第10話 プラスとマイナス、陽と陰
物凄いエネルギーが強い人間と一緒にいると、そばにいる人間は陰の力が大きくなり、バランスをとるかのように、病気になったり、早く亡くなったりします。お互いが物凄いエネルギーを持っているハリウッドスター同士のような場合、反発が起きて、別れます。物凄い陰を発散させて。
なので、どっちかが、陰と陽に変化しながら、バランスを保てるような関係が理想です。
(全部、私見の思い込みです)
陽の気の強い相手が悪いわけでもありませんが、自然に近しいものは陰の気が強く出ます。家族、兄弟、姉妹、パートナー、彼氏、彼女、同性パートナーも。
支える側は、常に忍耐を強いられます。
外側からのプレッシャーもありますし、相手が調子がいい時ほど、大きな仕事をしている時ほど、具合が悪くなります。
おおきな陽のエネルギーを二人で生み出そうとすると、今度は世界の中で物凄い陰の気が強い相手に遭遇します。
勝手に思っているだけですが、暗殺事件は全部これだと思っています。
パートナーじゃなくても、大きな陽の気を生み出している団体にもあります。
因果応報系の話ではなく。
そういう、パワーバランスを感じて生きています。
親が陽の気が強い場合、こどもは陰の気が強くなります。一緒に暮らし続けてはいけないと思っています。毒親でなくとも、居心地がいいとしても、一緒にいればコントロールを受けます。
自立が難しくなったり、パートナーが出来なかったり、その親に依存するようになります。
どんなに明るい、優しい、面倒見のいいお姑さんであっても、陽の気が強ければ、お嫁さんは家庭ごと奪われます。居場所がなくなります。ちょっと具合が悪くて、めそめそしているようなお姑さんのほうがまだマシです。
陽でいることができます。
ダンナさんが部屋に引っ込んでゲームばかりしていてもいいのです。
家庭内の自分の領域が増えていきます。単身赴任とか、最高だと思います。
パワーバランスをとるのが難しい相手がいます。
自分が弱すぎてもすぐダメになるだろうし、でも強すぎても反発してしまう。
相手の気質を八割ほど兼ね備えつつ、陰の気を保って、前に出ない、というような絶妙な関係は奇跡です。
子供が生まれると子供の陽の気に振り回されて生命力が失われそうになったりします。
夫婦間のパワーバランスも変化するか崩壊します。陽の気が強すぎる相手は自分より、陽の気が大きい子供を受け入れられなくなる場合もあります。
今までと立場がかわることは苦しいので、豹変したりします。
自分が陽気でプラスの存在でいるには、簡単に言うと、ちょっとだけ、いじめたくなるような相手をそばに置いておくことだと思っています。その相手がかわいいと尚いいです。
一生ちょこちょこイジメて楽しめて、相手も、そこまでイヤがっていなかったら、かなりいい関係が続くと思っています。
そんなこんなで、恋愛モノを書くときは、パワーバランスがどうなっていくか、を考えて書きます。
(それは嘘)
でも、いろんな仮説を立てながら、人間関係や世相をみていくと面白いんじゃないかと思っています。
もともと陽のタイプの人間が陰のほうの役割を求められたときに、精神が崩壊すると思っていて、
明るく自由闊達なタイプがお堅い仕事や家に縛られるような立場になることを本当につらいだろうと考えます。
陰のタイプが陽に変わると、逆に人生が気楽に感じられます。熟年離婚の典型です。
相手を大事にしよう、と言葉に気をつけて、気を遣って、機嫌をとっている場合、間違いなく、アナタは陰です。
相手は、そこまであなたのことを考えていません。
相手が考えるのは自分にとって、陽の気をもつ相手のことです。
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