気がする。
「俺は魔王だ」
「な、なに!?」
なぜ魔王がいる?普通魔王は魔王城にいるものだろ?
「この頃この街で誰かが召喚されただろう?」
「どうしてそれを?」
「どうせ死ぬのに聞いても意味がないだろう?」
「クッ、」
「街の人は無事なんだろうな!?」
「知らないな。俺がこの街に来たら全員家に帰っていったさ」
ということはみんな無事か。良かった。
「俺は今からこの街を破壊する」
「はぁ!?なぜだ!」
「それは俺の気まぐれだ」
そう言って魔王は体を浮かせ右手を振り上げ魔力をため始めた。
クソッ!このままではこの街は消える。俺が止めるしかないようだ。
そう考えていたら魔王は右手を振り下ろした。
「ハッ!!」
「一か八か!召喚!ランドリー・ブルー助けてくれ!」
この街の運命は俺にかかっている。絶対に魔王を止めて見せる!
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