第4話Provenance/Union
“Bewildered, as the beast came to hunt down.”
知らないと口にすれば、その一言をだけに、無限な可能性が広がるだろう。人によって、受け取るのは間抜けだと、無関心、心なし、格好よく、賢明、等閑、それぞれに理由がある、見る目がある。
ずっと浅学な人として生きてきたんだ。浅はかな知識を持ち続き、俊士に会ったからこそ、全てが明らかになり、別な人になる気がした。尚、確認してみたら、そんな見方こそが浅はかであると笑われた。広い世界では広範な考え方をと、よく知られる基本的なものも、活用までは契機が必要である。
だから、知っている振りするよりも、正直に知らないと言う方がいい。
奇跡であるような、短い出会いが全てを変えて、目標が開く原因となった。今は全てが思い通りになるため、自傷せずに生きていくのさ。
出会いの時は、救われて、問いかけられて、答えられて、語られて、重要なもの全てを解説してくれた。聞きたいことが山ほどあるから、また出会えたら、全部を。
場所は修羅場だったが、夜は静かなままで、隣の声もなく、警察も来ぬ、いるのはただタバコを吸った男の姿と、惑っていた二人。
悩みの一人がそうである中、ナムリョンが微妙にオドオドと問いかけた。実は聞きたい質問ではなかったが、誠志郎が関係のない答えで返答し、実に聞きたかった出されない質問に答えた。
予想されない夜も結局長い話し合いとなり、全てが明らかになるため、迷い一つも残れないため、後悔全てが消えていくため、誠志郎の目的が達成できるため。
出血していたナムリョンに近づいて、回復技を。言った技があるのを知らないものは驚かそうであり、タバコを変えたものはベッドに近づいて問いかけた。
「この人、まだ大丈夫なのか?」
考えれば考えるほど、あの時の質問にはいい答えなど全く考えないんだ、今までも。やっていた技などは知らないが、信じてみようとしても、何故か歩美がまだ戦えない気がしている。
仲間を信用する問題だけじゃなく、総合力を増やす必要もある。するには中々遅かった、促させたのも先の発達である、意外と速すぎる発達だと気付いたから。
そもそも人数がより多かったが、集めるのは同じく辛いと思ったら、勢力がやっぱり大大きすぎる。敵じゃないけど、所属したくないだけ。協力する、どうしてもまだ同じ世界を望んでいるから。
連中は同じなのか?それとも違うのか?このようになれるまでは、どんな苦しみに飲み込まれたのか?飄々する人がいる?それとも空寂である?
怖がっているよりも、空虚な顔、そう思われても、面の後ろにはまだ隠れるものがあった。心が揺さぶりすぎて、本物と偽物を区別することもできなくなった。
目逸らしている歩美を診断しているようで、終われば一つを確認していた。それは、本人がまだ続きたいのかと問いかけた。
困り果てるナムリョン、戸惑う歩美、その間に答えを待っている誠志郎がタバコを捨てて助言を言った。
「英雄にならない方がいいよ、無理やりになるよりも。最初から『英雄』なんて存在していない。自分を苦しめるよりも、やりたいこと見つけ、それが人助けるのを確認できれば、それじゃもっと楽になるだろう。」
それを否定し、異論を伝えようとしている中、突然歩美が泣き始めて、顔を隠しながら。仕方ない反応と思うから、誠志郎がナムリョンの質問を聞きたかった。
「死人協会」って中々いい名だねと、自分なら団体なんか名前などまだ考えていない。ブランク、こんなもんなら。こいうのが欲しいと思わせるのは何故か死人協会の一人が俺に来た。
天才な人物でありそうで、複雑なことだけ言い続けている。そんな良さに仰天しているが、心配している。何故なら、若すぎると見えるから。
楽しいものもなく、全てが苦しさと言われるのもできぬ。だが、戦場というものは惨劇であり、人が絶望に飲み込まれる場所である。その中に、必要されるものは力と知識だけでなく、意志も勇気も、故に未熟な人は巻き込まれないように。
確かめれば、この人はやっぱりまだ十代、中学生同等である。それに関して、聞かれた時、顔に表情されたのは思い通り、嫌な顔、なめられたくない反抗期の顔である。
警告を言っても、やっぱり侮辱として受け入れたんだ。緊急であっても、これが正しいかどうかと思いながら、イラついた少年が去っている。
その後、面白い広告がビルボードに。死人協会の、披露するものである。強い組織と、人類を守る組織と強調している。
それでも、先は質よりも量に中心しているそうだ。死人でいれば、すぐに徴兵している。そうみたいなアプローチにはどんな逆効果があるのか。先はどんなものに対立しているとか、本当に分かっているのか?
先ず、問いかけられたのは基本質問であった。タバコを吸うままに、全てを説明して、全てを解説していた、歩美の答えを待ちながら。
原因はテイネ、それは襲撃した狂おしい人物の名前である。この時代のものじゃなく、この地域のものもなく、メソポタミア文明のものである。
知識に飢えるテイネは、世界への知識を蓄えている中、猛烈な砂漠で廃墟を見つけた。内部、千の巻物が見つけられた、まだ粘土板の時代であっても。
知識が増えていく中、いつの間にか廃墟の範囲が広がって、また隠れていた知識を見せつけられていた。
無限だった、終わりなく、テイネが読み続けていた。でも、人間と同じく、死する時が近づいていた。まだ知識に飢えるだけじゃなく、世界への見方が非常に変えてきたテイネが、絶望の中、永遠を望んでいた。それは世界が愚かさに崩壊しないためであった。
死に逝く中、ある夢で輝いている神々と会って恵まれた。奇跡が生れたのはもとより、災厄が同時に生まれた。現在も人を殺している
「その後、テイネが何故今のようになったと、知りたいだろう。残念だが、まだ未知だね、知れば後で教えてやる。」
我らは今
要するに、屍者など、そしてヴァーゲという荒れ狂う怪獣を倒せずに生きていてもいいというのである。
屍者が終わりなく生きる限り、人を食らって生存して強くなっていく。ヴァーゲは予想できずに現れ、街も国も歩きながら破壊していく。
哀しくて守りたくても、力などなければ、ただ愚かとして死ぬ。今回は五回目、テイネの時代は一回目、この戦争は
その現実を聞かせた後、ナムリョンはもう一度問いかけた、自分には大事なものを。
「人間として生きていた頃のためである、その力、死人になる理由も。だから、人間の頃にはずっと弱かったら、死人になっても同じのままだ。」と答えた。
嫌だ……こんなになるのは嫌だ。やるべきことある……まだ、世界には変えたいものも山ほどある。チャンスを捨てて逃げれば、また傷つくだろう。でも……何故、何故心がまだ否定している。
沈黙の夜の中、ナムリョンが言葉を尽くしたら、急にベッドから喧騒の声、泣いてきた歩美が叫んだ、死人のままに戦い続けると。後はまた泣き声を。
ナムリョンが段々心配になっても、今回は誠志郎が歩美に近づいた。
「まあ、そうだね。逃げれば、お前にはまた後悔になり、もっと傷つくだろう。いいよ、ただ無理やりにしなくてほしい。」
さっきから、全てが暗く見え、怖いものだけが浮かんでいたけど、少しずつ溶けていて、消えていて。冷たかった感じも、少しずつ暖かくなり、少しずつ眠くなり、とても安く眠くなり……。
睡眠中であると、起きたら元気になるとナムリョンに言った。同時に、全部が既に明らかになるから、誠志郎が出ることに決めた。
「もっと誇れよ!ここまでのお前は、ただの奇跡ためじゃなく、生きていた頃のお前のおかげだった。決めた道はきっと惨劇であっても、人が増えたらもっと楽になれる。敵は屍者とヴァーゲだけじゃなく、人間も死人も。時には逃げて隠れてもいい。死んだら、全てが終わるから。元気になれ!運があれば、また会おう。」
そうだね、誇りとか仲間とか、そんなもの全然思わなかった。だから、今宵から、全てを変えて、また生き続けて、明けない夜だとしても。
扉が開けば、待っているのが少なくても、それぞれの特徴を持っているから、もう充分である。合計4人、信用できる味方全員。そのため、自分こそが信用されてできなければいけないんだ。
「行こうぜ、みんな!今宵は屍者狩りだ。」
“Living unwillingly, yet something keeps pushing forward.”
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