風花-風雅
劇するのおいでよ
やった内容が人体と料理に関しての物だったから
それに、終わり次第料理がただで振る舞われるし
美味しい話かな?って
その際にアクシデントで火事が起きて続けないとと思い水をぶちまける演出を取り入れたんです
それで、彼が出ていくとこを見ました
私は慌てて追いかけた
必死で
そうしたら、「×××××××」
そう、言われてしまった
当然のことだ
行かないでくれの言葉もでない
だからこそ私は「めんどくさい自信有るから」
said 男
人生で色んなことを経験しすぎた
喧嘩した
ゲームした
恋愛もした
両親や友は死んだ
もう、疲れた
これからは流されて生きよう
そう思ってた
死んだ濁りのある目をしたあいつに会うまでは
今日も学校か
気は重い
なにもする気がでない
電車内で、見かけたことの有る女
あいつは同じクラスの…なんでこっちを見る?
なんで話しかけようとして来る?
なんで話しかけてくる💢
「やめてくれ」
それが俺の最初の発言だった
彼女はシュンとした後、教室でならと言わんばかりに
俺にダル絡みしてきた
目を見てたら、分かった気がした
こいつは、俺と会う前に全て終了してたんだと
笑顔で声のトーンが明るくとも一度経験した者同士繋がる何かがあるかもしれない
俺はそいつと関わることにした
面白い程のばかだった
それと同じくらい良い奴で
あいつの廻りに人はいない
ただし、あいつには入る能力かなんかがある
そんなことを思いつつ
俺も、前よりずいぶん明るくなった
俺の隠してたパンドラの箱が意図も簡単に
開いてしまった
そんなことを思い出したら、飲み会は終わってしまってて皆イソイソと帰っていくばかり
彼女から、「今度看護学校で劇するからおいでよ」
とだけ誘われて…
本当は分かっていたんだ
彼女が俺のことを気にしていたことも
良き友人であろうとしたことも
だからこそ、俺はあえてこの場で突き放した
でも彼女は、諦めなかった
だから、今も俺は友人なんだ
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