応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 完結おめでとうございます

    エンリコの凄まじき執念、老いてますますさかん。
    最後は全てを思い通りに。
    とても面白かったです! 読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    いえいえ、こちらこそ長い物語を最後まで読んでいただいてありがとうございました!

    『第4回十字軍』は誰しもが知っている歴史的事件ではあるけれども、なぜあんな状況になったのかはあまり知られていない話。

    それを“実行者”の側から書き、偶発的なものではなく、あの時代の人々が引き起こした策謀と欲望の融合物であった事を知っていただければ幸いです。


    重ねて、コメントありがとうございました!

  • ラニエーリ!! そんなに早く死んでしまったのか!!Σ(゚Д゚)
    しかし、海の男としてやりたいようにやって生きたのは、本望だったのでしょう……。

    作者からの返信

    ラニエーリはほんの数年で父の後を追いますが、ダンドロ家の海への想いはナクソス群島公国の歴代の王が引き継いでいきます。


    共和制国家における世襲を、自らが範となって退いたのも、ラニエーリのかっこよさだと思っています。

  • 第458話 旅はなお終わらずへの応援コメント

    エンリコ、やりきって満足の死でしたね。息子に看取られて……。
    合掌。きっと、アーディルもこの訃報を知ったら、死者への祈りを捧げてくれるでしょう。

    作者からの返信

    アーディルの思想も、息子のカーミルに引き継がれますからね。

    カーミルは神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世と、宗教の壁を越えて友誼を交わし、親友となりますから。

  • 第457話 父と子への応援コメント

    >マヌエルの愚か者のせいで光を失ったが、今やその帝国は潰えた。よくまあ、本当に一介の商人が帝国を平らげるなど、誰が想像していた事か

    本当ですよねぇ。しかし、本当ーにそうなってしまいました!誰も想像しなかったでしょうねぇ。

    作者からの返信

    だからこそ、エンリコの執念と奸智が凄いのですよ。

    王侯貴族でもない一介の商人が、世界を牛耳れる位置にまで駆け上ったのですから。

    悪名も相当ですが、それ以上に成し遂げたと思えるほどの濃い人生ですよ。


  • 編集済

    >アニェスとしては、長年の願いがやっと叶うと、安堵の笑みを浮かべた。

    自分で見つけた愛する人との結婚。おめでとうございます。テオドールと結婚後の記録がぷつっとなくなるのは、平穏無事に、市井の女性として生きたから、でしょうね。

    作者からの返信

    波乱万丈の一言では言い表せない前半生と、それを帳消しにできたであろう穏やかな最期を迎えられたと思います。

    彼女の歩みだけでも、貴種流離譚としては濃密な物語を描けるでしょうね。

  • 誰も彼もがエンリコにペテンにかけられた被害者だ。唯一、被害を免れたのは、アイユーブ朝のアーディルだけだ。

    本当ですねぇ。イノケンティウスもその〝ペテン〟にかけられた被害者のひとり……(^_^;)
    ラニエーリも交渉で大活躍ですね!

    作者からの返信

    アーディルだけは誠実かつ公正にエンリコと付き合ってきましたからね。

    互いにWINーWINだからこそ、それが出来たとも言えますが。


    教皇はむしろエンリコにとっては邪魔ですし、色々と妨害してくれましたからね。

    なので、隙あらば蹴り飛ばす気満々だったというわけです。

  • 第444話 後継帝国への応援コメント

    >アンドロニコスの息子であったマヌエルは、その妻が黒海東岸にあるグルジア王国タマル女王の妹ルスダンで、その縁故を頼り、イサキオスの王朝交代劇の際にグルジア王国へとアレクシオスを逃していたのだ。

    マヌエルの息子、生き延びて、成長したんですね。マヌエルは死ぬときは潔かった男でした。

    作者からの返信

    あの時、妻子を無事に国外へと逃がせていたからこその展開です。

    トレビゾンドは黒海貿易において重要な役割を担い、大きく発展していく事になります。

  • 第443話 お飾りの皇帝への応援コメント

    >帝都を焼き払い、復讐完了!
    皇帝を跪かせ、利益独占!
    教皇の顔に泥を塗り、これ以上にない神への冒涜と嘲笑!
    そして、契約に従い、守られたアーディルとの約束!

    す、すごい。全部が完璧だ。コンスタンティノープルを落とすところから、そのあとの新国家の体裁まで……。
    全部エンリコの望むまま!

    作者からの返信

    多少アドリブは利かせていますが、基本的にはエンリコの構想通りの展開です。

    30年の長き旅路も、ようやく実りの時を迎えるのです。

  • 第440話 1度限りの命令権への応援コメント

    >“軍団長への命令権”が、あろう事か“皇帝への命令権”へと化けてしまったのだ。
    塩漬けの債権が、値千金の商材へと様変わり。
    ボードゥアンを皇帝に推した真の理由、それが“これ”なのだ。

    ……なんとまあ……(絶句)
    そうでした。この約束の取り立てがまだでした。

    作者からの返信

    契約にはどこまでも誠実なのがヴェネツィア商人。

    交わした約束は絶対に守るし、守らせる。

    なので、かつての貸し借りはキッチリと履行するというわけです。

  • 第407話 契約違反への応援コメント

    ついにコンスタンティノープルを焼く、というエンリコの悲願が達成できそうです。
    それにしてもエルサレム奪還のための十字軍が、もう何をやっておるのか? という状況ですね〜。

    作者からの返信

    十字軍は債務者ですので、債権者のエンリコには逆らえません。

    ただ、エンリコは一緒に帝都を奪い尽くそうと提案し、それに乗ってしまった以上、共犯者になってしまいましたので言い訳はできません。

    むしろ、この点では主催者たるローマ教皇が一番の被害者。

    現場の暴走によって名声が大いに傷つく事になりますから。

  • ニコラオスはまっとうな人間だったんでしょうね……。皇帝(盾)にならなければ、くびり殺される。なんとも血なまぐさい話です。合掌……。

    作者からの返信

    この後の帝国の行く末を予見すればこそ、矢表には立ちたくなかったのでしょうね。

    だからこそ、ムルツフロスのような悪評とは無縁でいられたのです。

  • 第404話 皇帝急死への応援コメント

    アレクシオス(4世)……哀れな最期……。利用され殺される為にコンスタンティノープルに自ら戻ってきたようなものですね……。

    作者からの返信

    周囲に良い様に利用され、最後は邪魔者扱いで排除される。

    哀れとしか言えません。

    ただ、教会への略奪や臣民への重税など、彼自身もやむを得なかったとはいえ、悪行に染まってしまいます。

    エンリコからすれば、本当に扱いやすい御輿だったんでしょうね。

  • >命綱もなしに、真っ先に城壁に飛び移ったのはナヴェーノだ。

    ナヴェーノ、勇気を見せましたね!
    国民から人気のないアレクシオス皇子、不憫ですね……(;・∀・)

    作者からの返信

    国民の視点からすれば、「外国から厄介者を招き寄せたバカ皇子」と言う事になりますからね。

    そりゃ反発されますよ。

    その後の事を考えると、外国勢力を使って内乱を鎮定するのは最大の悪手。

    国内への干渉を外国に認めるようなものですから。


    ヴェネツィアの海の男たちは練度も士気も高いですよ。

    この時のために訓練を続けてきたのです。

  • 第391話 ケルキラ島へへの応援コメント

    95歳! 本当ばけもん……、あ、言っちゃいけない? しかし、怪物とかそういうたぐいの言葉で言い表したくなります。すごいお人です。

    作者からの返信

    ほんとに化物ですよ。

    90過ぎた爺様とは覚えぬほどに精力的に動いていますからね。

  • 第390話 皇子の嘆願への応援コメント

    アニェスさんの涙は効きましたねー。ジョフロワの叱咤激励もよく効きました。あっという間にエルサレムへ向かうはずの十字軍がコンスタンティノープル行きに……。
    エルサレムの民は、この有様を見たら、目が点でしょうね。

    作者からの返信

    この状況を読めていたから、アーディルは余裕の態度でいられたのです。

    エンリコなら約束を守ってこっちには来ないとね。

    記録では私費で船を調達し、パレスチナに向かった十字軍の部隊もあったようなのですが、本隊はまんまとエンリコの口車に乗り、アニェスとアレクシオスの訴えを真に受けて北へと進路変更してしまいます。

  • 第388話 二重破門への応援コメント

    >そして、今も昔も“二重破門ドッピオ・アマテナ”を受けたる者は、後にも先にもエンリコ=ダンドロただ一人として歴史に名を残す事となる。

    ここまでくると、むしろこれは誉れなのでは……(笑)

    作者からの返信

    悪名も極まれば、それはそれで『カリスマ』と呼ばれる事もあります。

    どキツイ悪党は古今東西、枚挙にいとまがないですが、どこか魅力的に感じてしまうのがそれ。

    この場合は、一介の商人が堂々と教皇の姿勢に反旗を翻し、煽り散らかしているのですからそれはそれでカッコイイ!

  • ジョフロワ、いきなり土下座スタートで心証を良くする。この作戦は功を奏したようです! 策士ですね。

    作者からの返信

    上流階級では手順を通す事が重要ですからね。

    ここで教養の有無が如実に出てくる。

    なので古今の礼法や歴史に詳しいジョフロワが使者としては最適であり、同胞の危機を救うために全力で交渉に臨みます。

  • 十字軍なのに、エルサレムに到着する前に教皇から破門されちゃう。たいした事態ですよこれは……(;・∀・)

    作者からの返信

    そりゃ主催者である教皇の意向を完全無視しての暴走ですからね。

    破門は当然の事です。

    なお、エンリコにとっては鼻で笑い飛ばせる話なので、好きにすればとしか考えていません。


  • 編集済

    そりゃあザラの市民からしたら、崇高な十字軍がいきなり自分たちを攻めてきたら、悪夢以外のなんでもないですよね……。同じカソリックなのに。

    作者からの返信

    わざわざ目の前を通りますよと通達した上での不意討ちですからね。

    エンリコの性格の悪さがこれ以上になく出ています。

  • 第378話 最後の旅路への応援コメント

    >ではな。行って来るぞ、我が友ミキエーレよ。ここにはもう戻って来ないだろう。

    ああ、もう戻ってこないことを覚悟しているんですね……。
    エンリコの〝祝詞〟は圧巻でした。息子ラニエーリにだけは完全に理解されているのは、幸せなことです。良い息子を持ちましたね。(名君でも息子に恵まれるとは限らないものです……)

    作者からの返信

    そりゃこんな怪物と何十年と付き合わされていれば、いやでも色々と身に付くもんですよ。

    その点では、ラニエーリも十分すぎるほどの傑物ですが。


    エンリコ自身、そろそろ限界に近い事を悟っていますから、だからこそ最初で最後のこの好機を逃す事なく、そして、全てを出し尽くす気でいます。

    手土産持って、友と再会できることを喜びながら、最後の航海へと身を投じる。

    祝詞はその正直な思いですよ。

  • 第366話 不穏な空気への応援コメント

    なるほどねえ……。十字軍の騎士たちは「借金漬け」にして、一方、亡命皇子アレクシオスには、ビザンツ帝国を責めてくれたら「20万銀マルクを支払う」と条件をださせる。(きっとこの条件はエンリコが出させたんですよね、亡命皇子に)
    借金地獄に陥いる十字軍からすれば、まさに喉から手が出る程に欲しいものになる。
    エンリコは巧みですね。
    ……そして、亡命皇子はその金をどこから捻出できるか? なんて考えてないんでしょうねえ。

    作者からの返信

    古今東西、最も相手をコントロール下に置く方法、それは「借金で型にハメる」。

    エンリコはそれを仲介する事により、両方を制御下に置く事を目論んだのです。

    十字軍に対しては、運賃未払いによる負債を。

    アレクシオス皇子には、報酬未納による負債を。

    甘い言葉で契約を結ばせ、その後に状況を動かして債務不履行に陥らせる。

    これを何食わぬ顔でやってのけるのだから恐ろしい。

  • アーディルも年をとりましたねえ……しみじみ。
    ヴィターレ、次代のヴェネツィア商人として信用を得られましたね!

    作者からの返信

    アーディルもこの時は60歳目前ですからね。

    エンリコとの初会合の時が30歳手前だったことを考えると、本当に時間が経過したのだと分かります。

    その当時から“誠実”に付き合っていたからこそ、エンリコとアーディルは互いに信頼できる共犯者になれたわけですが。

  • いよいよ第四回十字軍遠征が具体的になってきました。
    エンリコももう90歳なんですね……。栄養状態の良い現代日本だって、90歳は相当な高齢。エンリコ、ここまで頭脳が冴えている状態なのは、もう執念ですね。すごいです。

    作者からの返信

    本当に執念ですよ。

    人生50年!

    並の人間なら、2回分の人生を歩んできているのですから。

    最初から最後まで一切のブレなし!

    取られたら取り返す、ただこれだけ!

  • 第333話 獅子心王の最期への応援コメント

    ああ……、このような形でリチャードは逝きましたか……。合掌……。
    村人に矢をいられ、その村人を許して、金貨までとらせる。リチャードらしいエピソードでした。

    作者からの返信

    当時の貴族としてはかなり温情ある対応だったとは思います。

    まあ、それが相手に伝わるかどうかは別ですし、戦の最中である事を考えれば油断してしまったとは思いますが。


    なお、リチャードを射たピエール=バジルは後でジョンに捕らえられ、拷問と皮剥刑で殺されてしまいますけどね。

    騎士道を貫いた兄と、そうではなかった弟の対比があり、そこが後世の人気にまで繋がってしまうのがなんとも……。

  • おおー、アニェスさんが成長して、物語に戻ってきてくれました。テオドールと実質夫婦みたいなもの。市井の者(のようなもの)として、愛する人を得られたなら、何よりです。

    作者からの返信

    彼女のこれまでの事を思えば、ここが安住の地というわけです。

  • リチャードの勝負カンが強すぎるという……(;´∀`) フィリップも当然強いんでしょうが、リチャードの戦上手には敵いませんでしたね。

    >巡回宮廷”を押さえられた事を何より恥じたフィリップは、行政機構や機密文書の保管について真剣に考えるようになる。
    この発想が、後の“フランス国立図書館”や“パリ国立中央公文書館”の下地となっていった。

    へーっ! 知りませんでした。面白いですね。

    作者からの返信

    フィリップも十分有能ですよ。

    負けて学び、改善策を考えてはいるんですから。

    ただ、戦に関してリチャードが別次元すぎるだけです。

  • ヴィターレさん! ラニエーリさんの息子!
    ……ラニエーリさん結婚してたんですね。

    作者からの返信

    これ以降もダンドロ家は長くヴェネツィアの名門として繁栄していきますのでね。

  • 第286話 統領就任への応援コメント

    >第41代ヴェネツィア共和国の統領ドージェに、エンリコ=ダンドロは就任した。

    おめでとうございます。票で決した以上、オリオは素直に引き下がりましたね。

    作者からの返信

    オリオはやらかしていましたし、エンリコはきっちりと功績を立ててきたのですから、順当と言えます。

    年齢に関しては、もはや執念としか呼べないほどに高齢ですが、それでも今後の事を考えると唯一無二の選択。

    これでエンリコに更なる権限が付与されました。

  • >エンリコにとっては生涯、最大最強の“敵”となる男との初顔合わせとなった。

    ほう。リチャード以上の〝敵〟なのですね。

    作者からの返信

    リチャードとは条件次第で握手を交わせる間柄です。

    しかし、ロタリオとは決して相容れない。

    いずれヴェネツィアと教皇庁の対立は必至な情勢ですから。

    エンリコが「ビザンツ帝国を滅ぼさない」と言う選択肢を取らない限りは、絶対に対決する事になります。

  • 第274話 英雄に幕は下りるへの応援コメント

    あー……、バリアン……。サラディン……。惜しい人たちが去ってゆく……。サラディン、バリアンに無償で土地を提供してくれたんですね。まさに高潔、寛容です。

    作者からの返信

    「第3回十字軍」の事後処理が終わってからすぐでしたからね、二人の死は。

    本当に全てを出し尽くした。

    これもまた、時代の流れが次のステージへと移行してしまった証。

  • 第273話 ヤッファ条約への応援コメント

    サラディン、重ねてバリアンをリクルート。しかし断るバリアン。二人とも激アツですね。
    コンラド、あっさり暗殺されてしまいました。彼も英雄だったのに……。

    作者からの返信

    ほんと「第3回十字軍」は東西英雄のオールスターバトルだったんですよ。

    ナンバリングされている十字軍の中でも、群を抜いて熱い。

    まあ、次の「第4回十字軍」が本作のメインなんですが、エンリコの悪辣ぶりがね~(汗

  • >そこには戦場で猛り狂う獅子はおらず、気の強い妹に振り回される気のいいお兄ちゃんしかいなかった。

    この身内には甘々なリチャード王、人間くさくていいですよね。(≧▽≦)

    作者からの返信

    リチャードって、身内にはかなり甘いんですよね。

    そうした二面性がまた魅力的なんですよ。


  • 編集済

    こんにちは。

    >ラニエーリの話は真っ赤な嘘である。
    そうと思われぬように、今の今まで徹底的にリチャードに恩を売っていたのだ。

    おうおう、怖いですねえ。ヴェネツィア商人を信用するのは。

    作者からの返信

    大事な事はちゃんと契約書にしたためましょう。

    口約束なんて、後でどうとでもなっちゃいますから。


  • 編集済

    こんばんは。

    こうやって見ると、サラディンはリチャードが捕虜を虐殺したので、「麾下の将兵への示しもあるため、手の内にあった十字軍戦士の捕虜を報復という意味で全て処断」して、不機嫌になり、早く十字軍に一矢報いたいという気分になっていた。
    リチャードがワガママ言ってフランス軍が帰っちゃった、十字軍が手薄で行軍していてもむべなるかな、という状況で、十字軍の人数が少ないのがわざとだなんて思わない。
    全部リチャードが盤面を回してるんですよね。サラディンはまんまと誘い出されてる。恐るべしリチャード。

    作者からの返信

    戦に関しては、リチャードはもはや異能レベルですからね。

    勝つための手段は選びません。

    幾重にも罠を巡らせ、勝てる算段を付けてから動いているのです。

  • 第249話 捕虜の扱いへの応援コメント

    うわー、なんてこった……。リチャード、あっさりと捕虜3000人殺しちゃった。
    そして、自分にとって最大の良い空気に持っていってしまった。計算ではなくカンで。おそろしい男です……。

    作者からの返信

    この辺りが、あくまで交渉の材料としたバリアンと、ガチで処断しちゃうリチャードの差なんですよね。

    まあ、それぞれにも立場や状況があるのですけど、リチャードのこの所業は本当にドン引きです。


  • 編集済

    >なお、現存する“黒鋼剣ダマスカスソード”を構造解析した結果、“ウーツ鋼”は現在でも使用されている“カーボンナノチューブ構造”が確認されており、どうやって精製したのか謎のままである。

    へええ……、すごいですね! そんなものが……。

    作者からの返信

    いわゆる「オーパーツ」ってやつですよ。

  • 第216話 兄としてへの応援コメント

    アニェスさん……。無事で良かったです(^o^)
    兄のもとに帰ってこない選択をしたんですね。

    作者からの返信

    ほんと運が良かったですよ。

    嵐で難破して、岸まで辿り着けたんですから。

    しかも、現地の帝国の将軍に保護もされましたし。

  • 婚姻無効の証明書をすでにたずさえてきていた!! さすがエンリコ。

    作者からの返信

    この時代、結婚取り消しのハードルは高く、色々と制限がかかります。

    ただ、東の正教会は皇帝自身がトップみたいなものなので、ある程度の融通は付ける事が出来ます。


  • 編集済

    第4章 あとがきへの応援コメント

    アニェス再登場、楽しみです。幸せになってほしい。

    サラディンとバリアンは本当に主人公でしたね〜!

    作者からの返信

    アニェスは何気に「第4回十字軍」の重要人物だったりします。

    彼女の存在の有無で、エンリコの躍進の度合いが大きく変わって来ます。



    サラディンとバリアンのやり取りは本当に面白い。

    ヒッティーンからエルサレムの一連のやり取りは、義侠心を刺激しますわ。

    まあ、ここから「第3回十字軍」に繋がっていくわけですが、まだまだ二人の活躍もありますよ。

  • 第203話 神殿の丘への応援コメント

    >また、ここでもサラディンは慈悲を見せる。
    身代金を支払えなかった老人もまた、離脱を許可したのだ。

    サラディン、本当に高潔じゃないですか……。寛大です。実際は、老人はあんまり奴隷としての価値もないし……、というところでしょうが。

    作者からの返信

    このあたりがサラディンの弱点でもあるんですよね。

    サラディンは寛大で気前が良いのですが、それが「放漫な財政」に繋がり、金銭的には結構カツカツだった。

    慈悲を示し、寛大な処置を繰り返して、あるいは土地や褒賞をホイホイ渡して、アーディルがなんとか金策して工面するのが恒例行事だったりします。

    ただ、サラディン自身は質素倹約の生活を心がけ、奢侈とは無縁だったそうですが。

    一方、アーディルは結構豪奢な生活を好み、特に美食に目がなく、大変な健啖家だったそうです。

  • 第201話 命の選別への応援コメント

    ふう……重たいですね。命の選別は。
    しかし、そもそも、バリアンが単身のりこんで、戦の前に逃げ出せるようにしたのに、聖職者が逃げるなと言ったから……。司教にはその責任をとってもらいたいものですヽ(`Д´)ノプンプン

    作者からの返信

    サラディンもバリアンも民衆に犠牲を出すのは本意ではない。

    だからこそ、逃がそうとした。

    しかし、信仰に死すべしと聖職者が横槍を入れる。

    この時代の聖職者の影響力はあまりにも大きい。

  • 第200話 責任の所在への応援コメント

    >それでも少しくらいは気を緩めて、昔のように王侯としてではなく、兄弟として語らいたいと思うサラディンとアーディルであった。

    この二人は本当に仲の良い兄弟ですよね。権力を握る場所にいて、ここまで仲が良いのは珍しいかもしれません……。

    作者からの返信

    この兄弟は本当に連携して事にあたっていましたからね。

    豊臣秀吉と秀長、三好長慶と実休みたいなツーカーな兄弟仲だったそうです。

    サラディンは何をするにもアーディルの助言を聞き、アーディルもまた身を粉にして働き、この二人でアイユーブ朝を作り上げていきました。

  • こんにちは

    バリアンは正々堂々とした騎士ですね。もっと、彼の説得におうじて、逃げ出す民がいたらよかったのに……。きっと、エルサレムを逃げだしたバリアンの家族は無事にトリポリについたでしょうね。護衛部隊までつけてもらうという手厚さなんですから。

    作者からの返信

    やはり聖職者の影響力は大きいですからね。

    異教徒は信用ならないと思っている人も多い。

    ただ、今回は例外中の例外として、相手がサラディンだからこそ逆に信用できたわけですが、それができたのがバリアンだけだったという皮肉。


  • 編集済

    第3章 あとがきへの応援コメント

    初めてのコメント失礼いたします。
    数日前から拝読しております。

    12〜13世紀頃の西洋史を勉強していたところ、第四回十字軍のエンリコ=ダンドロがきな臭すぎてこの人物について色々調べていたら、こちらの小説に出会い、この休日を時間も忘れて読みふけっておりました。

    要点がまとまっていてとても読みやすく、それでいて各人物の動機も説得力があり……こんなに夢中になって小説を読んだのは久しぶりです。

    田中芳樹は私も大好きです。『銀英伝』っぽいなぁとは思っておりましたが、まさかほんとに意識されていたとは……。

    この頃の十字軍といえば、ハンセン病の名君ボードゥアン4世、獅子心王リチャード1世、イスラム世界の英雄サラディン、玉座の近代人フリードリヒ2世あたりが有名なのでしょうか?今までまともに世界史を勉強したことがないので、まだまだ浅学でございますが……。

    権謀術数の限りを尽くす、ヴェネツィアの老狸……しかし、エンリコ=ダンドロならやりかねないとすら思ってしまいます。

    3章まであっという間に読んでしまいましたが、まだまだ先は長そうですので、楽しく読ませていただきます。

    長文失礼いたしました。

    作者からの返信

    こちらこそ読んでいただき、ありがとうございました。

    『第4回十字軍』は西洋史をかじった事のある方でしたらば、誰しもが知っている話なのですが、なんで十字軍がここまで道を外れてしまったのかと言う背景は知らない人が多い。

    そんなわけで、裏で糸を操ったエンリコーダンドロとヴェネツィアの視点で話を書いてみようかと思ったのが本作の馴れ初めです。

    書いているうちにドンドンとボリュームが膨らんでいって、気付けば130万字にまで達していました。

    長いお話ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

  • 第189話 手順の踏み間違いへの応援コメント

    はあ、なるほど、こうやってルノーの器を測ったのですね。盃のあつかいで人間性が露呈する。面白かったです!

    作者からの返信

    文字通り、「器を計ってみた」のです。

    結果、礼儀も人間性も、サラディンの赦しを得るに相応しいものではなかったというわけです。


    ルノーの今までのやらかしを思えば、チャンスを与えただけでもかなり寛大です。

  • こんにちは

    >唯一脱出に成功したレイモンも、アイユーブ軍の追撃を退けながらどうにか自領のトリポリまで落ち延びるも、戦傷が元で感染症に冒され、そのまま病没する事となる。

    あー、まともな事を言って、戦を思いとどまらせようとし、戦においては武勇を示す事ができた信頼できる男も、まわりがダメダメな奴ばっかりじゃ、このような最期を迎えてしまいますか……。哀れですね……。

    作者からの返信

    後見役を務めていたボードゥアン5世が夭逝してしまって、王国の実権がギーやルノーの強硬派に渡ってしまったのがね。

    レイモンも奮戦はしたんですが、回りに引っ張られる形で無念の最期を迎えてしまいます。

    ヒッティーンでの敗戦が無ければ、立て直しも可能だったのですが、それができないレベルの大敗北で、もうエルサレム王国は虫の息です。

  • 圧巻の歴史物語、拝読いたしました。

    山あり、谷あり、決して1方向からの視点だけではなく、多角的な視点から描かれた、味わい深い物語でした。

    善悪だけでは論じられない、世界の様子を見せてもらった気がします…

    作者からの返信

    最後まで読んでいただいてありがとうございます。


    群像劇の歴史ものとして描きましたので、エンリコを中心にしつつ、当時の人々の想いを書き切れたと思っています。

    正義の反対はもう一つの正義。

    こちらに大義あれば、あちらにも大義がある。

    結局は人間の歴史は意志と感情のぶつかり合いであり、それがドストレートに現れてしまったのが『第4回十字軍』なのかなと。


    重ねてコメントありがとうございました!

  • 第179話 審判の時への応援コメント

    マヌエルが最後まで潔し。

    作者からの返信

    父親の治世に少なからず手を貸しておりますので、そこは思うところもあったのですよ。

    何より、取り乱した人間が近くにいると、周囲は意外と冷静になれてしまうのです。

    ああはなりたくないな、と。

  • 第178話 皇帝逃亡 (2)への応援コメント

    マヌエルは最後は潔し。
    アニェスは……、かわいそうですね。どこかに落ち延びて生きていてくれたらいいなと思います。

    作者からの返信

    妻子が無事に国外脱出できたので、あの状況では御の字と言えましょう。

  • 第177話 皇帝逃亡 (1)への応援コメント

    >息子の身柄を囮にして。

    うわー、マヌエルも(すこし)かわいそうですね。父を見捨てなかったのに、父からは見捨てられて……。

    作者からの返信

    息子マヌエルも、すでに諦めの境地に達してしまっています。

    どこまでも足掻くアンドロニコスとは対照的に。

  • 第174話 帝国崩壊への応援コメント

    おーおー、清々しいまでの一斉包囲ですな。
    エンリコさんは賠償金を持ち逃げ。そりゃそうだ。ペテン師だもの〜。バカなアンドロニコスからはむしりとるだけです。

    作者からの返信

    そりゃこれだけ派手にやれば、周辺国から警戒されますよ。

    まして、先々帝マヌエルのやらかしもありますので、弱体化した帝国なんぞ格好の狩場ですから。

    ヴェネツィアもまた、今回の暴動での損害賠償を受け取っただけですから、一切悪びれもしません。

  • >結局、このアンドロニコスと言う男は、60歳になるまで“世間知らずのお坊ちゃん”だったのだろうな。放浪生活で苦労しているかと思えば、妄想の中で生きている! 

    そうだったんでしょうね……。今の惨状を見ていると、そうとしか思えません。

    作者からの返信

    理想と現実のすり合わせが出来ないからこそ、夢想家でしかない。

    政治家は「何をやろうとしたか」ではなく、「何をやったか」で判断しなければならない。

    言葉ではなく、行動こそ、その人の本質。

  • うわー、なんという歴史的大虐殺……。(絶句)

    作者からの返信

    これは本当に擁護の仕様もない愚挙ですからね。

    『第4回十字軍』によるコンスタンティノープルの略奪は有名ですが、それ以前にもあったのですよ。

    今風に言えば、傍若無人な振る舞いが目立っていた移民や外国商人への直接的ヘイトとでも言いましょうか。


    しかし、これで『ヴェネツィアを始めとするイタリア人の報復の理由』が出来上がってしまいました。

    これもまた十字軍による帝都略奪の理由の一つ

  • うわー、アレクシオスもかわいそう……。父親のツケが重すぎました……。

    作者からの返信

    それほど、先帝マヌエルの負の遺産が大き過ぎたのです。

    智者は智に溺れ、敵を作り過ぎてしまった。

  • マリアの最期はかわいそうでしたね。暴徒にかこまれて撲殺とは……。
    コムネーナも、あっさり殺されてしまいました。

    作者からの返信

    民衆と簒奪者の『感情』

    これを読み切れなかったのが、二人の女性の死を招いた。

  • ああ、マリアはエンリコの腹黒さと復讐心を見抜いていたので、警戒はしていた。
    でも、コムネーナやアンドロニコスにはその思慮がなく、ひたすら「帝位を!」と野心ばかり。
    この皇族たちの愚昧さに、マリアは破れましたね。

    作者からの返信

    権力の座は誰しも欲しいもの。

    それが砂上の楼閣であろうともね。


  • 編集済

    >物流はラテン系商人が運営していたので、それがいなくなると間違いなく物資不足に陥る。
     数十万の住人がいる帝都の消費財を、一体誰が運び込むと言うのか?

    本当ですよね。アンドロニコスはどうするつもりでしょう??

    作者からの返信

    何も考えていませんよ。

    強いて言えば、「現実が理想にすり寄って来る考える夢想家」ですので。

  • こんにちは

    マリア、国民から不人気ですねー。先帝マヌエルの悪い政策の尻拭いで可哀想なくらいです。
    国民の不満は、扇動によって爆発しそうですね。

    作者からの返信

    国民と為政者とでは視点が違いますからね。

    自分の生活を第一と考えるか、国家の安定を考えるか、とね。

  • >報酬は“成功報酬”となった。ゆえに必死で働くだろうというのは、大きな間違いだ。“わざと失敗した場合”はどうなるかな? “失敗した方が利益が大きい”となった場合、どうなるかな?

    おうおう、怖いですねぇ。毒針に見えないまっとうな提案が、毒針をたっぷりふくんでいる。それがエンリコですね。

    作者からの返信

    表向きはWIN-WINに見えて、恐ろしい毒針を仕込む。

    この真意に身内以外が気付くのはまず無理です。

  • 第3章 あとがきへの応援コメント

    >その後の『レニャーノの戦い』は割とよく書けたかなと自負しています。

    ええ、面白かったです。筆がノッてましたね。

    >つ~か、同名が多すぎて紛らわしい事、この上なし!

    本当ですね……(;´∀`)

    作者からの返信

    レニャーノの戦いはイタリア統一の原動力になったほどの、歴史的な偉業ですからね。

    力を込めて書きましたとも。


    ヨーロッパに限らず、「表音文字」の文化圏は名前のバリエーションが少ないですからね。

    日本だと、「漢字」と「ひらがな」を組み合わせて無数に作り出せるので、名前被りが少ない。

  • こんにちは

    >私欲の部分は、歪みに歪み切って他人が捉える事ができない程の深淵に沈んでいる事も同時に読み取った。

    ここの表現が好きです。業が深いヴェネツィア商人。読みとったフリードリヒは、自分がエンリコのせいで煮え湯を飲まされたとわかっても、エンリコに怒る気持ちがわいてこない。その心理に納得です。

    作者からの返信

    エンリコの場合、利益を求める我欲も、屈辱を晴らす復讐という名の感情も、どちらも深い。

    他人が理解できるものではないです。

    だからこそ、フリードリヒは目の前の老人に怒るよりも、これから提示されるであろう“商談”にこそ重きを置くべきだと、これまた冷徹な判断を下せる。

  • 第126話 戦のあとへの応援コメント

    >特にミキエーレと親交厚いエンリコであれば大丈夫だろうという考えもあった。

    フリードリヒ。あなたがボッコボコに負けたのは、まさにエンリコの裏工作があったせいなんですよ〜。(;´∀`) 知らぬが仏……。

    作者からの返信

    握手を交わしながら、机の下の足を蹴飛ばす。

    外交とは、そういうものなのです。

    エンリコ自身、それを誰よりも理解しています。

  • >このレニャーノの戦いは“イタリア市民が一丸となって外国勢力からの圧力を跳ね除けた”として、長く語り継がれていくこととなる。

    そうなんですね。手に汗にぎる迫力の戦場描写でした!

    作者からの返信

    国家の一節にも採用されるほど、このレニャーノにおける戦いは象徴的でしたからね。

    ここは本当に書きたかった一場面。

  • こんばんは

    >最前列は死ぬ事が前提であり、敵の正面衝突を盾と己の体で受け止めなくてはならない。
     前が死ねば、すかさず穴を埋めるために後列が前に出る。

    ファランクスは壮絶ですね……。

    作者からの返信

    古代ギリシャにおいては、最強の陣形でしたからね。

    これで巨大なペルシャ帝国を打ち破っていますし。

    それだけ連携と覚悟が必要なのですが、それだけに強力。

  • 『アレッサンドロ攻囲戦』は市民軍の勝利。
    『ロンバルディア同盟』の初勝利! これは成し遂げましたね。坑道をふみぬいて崩落させた、市民の一致団結でした。

    作者からの返信

    市民側の粘り勝ちです。

    もちろん、行動を見抜いた手管もそうですし、獅子公を寝返らせて、皇帝に焦りを与えた点も大きい。

    エンリコの作戦勝ち。

  • おうおう、エンリコさんの弄した策、ニセ教皇に演説させる作戦が、市民の士気を高めるのによーく効いていますね。フリードリヒ、予想外の市民の抵抗に焦っています!

    作者からの返信

    士気の高さというのは、籠城戦では特に重要ですからね。


    根負けしなければ、城壁は早々に越えては来れません。

  • こんにちは

    >あるいは自分だけであれば、そこいらの兵士にやらせていたであろうが、エンリコはそのやり口が徹底していた。旅芸人の一座を丸ごと金で雇い入れ

    なるほど、そこいらの兵士ににわか演技させるのより、旅芸人に演技させたほうが、迫真の演技になりますからね。演技のプロ。エンリコさんの知略がいつもながらに冴えています!

    作者からの返信

    何事にも重要なのは周到な準備です。

    疑う余地を徹底して潰し、相手を信じさせる。

    餅は餅屋に、演技は役者に頼むのが常道。

  • 第93話 おねだりは多めにへの応援コメント

    こんにちは

    皇后ベアトリス、できる女。
    さて、ハインリヒが謀反をたくらんでいると、見抜けるでしょうか?

    作者からの返信

    この時代はわりと女領主がいたりするので、政治や軍事に明るい女性も多かったりします。

    ましてや、赤髭王の伴侶を務める方ですからね。

    かなり有能。


  • 編集済

    いや、壮大な物語ですね、どこまでが創作で、どこまでが本当の話か注意がいるとは思いましたけど。

    厳しいことも直筆されているので、考えさせられますね。

    ヴェネツィアという視座が据えられているので、ラテン系目線?カソリック視線?なのでしょうか、どのような史料やデータを使われているのか興味深いですが、種明かしはしてもらえそうにはないかな。

    反対サイドの視点からもあり、想いに耽りながら読んでます。

    次へ行きますね。

    さてさて。


    追記

    リアリティが凄いのでね。

    答えにくいこと聞いてすいません、ありがとうございます。

    作者からの返信

    基本的には年表を見ながら、そこに個人的な見解でドラマを肉付けしながら書いている感じですね。

    主人公であるエンリコに関しては、ここまで派手に動いてはいないのですが、ヴェネツィアの動きをほぼエンリコ個人に集約させた書き方で描いています。


    エンリコを中心にしつつ、歴史群像劇として描いていますので、他国の視点でも流れを追えるようにしています。

  • こんにちは

    >なぜなら、悪魔の用意する甘露は、真にその者が欲する至宝なのだから。

    エンリコさんの舌鋒が光る回でしたねぇ。
    こうやってハインリヒをたらしこみます。
    ハインリヒ、この悪魔の囁きには抗えませんね。

    作者からの返信

    当時に感覚だと、十字軍に参加するのはとにかく名誉な事ですからね。

    しかも、主力として参戦し、武功を上げれば世界にその名が知れ渡る好機でもあります。

    金も領地もある獅子公からすれば、あとは永久不滅の名声を築くだけ。

    その機会が巡って来たのですから、エンリコの煽りは殊更効きます。

  • 第48話 第1回十字軍への応援コメント

    神様の名前も、けっきょくは、富の強奪の大義名分なのかなあ

    作者からの返信

    この当時のヨーロッパでは、人口爆発による土地不足が深刻でいたからね。

    開墾するより、奪うほうが早い!

    イスラム勢力の駆逐を名目に、中東での十字軍や、イベリア半島でのレコンキスタ、さらにはバルト海沿岸への入植が活発化します。

  • こんばんは

    べっ甲細工の亀を贈ってきたことで、メッカを手中にした、と伝えるアル=アーディル殿下。伝え方がスマートですね。

    作者からの返信

    メッカの沖合は、タイマイ亀の群生地でしてね。

    ヨーロッパでは決して手に入らない貴重な装飾品の材料の供給地なのです。


    これも商人としての感覚が出ています。

    『特産品』を見る事で、どこそこと繋がりがあるのかを図るのは、商人ならではのやり口。

  • 第74話 帰路への応援コメント

    >むしろ年齢差がなければ、同族嫌悪していたであろうくらい似ていると感じた。

    あはは(;´∀`)
    そういう食わせ者だからこそ、アーディルを信用して良い同盟関係がこれから築けそうです。

    作者からの返信

    利害こそ、同盟の潤滑油にして導火線。

    利益があるなら握手を交わし、用済みならばさっさと離れる。

    そういうドライな感覚を持つ二人です。

  • 第67話 運命の出会いへの応援コメント

    >エンリコ=ダンドロ、そして、アル=アーディル。
    この二人の運命の出会いは、後に東地中海に大変革をもたらす事となる。

    おお、どうなっていくのか楽しみです!(≧▽≦)

    作者からの返信

    この2人が出会っている記録はありません。

    しかし、どう見てもグルだよね!? としか思えない場面がいくつもあり、絶対裏で繋がっているだろと思わせる出来事が見られます。

    特に本作の主題でもある『第4回十字軍』の前後の動きは、確実に両者が連動しているレベルのヤバさ。

    なので、本作では直接出会って交渉していたという舞台を用意しました。



    あと、アーディルは自分世代の人だと超有名なんですよ。

    2、30年は昔の作品ですけど、定金伸治先生のラノベ小説『ジハード』はアル=アーディルが主人公なんで。

  • 第66話 取り次ぎへの応援コメント

    >何も行き当たりばったりで、交渉の場を持とうとしたのではない。
    準備あっての交渉であると、エンリコは考えている。

    なんとー! 「遭難しましたぁ」と一芝居うつのかと思っていたら、違いましたね。仕込みはすんでいました。さすがです!

    作者からの返信

    事前の仕込みは交渉の基本です。

  • 「これが信頼というものだ。交わした契約を必ず履行したヴェネツィアと、手のひら返しばかりする皇帝の治めるビザンツ帝国、その差が商取引の場では、如実に現れる」

    なるほどね〜。ヴェネツィアのほうが、商売の場では圧倒的に信頼を得ていますね!

    作者からの返信

    信用できない相手とは、そもそも交渉が成立しませんからね。

    通貨=価値=信用の図式の上でこそ、商売が成り立つ。

    ゆえに、ヴェネツィア商人は交わした契約は必ず守り、履行する。

    だからこそ、嫌われもする。

    契約に従って、どこまでも取り立てに来ますから。

  • こんにちは

    ベリサリウス将軍の一生、おもしろかったです。戦況不利なところから、何度も巻き返して、ほとんど常勝無敗。すごいですね。
    ただ、皇帝が病に倒れたとはいえ、後継者に口出しをしてしまったのは失点でしたね。そのつまづきがなければ……。

    作者からの返信

    ベリサリウス将軍は日本ではあんまり知名度は高くないけど、軍事学上では超重要人物。

    20世紀初頭のイギリスの軍事理論家リデル=ハートは「私の完成させた『間接アプローチ理論』の先駆者はベリサリウス」と述べるくらいに高評価。

    そのリデル=ハートの論文を見て、ドイツのグデーリアンは『電撃戦理論』を作り、ソ連のトゥハチェフスキーは『縦深戦術理論』を生み出しています。


    20世紀でも通用するような用兵を、6世紀で運用していたガチな天才軍人、それがベリサリウスです。

    しかも、鉄の忠誠心までお持ちでしたから。

    皇帝の疑心にさらされても、最後まで忠義を貫いた。

  • 第1章 あとがきへの応援コメント

    こんばんは

    第一章、ぜんぜん軽くありませんでした。壮大で読み応えがたっぷりでしたよ。
    エンリコが抱える恨み、怒り、よーくわかりました。濡れ衣で獄中にいれられ、本人が視力を失っただけでなく、友も裏切りとヴェネツィアの暴徒のせいで亡くして。

    これだけの物語を書くのは、大変労力がかかるかと思います。
    続きも楽しみに拝読いたします。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    コメントをいただけるのが、創作への意欲となります!

  • 第46話 若い生徒への応援コメント

    よき若者✧エンリコさんの薫陶を受けて欲しい

    作者からの返信

    商売の教育としては最高です。

    大店の主人の側仕えですから、見て得るものは大きい。

  • 第44話 東への船出への応援コメント

    船長の息子さんとは熱い…!

    作者からの返信

    キャピターレ(船長)とナヴェーノ(従者)は物語上の架空の人物として出していますね。


    エンリコは盲目の老人で、誰かが介助しておかないと出歩く事すらままならない。

    なので、エンリコの側には必ずラニエーリかナヴェーノがいる感じになります。

  • 第38話 寡頭体制への応援コメント

    >エンリコは今回の一件で、“民衆”と言うものを完全に見限った。

    そうなるのもわかります。
    ミキエーレが生き残っていれば、……きっと、違う展望がもっとあったのに……。

    作者からの返信

    友を理不尽な理由で失えばこうもなりましょう。

  • 戦争に負けた腹いせで私刑、殺害。これはエンリコが激怒するのもわかります。珍しく我を失うほど怒り、ラニエーリに諭されましたね。

    作者からの返信

    エンリコは商人であり、それだけに法律や規則というものを守る。

    裁判を経ない私的制裁なんぞ、絶対に許容できない案件です。

  • >「ヴェネツィア本国に戻られた統領ミキエーレ殿が、暴徒化した民衆に襲われ、亡くなられました!」

    えええええええ!
    せっかく生きて帰ってこれたのに。えええええ……。ショックです。えええ……(´;ω;`)
    悲しいィィィ!

    作者からの返信

    これはガチな史実エピソード。

    帰還後に民衆に殺されちゃいました。


  • 編集済

    こんばんは

    船長と統領ミキエーレ、生きて帰ってきた!
    生還はあきらめていたので、嬉しいです。おかえりなさい!(≧▽≦)

    作者からの返信

    まあ、ここからが大変なんですけどね。

    敗戦処理はどこも難題。

  • トルコって確かこの時期めちゃくちゃ領土を拡げて、すぐに弱体化したってイメージ(中学校で習った世界史レベルの記憶)があって、
    何でそんな、いきなり弱くなるの?
    と不思議に思った印象があります。

    こうやって物語で読むと、実感が湧いていいです。

    作者からの返信

    基本的に外的要因で滅びる国家はありません。

    内部に問題を抱えていて、それによって弱体化した時こそ、外からの侵略が発生するのです。

  • ラニエーリさんも頼もしいですね。この息子はエンリコの宝かも…

    作者からの返信

    優秀な後継者こそ最高の宝です!


  • 編集済

    第28話 落伍艦への応援コメント

    こんにちは

    >「これで今日は二十人目ですな」

    病で死んだ数を出されると、ひゃっ(・。・; となります。優秀な船乗りたちが、次々に死んでいくのを、目の当たりに(耳で聞いて)しなければならない。息のある重病者を、船ごと沈めるしかない。
    これはビザンツ帝国に恨み骨髄になるのも納得です。

    >「権力の座に就くという事は、同時に“確信犯”になるのと同義だ。その罪からは、決して逃れる事はできない」

    エンリコの言葉のなんと重いこと……。

    作者からの返信

    帝都での火事での難癖から始まっていますからね。

    濡れ衣でこうもなれば、エンリコに限らず、ヴェネツィア人も怒り心頭ですよ。


    責任を感じるからこそ、決して逃げないし、あらゆる手段を肯定する化物が誕生した瞬間でもあります。

    これが後の「第4回十字軍」への一因にもなっていく。

  • 第41話 風は東へ吹くへの応援コメント

    一人勝ちの大儲けをしていると、恨まれるのはいつの世も同じなのね

    作者からの返信

    出る杭は打たれるものです。

  • 市民からの不満がでそうだな(꧞ 'ᢦ' )

    作者からの返信

    それを上手くやったのがアウグストゥスですからね。

    建前上は共和制の精神を尊重しつつ、権力は一部の者が掌握。

    エンリコはそれをやろうとしているのです。

  • 一章がとても濃い内容でした。
    十字軍はあまりうまくいかなかった、みたいなふうに世界史で習ったように思いますが、ヨーロッパの内紛なんかも絡んでいたのかなあ、という印象です。

    ミキエーレ、かっこよかったなあ…

    作者からの返信

    十字軍自体は結局失敗には終わりますが、「東西の交流」という点では非常に活発になった時代でもあります。

    とにかく、十字軍は宗教的熱意に裏打ちされながらも、実際は土地や恩賞目当てで参加した者も多く、異教徒、異端者への攻撃が激しかった。

    気候が温暖な時期でもあり、ヨーロッパも人口が増えて、どこかに入植を余儀なくされ、そうした事情も相まって、十字軍運動が形成されていったのです。



    ミキエーレは最後まで為政者の責務から逃げなかった。

    逃げたのはむしろ、暴行を加えて市民の方です。

    共和制という代表を市民が選ぶという政治形態において、市民が「選んだ」という自己の責任を他者に擦り付ける事はあってはならない。

    だから、エンリコもこの件に関しては市民に怒り心頭です。

  • 第38話 寡頭体制への応援コメント

    無責任な言葉で動かされた人が、責任だけを取らされる体制は嫌ですね。

    作者からの返信

    そうした事を律する意味においても“法”が存在するのですが、今回のミキエーレへの暴行は、完全に違法行為。

    法を重んじるエンリコからすれば激怒案件です。

    結局、金も出さず、責任を負わないのであれば、口は出すなと言いたくもなりますよ。

  • 第37話 野心の発露への応援コメント

    ただ、悲しい。
    怒りの持って行き場がない。

    作者からの返信

    だからこそ、やり場のない怒りを野心の発露という形で叶えようとしているんです。

    誰も見た事のない海洋国家という夢を。

  • 酷い……命をかけてたたかった人への敬意を忘れるのは最低

    作者からの返信

    法治国家において、私刑の肯定はあってはなりません。

    裁判や議会を経ずに刑を行使するのは完全にアウト。

    エンリコが激怒するのはまさにその点です。

  • え……

    作者からの返信

    作品にドラマ性を持たせるため、多少の脚色は入れているんですけど、ミキエーレが命からがら帰国して、敗戦に怒って市民が暴行の末に殺害したってのはガチな史実なんですよ。

  • 船長、肝が座ってるうえに、操船技術が優れています。頼れる海の男!
    頭領ミキエーレも、それは同じ。議場にいるより、血がたぎっています。
    ……ヴェネツィアにこの囮の船を帰らせてあげたいけど、それは叶うかどうか……(;_;)

    作者からの返信

    国の指導者としての責任があるからこそ、確固たる意志の下に行動できる。

    立っている場所が議場か戦場かなどというのは関係なし。

    責任、責務をどう果たすのか。

    責任者だからこそ、それから逃れることはできないし、ミキエーレ自身、すでに覚悟を固めています。

  • 第26話 囮艦隊への応援コメント

    こんばんは

    ……頭領ミキエーレ……(´;ω;`)
    死を覚悟した囮ですね。一船に敵が群がってくるわけですから。立派な御仁です。
    船長も。良い腕前の船乗りが、失われようとしている。悲しいです……。これが戦ですね。

    作者からの返信

    海に生きる男の意地です。

    今はとにかく一人でも多くを本国に帰す事が優先ですから。

    組織の長の責任というのもありますしね。

  • 第25話 疫病蔓延への応援コメント

    こんばんは。

    天然痘はやばいですね。島国日本、奈良時代、唐からの遣唐使船が帰ってきて、たった一隻の着港後、二週間で日本列島に天然痘は感染拡大したのではないか、という研究結果もあるそうで……。

    エンリコの判断の早さ、喝のいれかた。さすがです!

    作者からの返信

    歴史を知っている者ほど、疫病の危険性は知っていますからね。

    ローマ帝国が滅んだ原因の一つに、疫病による人口減少がありますし。

    まして、戦争の最中であればなおの事。

  • 働き者だなあ。
    にしたって、エンリコの寿命はすごい。

    作者からの返信

    エンリコは既に60過ぎてますからね。

    この時代だと、すでに十分長生きです。

  • ミキエーレさん良かった…✨

    作者からの返信

    敗戦処理でここからが大変です。

  • カノッサの屈辱ってそういう事件だったんですね。
    にしてもエンリコさんすごい。V S赤髭王、楽しみです

    作者からの返信

    この事件は西洋史をかじっていれば必ず知っているほどの知名度のある出来事なんですが、事件の背景や前後の動きを知っている人は意外と少ないんですよね。

    なので、それなりに詳しく書き記しておきました!