第2話 生まれてから幼稚園時代
2006年7月27日僕が生まれた。
母から聞くと普通の赤ん坊よりやや重い体重で生まれたらしい。
もちろん、僕はこの頃の記憶を一切持ってはいない。初めて食べた物の味も、初めて泣いたことも。
ただ今思っているのは、色々な人が大事に育ててくれたおかげで今の自分がいるのだ。
みたいな事を思っていない。何も考えられないそれだけだ。
物心ついた頃には、幼稚園に通っていた。毎日のようにバスに乗り、友達と遊び話して帰る。
そして時には喧嘩をして、泣いたこともあった。
そして僕は、正義のヒーローに憧れた。悪役を倒し、みんなを救うヒーローにね。だからヒーローになるために特訓もした、みんなを助けるためのヒーローにね。
だからなのか、幼稚園が1番モテた。色々な女の子にラブレターをもらったし、初めてのキスもした。
そんな甘い世界が今でも続いてたらなと思う時もある、現実を目で見ながら。
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