Scene2 後輩と読書
//SE: 扉の開く音
//生き生きと
「おつ!かれ!さま!です!」
//距離: 正面 少し離れて
//元気に
「元気だなって。まぁ好きな本の新刊が手に入ったのでそりゃあ嬉しいですよ」
//SE: 本のページを捲る音
「先輩、何読んでるんですか?」
(好きな本の新刊)
「先輩も新刊ですか。じゃあ今日は読書Dayですね」
//SE: 本のページを捲る音×2
//好奇心をもって
「先輩はどんな本を読んでるんですか?」
//生き生きと
「異世界系って、抽象的なのじゃなくてタイトルですよ。タ・イ・ト・ル」
「えっと、どれどれ。勘違いされがちな最弱冒険者 ~最上級冒険者だと思った?残念最弱です~ってなんですか?これ?」
//疑うように
「文字通り、登場キャラクター全員が主人公のことを最強の冒険者だと思ってるけど、実際は最弱の冒険者?面白いんですか?それ?」
「面白くないと読まないだろって?まぁ確かにそうですね。今度貸してください。普通に気になるので」
//少し間を置いて
「私が何を読んでるか、ですか?黙秘権を行使します」
(からかう)
//少し照れながら
「が、学校で読めないような本なんて持ってきません!」
「私が読んでるのは、黒炎の支配者は1000年後の世界を堪能する~気づいたら1000年経ってたってマジ?~です。ほのぼの系です」
(怪しげな目線を向ける)
//少し焦りながら
「そんな疑いをかけるような目で見ないでください!ほら!全然大丈夫でしょ!」
(開いてるページ、濡れ場寸前なんですが?)
//少しパニック気味に
「開いてるページ?え、あああ!こ、これは違うんです!確かに濡れ場寸前に見えますが、違います!前の一文を呼んでください!魔力交換ですよ魔力交換!」
(半分濡れ場じゃねぇか)
//少し呆れながら
「半分くらい濡れ場?はぁ、先輩はそうゆう風に見てるってことですね〜」
//からかうように、そしてお茶目に
「いやぁ〜このムッツリさんめっ」
(無視して読書に戻る)
//だる絡みするように
「無視すんなよ〜なんか言えよ〜」
(溜め息をついてジト目を向ける)
//だる絡みするように
「溜め息なんて幸せが逃げるぜ?おい、やめろ。そんな哀れんだ目で私を見るなぁ!」
//少し悩むように
「どんなキャラが好き。ですか?そうですねぇ〜」
//楽しそうに
「やっぱり面白いキャラクターでしょうか。一緒にいて飽きないようなキャラが好きです」
「いつもはチャラっとしてるのにふとした時に見せるギャップとか凄くいいですよ?」
//ニマニマしながらからかうように
「そ、れ、で、先輩は〜どんなキャラが好きなんですかぁ〜?」
//さらに煽るように
「まさか、言えないなんてことはないですよね?」
//相づちのように
「優しい人って普通すぎません?」
「えっと、自分がオタクだから、それに理解があって」
「ゲームが好きだから一緒にできる人で、うん?ちょっと待ってください?」
//少し照れるように
「先輩、先輩の好きなタイプじゃなくて好きなキャラクターのタイプですからね?」
//少し困惑するように
「え?好きなキャラクターが自分の好きなタイプ?理想高すぎですって。ん?最後まで聞けって?もぉ〜そこまで言うなら聞いてあげますよ」
//少し間を置いて
「優しくてオタクに理解があって、一緒にゲームができる人で、あとはなんですか?」
「茶髪で、髪がふわふわしてて」
//段々と照れながら
「お茶目で、一緒に居て飽きない人で................」
「年下の方が可愛いがりがありそうだよな...........そ、そんなことありません!」
「誰もお前だなんて言ってない...........?」
//照れながら
「う、うるさいです!からかわないでください!まったく、まったく、これだから先輩は」
//照れながら声量をだんだん小さく
「顔が赤い?............うぅ............誰のせいだと思ってるんですかぁ..............」
//開き直るように
「だ!い!た!い!何ですか!?そんなに私が好きですか!?」
//困惑しながら
「な、なんですかその溜め息は!」
//さらに困惑して
「結構前からずっと言ってる?」
//少し間を置いて
「.................ね?って。いや、思い返してみれば推し語りしてる時はずっと言っていたような...........」
//照れながら小声で
「じゃあ、ずっと先輩は私のこと...........」
(優しく話しかける)
//照れて焦りながら
「ひゃ、な、なんですか?」
//少し落ち着いて
「私のタイプですか?俺だけ言うのは不公平って?」
//思考がまとまっていないため反射的に
「た、確かにそうですね。不公平はダメですよね..........」
//深呼吸して
「私の好きなタイプは、優しくて」
//落ち着きを取り戻して
「普通じゃないかって?聞いてきたの先輩ですよね?そんなこと言うならやめますよ?」
//呆れながら
「謝るなら最初から言わないでください」
「続けますね。優しくて、面倒見が良くて、普段はダラケてるのに大事な時はしっかり」
//少し間を置いて照れながら
「...............ギャップがあって、私のこと大事にしてくれてくれる人ですかねぇ」
//照れながら
「いると思う?あ、当たり前です!いてもらわないと困ります」
//気まずく
「今日は帰ります...........ってもう下校時間近いですね」
//嬉しそうに
「途中まで送ってくれるんですか?まったく〜しょうがないですねぇ〜いいですよ」
//近づいて耳元で
//距離: 右耳元 近く
「エスコート、よろしくお願いしますね。先輩」
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