第10話Part 6: Fools/Naive
“The light of judgement visits the obedient fools.”
個人日誌や過去のニュースを読んでみたら、積み重ねた罪を気付いてしまう。使われる言葉が深い憎しみに葬られ、自分も全然知らない人々への憎しみだらけである。
他の誰かによってどんな酷いことが思い込まされたか?自分自身によってどんな酷いことが思い込まされたか?見えない糸に操られた人形ですら劣等な人形を操っていた。
急進的な私は急進的な敵とぶつかり合い、殺し合ったままに、愛し合う余地を作ろうとしなかった。とても愚かなもの、とても我儘なものだった。
最初に与えて教わったことだけに信じて、それ以外拒んだ。何故なら、ずっと師に「他の教えは異端である」と言われ続けいたから。加えに、幼少から大人まで生きていた環境はその教えを信じていたものばかりだから。
銃弾が響き、命が落とし続けても、勝利を目指し続けた私たちの耳はそれが聞こえないように、全てを無視して戦い続けた。例え、家族が犠牲になっても。
操縦者にとって、社会判断はずっと頼りできたものである。洗脳されたような社会は異常者を判断して、国の意図に再び従うように。敵の手に奪われないように、どうしても従えないものを殺す。そうであっても、社会はそれが正しい判断と思っていた。
極悪なのは私と皆であった。総意的に行動すると強調していても、結局自分以外に人を犠牲にしていた。そんな罪だらけの心は癒されるものなのか?
国を愛し、祖先を愛し、共に生きたものを愛していた。優しそうな仰ぎが破壊する武器にならないはずだとしても、事実はずっと残酷なものである。
裏切り者として判断されて、酷く罰を与えられたものは今までもう数え切れないはず。それより、この私の力で同じような罰を下したのはもう何回だった?
罪悪感もなく、涙も零せずに、日々が過ごすほどに強くなってきた力で操られた人たちを殺し続けていた。敵にも適当な言葉であるだろう。本当であるとも、自分が許されないものであるまま。
身体が進まなくても、どこまでも行けなくても、ただ何かを口にするだけで、私はもう殺人者になってしまった。権力というものは確実的に恐るべきものだ。
自身に満ちられていた人々にとって、選んだ道がただ一つの善の道だと思い、操る権威を疑惑しないままで戦争に巻き込まれた。終わりに待っていた敗北を知らずに、愛する人にはまださよならを言えなかった。
共通する人々だけを守って、抵抗する“悪魔”を滅亡するから、自分が英雄だと思って、その故に誘われる世界の終わりも気づけなかった。
特定な人々を憎み、“敵”にとって最も大切なものを奪おうとしていた。その行為には疑問が一つもなかった。数年そのままで続いてその果て、ある出会いの故に冷酷な心が変えさせられた。
争いが続いていて、誰もかも皆が弱くなっていた。知らない間に、手が鈍くなり、機械が頼らなくなっていた。その頃、まだ勝利を狙うものは愚かなものとして敵を打ち倒していた。
無限なる戦法があっても、やがて味方と敵は既にお互い読み合って、脳を使う戦いよりも、獣のように強さだけで戦い合う戦いになってしまった。
破壊力は全て、即ちもっと多くの人間を殺せる方が勝つ。単なるルールには防ぐのは共感だったが、それはとっくに消えていた。
自国の技術と自身の能力が無敵だと思いながら、敵に前方して、最終の絶対的な被害を与えろうとしていた。
最初は思い通りであっても、自分が瞬間的な勝利に盲目されてしまった。遠すぎる距離を取り、敵の地域にたどり着いたら、予想されない力に潰された。
倒されて、弱くなった私は最後の攻撃を仕掛けた。敵の基地に足掻き近づいて、着いたら自爆する計画もできた。
以外と体が重すぎ、ロボットを操縦できなくなった。少し動いても、血が零して痛くなっただけ。絶望な時には、計画を改革し、敵ロボットを待って、来たら自爆する計画にするつもりだった。
その頃、探知機が頼らないから、意識を保ちながら、煙に塞がれる視界と壊れた耳で、敵の来るのを待っていた。
目が霞んで何も聞こえなくなっている最中、知らない間に、意識を失っていた。眠りの中で、両国の夢を見て、滅亡の夢を。軍隊が敵を滅ぼすため、ただ進撃に夢中し、自分の国の状態を知らずにただ進撃に。勝者になったと思うまま、滅亡された自国を忘れてしまった。
悪夢から目覚めて、気づいたら全ての傷がもう治された。テントの中、医療機器などがあり、全てがローマ字と繁体字でラベル付けられてあった。
残る痛みを耐えながら、外へ。そこで見えるのは中華民国紅十字会であった。沢山の傷者が治療中であった。
周りを見て、忙しそうな皆は慌てていた。ここへ避難される傷者が次々と増しつつであった。詳しい情報を確認にしてみた時、いきなり弱くなって立てなくなった。
弱々しかった自分を直後に助けてくれたのは、挺する台湾人の医者である
暇になったら、意外と言った通りに戻った。それが欲しかったのは聞きたいことが山ほどあったから。特に自分の国を滅ぼそうとしている人を救った理由を。
「救い出すべき人は国境を超えるものだ。」と笑顔に添って答えた。最初は無知識な人だと思っていたが、私は誰であるのを知っていると言ったら、彼は馬鹿だと思っていた。
確かにそもそも彼らは攻撃できないが、私を救うには迷いなどなかったと問いかけてみれば、嘘みたいで「ない」と答えた。
何故かあんな答えを受けた私ががむしゃらに怒ってしまい、真夜中の沈黙を破ってしまった。それでも、あの人は冷静のまま、テンションを下がっていた。
その瞬間から、この目と思いで見られる自分はただ残酷な負け犬である。こうなってきた自分を嫌いすぎて、過去を思い出せることさえ苦しくなる。
ごみのようなロボットで中国へ帰させて、彼らの顔には辛い気持ちがはっきりと見えていた。政府から幾つかの尋問を受けた後、戦争にまた戻りかけた時、第三次大戦が終了、平和のためじゃなく、知らないものとの戦争だった。
怪獣が現れ始めた時、怖くても喜びを感じた。それは人間を皆守られる喜びであった。結局、その時が漸く来ても、弱すぎた自分が確実に死亡した。それは最初に考えたものだった。爆発で人が死ぬはずなのに、味方が死んだとも、誰にも知られないままに自分だけが生存している。
そんな人生がずっと秘密にしていたが、今回こそ吐き出したかった。この釣り針に引かれた魚がないままに、船が動き続けている。
罪を告白するようなところであり、船に乗るのは二人で、ブリッジが壁のように隔てている。互いの顔が見えないままに、遠慮なく語り合うことができるように。
他の客が私と異なって、言う方でもなく聞く方でありそうだ。結局、私以外の声がないのは二人がまだ魚を取れないという意味だ。
休憩を取って、ブリッジに肩を偏って、星々を見ている。なんて静かな夜と思いながら、それがもうすぐに終わるだろうと知っている。
偶然に思いが叶えられ、静かな夜が終わる。戦いには最も相応しくない時だが、それは仕方ない。その時から私が死んだか生きたか分からないまま、確かめてきたのはただ一つのことである。
普段のように、出現する化け物たちが私の力では簡単に潰される。また、同じのような夜になってしまうと思ったら、忘れてしまったものは面白いことを。
私が持っている武器がただ短刀なら、そっちは弓矢を使っている。顔を出さないまま、あの人は一緒に戦っている。
一人で充分であれば、二人では早すぎる。時間をかからぬ、全てを退治していた。水面に立っている私が船に戻りつもりだったが、ブリッジに立つものは意外なものだ。
輝いている弓矢を持つままに、他の客が姿を見せる。あの時とは何も変わらず、同じの笑顔で飾られて、あの時の同じ人が見えている。
言いたいことがある。それなのに、どちらでもまだ何も言わずに、彼はすぐに姿を消した。あの時と同じ、読めない人だ。
「——騒音がどこから来ると思ったら、原因は死人になった
異常な夜がもう終わると思い始める時、知りそうな女性の声が聞こえる。それは誰でもなく、聞いたことがある声は元韓国の大統領、ムン・イェリンの声だった。
鼻高々な声で彼女は多くのことをいきなり説明する。数人の護衛と共に、死人協会の首脳として改めて紹介して、参加に説得している。
——途中で、いきなり皆の表情が変わった。
空気が全く違うと感じられ、私は上を見る。見えるのは暗闇に滲んでいる空。その瞬間、何か大変なことが起こり始めるという予感がしている。
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こんなに圧倒的な存在だと思わなかったけど、村山さんと桜井の警告を甘く見たのは大きな間違いだった。これなら準備を早速整えばいい。
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この無限なる宇宙にあるもの全てが全部愚かなものに過ぎない。真実を拒み、知識を埋める。嘆きの種に触られ、戦える強さも共通する愚かにより災厄となり、滅亡へ導いていく。進化できない原始人、なるべき世界では生きられない。
「神罰に受けるものにしては、驕り過ぎる顔がしますね。」
神々しい栄光でさえもやがて終わりに近づいている。自分の奴隷の居場所に力の欠片を落ちてしまった無敵なものは、自分の愚かさに必ず絶滅される。
「殺戮を叶え、崇拝されたい自己陶酔の神など、この世界にはもう必要とされない。要するに、今回こそ奴らの時代はもう俺たちの手で終わらせる。それでも、喜んでないか?」
「そうですね。私たちの勝利の時だ。ならば、世界を変えろ、誠志郎。」
“Let’s find a new enemy so we could be united again.”
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