第五章 日没

俺の名前は「青口 琉大(あおぐち るいと)」普通の高校生だ。家でぼうっとしていると急いでリビングに入ってきた妹の「真菜子(まなこ)」に急に「助けて」と言われた。

―時をさかのぼること数時間前―

私の名前は、「青口 真菜子(あおぐち まなこ)」とっても可愛い中学生(自画自賛)。そんな、私は今とっても困っていた。私の親友の「日葵(ひまり)」にとある相談されていた。放課後相談したいと言われカフェで相談をうけることになった。カフェに着いた瞬間、いつもからは考えらない勢いで話され、焦った。ここらで相談内容をまとめることにした。

・最近噂の幸せの手紙が入っていた

・そして、その手紙に入っていた薬を使ってしまった。

という事だった。日葵に「分かった。私調べてみると。」と伝えた。そしたら、日葵は少し安心した表情をした。そして、日葵は、鞄から手紙を出し、私に渡してきてこう言った。

「それを持っているまた使ってしまいそうで怖いの」と。そう言われたら受け取るしかなかった。その後、少し雑談をして別れた。カフェを出てすぐ善は急げと思い、色んな友達に幸せの手紙について知らないか連絡をとった。友達から薬の効果の噂の連絡がきたが、それ以外の情報は得られなかった。そうこう連絡をしている途中で、兄が情報を調べるのが得意なのを思い出した。そうして、急いで家に帰りリビングにいた兄に助けるを求めることにした。

そして、時は冒頭に戻る。

お前はゲリラ豪雨かよと思った。面倒くさいから断ろうと思ったが、可愛い可愛い妹から頼られたので、助けてあげることにした。

「何をして助ければいいの」と聞くと、ここに至るまでの情報を事細かく教えてくれた。そして、手紙を渡してきた。その後部屋に帰り、ネットで幸せの手紙の事や、薬の事を調べた。そして分かったことは三つ。

・一つ目は、幸せの手紙についての噂は全くといっていいほどなかった。

・二つ目は、手紙の用紙が隣町でしか売っていない限定品だという事。

・三つ目は、似たような効果の薬がさっきの手紙の用紙が売っているのと同じ隣町で、流行りだしたという噂があるという事。

次の日、隣町に行くことにした。町に着き、早速聞き込みをしていた。色んな人から、聞いていると、とあるビルで、売られていることが分かった。そのビルに向かおうとしていたら、「ちょっと待て、これ以上その件について調べるのはやめろ」と後ろから声をかけられた。そちらを向くと、瘦せ型の人がパーカーのフードを、かぶって立っていた。身の危険を感じ「分かった」と言いその日は、すぐに帰った。しかし、瘦せ型の指示に従うのが、癪に感じ、今日聞いたことを、まとめネットにあげた。

次の日、朝起きたらスマホが点滅し、通知を知らせていた。何かと思いスマホを見ると、昨日あげたまとめ内容について返信が来ていた。『koto sound』と言う人から、返信が来ていた。内容は、薬についてだった。薬の効果やどうすれば、いいのかが書いてあった。感謝の返信をし、リビングに向かった。リビングに降りると妹がいたので、昨日の事と『koto sound』から送られてきた内容を伝えた。そうすと、妹からすごい勢いで感謝された。その後、妹が学校に、いくのを見送り、自分も学校に向かった。

放課後また、隣町に向かい、薬が売っているというビルに向かった。そのビルを探検していると、薬を売買している所を見てしまった。やばいと思い、逃げようとしたが、何かにぶつかり盛大に音を立ててしまった。売人の方を見ると、こちらをにらみつけていた。走って逃げだすと、後ろからドンドン足音が近づいてくるのが分かった。いそいで逃げながら角を曲がると、横から思いっきりつかまれた。そのまま引っ張られ、口も塞がれた、しばらくすると、放してくれた。恐る恐る後ろを向くと高校生が五人いた。どうすると迷っていたら、話しかけられた。「何をしているんだ?」と聞かれた。「ちょっと探し物をしていた」

次の瞬間胸ぐらをつかまれながら「なんで薬を買おうとしてたんだ、どういう風になるのかわかってんのか」と怒りながら言われた。恐る恐る「知り合いが使っていて、助けてと頼まれたんで調べています」と言った。「噓をついてはないようだな」と言い胸ぐらをつかんでいた手を放してくれた。そのままいなくなろうとしたら、「一人で探すのは危ないよ」と近くにいた女の子に言われたが、「大丈夫です。」と言い走って逃げた。歩いていると、さっきの薬を売買していたところに着いた。そして、さっきの売人が一人いた。売人はこっちを見つけた瞬間ニヤリと笑った。背中に汗をかくのが分かった。しかし、覚悟を決めて、質問をすることに決めた。「どうして薬を配っているんですか。」と聞いた。そうすると不敵な笑みを浮かべながら「金儲けのためさ」と言った。そう言った瞬間後ろから、大人がいっぱい出てきた。死を覚悟した。その瞬間後ろから、大量の警察官が出てきた。俺はすぐさま保護された。その後の事は知らない。

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