第30話3/3: Mess/Reflection

“It appears that the most insignificant one is myself.”


 偉大な爆発の果て、水色の花火が美しく夜空を飾り付けたら、全ての可能性を見えてきたそうな目が一つ一つ閉じつつある。


 圧迫感が恐ろしく激しかったのに、一度その目が閉じられたら、代行者はただ劣等なるヴァーゲ同然になっている。


 征服に昂ったセレスタインの顔が今いとも恐怖な顔になっている。言葉もせずに、次の行動がないままに、凍り付くような奴は項垂れて目を逸らしている。


 耐え難い苦痛を感じるよう、代行者と共に、奴は目の前の戦いを無視して、その苦痛を耐え続け、血のような何かを吐き出している。


 不可能な速度と破壊力、更に戦いの知識が限られないような代行者が無敵であったくせして、翼と目が朽ちていて、苦悶の叫びを。


 何も見逃さないように、立ち止まった僕が苦しく立ち上げようとして、敵の存在を忘れたような奴らを一切に撃ち殺した。


 意外と簡単なものだと思うと、僕が見過ごした大事なことを気付き始めた。連中の力の増減が不可能なほどに、それこそ勝利の理由であった。


 力を無理やりに尽くしてしまったから、全然遠くない連中のオマが見分けられなくなった。だから、好転が誰のおかげだったことも、僕には分からない。


 セレスタインとステーン・アロイと呼ばれた代行者が滅亡されたことで、消えつつカンカミの中に僕が休んで、嫌なことばかりが頭に浮かんでいく。


 神を名乗ったストロンチウムの奴が死亡した、つまり誰かが奴を殺した。もし、あの誰かがいなければ、僕と連中がまだ生きているかな?いや、もう死んだに決まっている。


 詳細が分からなくても、ストロンチウムを倒したものがただ一人であると知っている。残念で、見知らない人でありそうだ。


 崩れかけたオンファロス、その苦い事実はこの街を救える死人の数が恐らく10人でさえもいなく、そして、全員が死人協会の人たちではないかもしれない。


 ヴァーゲと代行者を撃ち殺せる能力に恵まれたのに、今までの僕が奴らの前に手も足もないまま。多分、神様に恵まれたものは不正確だった。


 沈黙な夜、夜空を空虚なる瞳で眺めて、後先を考えずにいられたらいいのに。この世界にいる限り、不安だらけだね。すぐに終われば、いいことになれるのかな?


 残る火全てが自然に消火されたら、明かりのない夜には死人たちが勝利を得た一方、複雑な気持ちを抱え、笑顔をする幸せな人など見えていない。


 新しいステージを向かい、強力な英雄とされたものでさえも色々と亡くしていた。同時にある問題や故障が一つではないから、この結果が避けられなかった。


 実力者である人間との激突にとらわれて、神との戦いに間に合わなかった俺のせいかもしれない。どうしても、今できることは反省して、全てを一から見直すことだけだ。


 それは本当でありながら、見直すことから諦めることも時にはある。大怪我を耐えながら、最強とされた人物でさえ、俺には知られない人に大事なことを伝えている。


 泣きそうな顔と苦笑いで、絶望的なイェリンがあの人に“辞める”と身も世もなく言った。驚かせて、他のみんながそれに問いつけている。


 あの人の名前はナムリョンであり、襲撃した神を殺した人物である。死人協会に参加しなかった理由は、自由そういうものだった。


 そのため、イェリンの退陣を否定し、後任の提供でさえも。彼にとって、リーダーそういうものになれるには強さだけじゃなく、他の様々なことも必要とされている。


 その後、絶望な説得し合うことになり、議論したりしている。もちろん、どちらでも負担の大きい役職を否定し続けている。


 結局、俺の干渉が必要とされていた。権力の圧倒的なものだけれども、そういうやり方が嫌いでも、仕方なかった。


 最後のチャンスというアプローチもせずに、俺はただ最も正しく判断とみんなの意見に踏まえて、イェリンの退陣を否定した。もちろん、この後も色々な改造がやらなければならない。


 知らない次元を超えたほどの敵だから、今の状況はまだ大丈夫。強くなると、それも必要だ。どうしても、何の面倒にも迷惑されたくない奴には負けたくないだろう。


 みんなは全員面白い人だ。「反逆」の頃から「対抗」という頃まで。今ならまだ悲しんでもいい、きっともう一度心が晴れていくはず。


 未来はあまり読めないものだ。今後、他の神が来るかもしれない。だから、最強の力を準備して、覚悟の心で、俺らが“運命”とされた人類絶滅に挑み続ける。


“Another desperation could be a new hope.”

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