忘却のアリス

@KARAAGEKING

忘却のアリス

私の名前は、アリス。目が覚めたら、見知らぬ草原で寝ていた。名前以外何もわからない。何故この場所で寝ているか、ここに来るまで、何をしていたかも分からない。ただ何故か夢を見ていた気がした。

とりあえず、周りを歩いてみることにしてみた。

歩いてみて分かった事は、2つ。

一つ目は、近くに山があること。

二つ目は、山の反対側にあれた場所があること。

じっとしていても、しょうがないと思ったからあれた場所を散策することにした。そして、何かが落ちていることにきがついた。落ちているものを拾った。拾ったものがナイフだと分かった。ほかに落ちているものはなかったが、あれた場所の奥に森を見つけた。

おなかがすいてきたから何か食べられるものを求めて森に向かった。そこで食べられそうな木になっている果実を見つけた。その果実を収穫しようと思ったとき、誰かがその果実を収穫した跡を見つけた。周りを見回したが、誰もいなかった。何もいなそうだから、その果物の3個収穫して、近くにあった小岩に、腰を掛けた。その果実をたべた。甘くて美味しかった。たが何故か、食べたことがあるような気がした。お腹がいっぱいになり、平原に向かって歩き出した。

 平原に向かって歩いている途中、誰かが通った形跡のある道を見つけた。その道が何処につながるか、気になりその道を歩くことにした。その道沿って数十分歩いた。そしたら、遺跡みたいな物の前についた。少し考えて、遺跡みたいな物に入ることにした。遺跡みたいな物の中には、鼠がいた。少し恐怖を覚えながら進むことにした。進んでいたら、分かれ道にあった。アリスはナイフを地面に置いて倒れたほうに進むことにした。地面に置いたナイフは左に倒れたので、まずは左の道を進むことにした。

 左の道を進んだら部屋に着いた。その部屋には、さっき拾ったナイフと似たナイフがいくつかあった。ほかにも、金属製の物がいくつかあった。しかし、それらの物は、あまりほこりをかぶっていなかった。部屋を探してもそれ以上のことは、何もなかった。仕方いので、もう一つの分かれ道に向かった。分かれ道の分岐点を過ぎて、もう一つの道を歩いていると、何かの骨が落ちていた。しかしなんの生物の骨かは、分からなかった。道の奥に向かって歩いていると、部屋に出た。その部屋には、いくつかの机があった。その机の中で、一つだけ異常にきれいな机があった。その机の上には、ひとつの紙の束がある。その紙の束の表紙にさっき食べた果実とともに「忘却の実について」と書いてあった。興味本位でそれを読んでみた。それに書いてあった内容に驚き、紙の束を机に落としてしまった。書いてあった内容とは「忘却の実を一個食べると少し記憶失う。2個食べると記憶の半分を失う。3個食べると記憶のほとんどを失う。注意 ドンドン記憶がなくなっていくのではなく、眠気に襲われて次に目を覚ましたら食べた個数に応じた分記憶を失う。

記憶を失うのを回避する方法は山に生えている、解毒のキノコを眠気に負ける前に食べることのみ」だった。

 アリスは、草原を挟んであれた場所の反対側に山があったことを思い出した。アリスは、山に向かって走り出した。あれた場所を走っている途中、ドンドン眠くなってきた。アリスはあれた場所あたりでナイフを落としてしまった。だがアリスは、そんなこと気にせず山向かって走った。

 だが、眠気に勝てず、草原の真ん中あたりで、倒れて寝てしまった。

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