第18話 パンツの行方

討伐したと思ってた盗賊の根城が見つかったらしく

再討伐を命じられたので、覚悟に加勢をたのんだ

久しぶりに会うなぁ

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「アンドリダと会うの?バレちゃうかも知れないよ?」

イーリアーが心配する

「うーん、そうだね。きっとバレちゃうね

大丈夫だよ。いってくる」

とっとと入籍した覚悟は新婚ラブラブである

自分の魔多乱以外にもイーリアーの魔多乱も浴びまくっているからへたな相手ならイーリアーのものかと思ってくれるかもしれないけど…

「まぁ、アンドリダじゃ誤魔化すのは無理かなぁ。まいっか」

いつもの調子でイーリアーの唇にチュッと音を立ててキスをすると軽い感じで瞬間移動していく

バレない辺りで出て歩くらしい


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「ちっ…やっぱ根城周りは罠だらけだな」

アンドリダは面倒そうに罠を壊す

「俺が先に行って罠の索敵をするよ。

アンドリダの防御ももう少し上げとこうか」

と、防御バフをかける


ドンッとアンドリダにでかいバフがかかる

「!?覚悟、お前これっ何したっ!?」

「いつものバフだ」

「嘘だろっなんか修行とかしたんか!?」

そういや魔物化して効果上がったんだった。

忘れてたなぁ

「まぁ、そんなもんだ」

怪訝そうにするアンドリダを無視して進む

強くなったからかサクサク進むなぁ


「よし。終わったな、アンドリダ。

飲みにでも行くか?」

討伐し終わりアンドリダの方を振り向くが

強張った顔で

「俺、大事な事隠してる奴とは飲みたくない」

とふられる。悲しい

「サッキュバスの移り香じゃない。お前から強い魔多乱が薫る。

誰だお前…覚悟どこへやったぁ!!?」

最後チャキっと刀を抜いて斬りかかってきたアンドリダを錫杖とで受け止める


人化を全解除した


「円光寺 覚悟だが…?」

「そんなはずあるか!!覚悟は人間だ」

「諸行無常だよ。アンドリダ」

「…覚悟…、なのか?本当に」

「疑り深いな、アンドリダ。

サッキュバス…イーリアーと共に有りたいと思っただけだよ…………あ、だからあのパンツちょーだい。嗅ぐし被るから。

どーしてもアンドリダが被りたいなら無理にとは言わないけどー」

大事な事だから言っておかないとな。

しっかり手を差し出す

「うわっやっぱお前覚悟だわ!変態っくそ変態っパンツは王宮の魔物研究所に渡したよ」

「ははは。じゃ今度貰いに行くよ

さ、大事な事は話たぞ!飲みに行こう!アンドリダ」

「はーーー!?お前っそれで済むと思ってんのかー!?」


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