第13話:音ちゃんとエッチしたいから・・・。
音緒のせいでジゼルとできないならジゼルを連れてビジホにでも行くしかないかな?
で、俺は彼女を連れてビジホに行くぞって脳みそにインプットして土曜日に
なるまで頭から性欲って言う煩悩を一時停止状態にした。
そんなことも知らないジゼルは、ルンルンで毎日を過ごしていた。
「エッチしよ〜よ」って言ってくるけど、
言ったんだけど・・・
「いたっていいじゃん・・・悪いことしてる訳じゃないんだから・・・」
って呑気に言ってる・・・。
たしかに悪いことじゃないけどな・・・。
俺は嫌だからな・・・妹に見られながらスケベなことするのなんて。
するだろうからな。
「頼むから、買い物にでも出かけてくれないか」って言いたいけど、嫌だって言われたら無理強いはできない。
そんなことを思っていたらば・・・
ある日の日曜日、
シメシメ・・・これってチャンスじゃん。
「ジゼル、ついにチャンスが訪れたぞ・・・
「それにしても、俺たちのことを思って気を利かしてくれたのかな?」
「え?・・・私がお願いしたんだよ」
「
「うそ〜・・・まじで?」
「
「大胆な子だな・・・
「あいつが帰ってきたら、俺はどんな顔すりゃいいんだよ」
「あいつだって帰ってきたら、私のいない間にこいつらエッチしたんだって
思うに決まってるよ」
「俺はさ、休みの時、ジゼルを連れてビジホにでも行こうかって思ってたんだよ」
「ビジホ?ってなに?」
「ビジネスホテルのこと・・・」
「ビジネスホテルって?」
「泊まるところ」
「泊まってなにするの?」
「終わらないな・・・」
「そこでジゼルとエッチするの・・・分かった?」
「なんでおうちがあるのに、そんなところに行ってエッチするの?」
「あのな・・・また元に戻るけど、
「だから、外でエッチしようって話だよ」
「ねおっち、でかけたよ・・・」
「ジゼルが出かけさせたんだろ・・・だけど、なんかやりにくいよな・・・」
「じゃ〜しないの?エッチ?」
「ねおっち、夜まで帰ってこないよ」
「・・・まあな・・・こんなチャンス滅多にないか・・・」
ジゼルにしてはでかしたってことか・・・それにしてもよく言ったよな。
俺とエッチするから遊びに行けなんて・・・なにも考えてない女って怖いもん
なしだな。
やっぱり俺には言えないよ、彼女とエッチするから出てってくれなんてこと。
つづく。
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