第9話 うっとおしいほどの嫉妬心
書きたい気持ちがあったのに、全く何も書けなくて、ひたすら日常を空費しているようなときは、書いている人に嫉妬していました。賞をとった人とかさ。小説で。デビューした人とかね、主に作家。
今は、してません。
ほとんどしていないかも。
日本人の女性でノーベル文学賞とるくらいの人にじゃないと嫉妬しない。
なぜかは分からない。本を手に取らないのは一緒なのに、嫉妬から手に取らないんじゃなくて、今は読みたくないだけ。書いていたい。
住居問題もありました。嫉妬デカかった。今は解消されています。
今は、欲しい豪邸があるので、そちらに意識が向いています。
手に入ると嫉妬は起こりません。
今は何かと言うと、誰でも知っている有名な方とその奥さんに嫉妬しています。
なぜかわかりません。
見たくないのに、ついつい見てしまいます。画像とかニュースとか。
それ以外の人間にそれほど嫉妬を感じません。
不思議なくらい嫉妬して悶々と考え込みます。
その有名な人と結婚したかった、のかもしれないし。
その奥さんのほうが好きで、バイセクシャルな可能性も高いという発見もあり。
見たくないけど、見てしまう。
嫌っているはずなのに、物凄い素直になると、関係性を持ちたいとか近づきたいという心理があることに気づく。
これがファン心理なのか。
ストーカー化するあのヤバい類の。
わからない、んじゃなくて、わかりたくないのかもしれないが、
いつも考えてしまうほどだ。
ホラーが好きな自分はこう考える。
あ~、生霊飛ばしまくっているんだなぁ~と。
自分が、その夫婦に対して。
この間読んだ、生霊が見えてしまう芸人さんの本に、こんなことが書いていた。
女の人の多くはパートナー以外の推し的な相手に対して、物凄い念を送っていて、そういう膜につつまれているらしい。妄想内で恋愛が甚だしいらしい。架空とか二次元とか、アイドルとか芸能人、有名人に対して。
で、逆に男性は現実に浮気していたりするけれど、気持ちは嫁さんとか彼女とかにちゃんとある場合が多いって。妄想恋はしていない人はが多いって。
何となくだけど、妄想恋している人って、身体つきだったり、表情だったりが重そうなんだよな、とふいに自分を棚上げして思う
嫉妬が行き過ぎて、多分嫉妬の感情だと思うんだけど、こじらせ捲って考える。いつも、誰かに嫉妬してきた人生だったな、って。
嫉妬というキーワードやエネルギーが好きなんだと思う。
その感情を味わうのが好きな一種のマゾでもあるのかもしれない。嫉妬からキライと思っていた人と仲良くなると嫉妬は消えている。好意的にしか見られない。
嫉妬は、相手の魅力を本能的に認めていて、張り合おうとするこころがあるから起こるのかもしれない。
近づいて、内情を知ったり、仲良くなると、張り合う気などこれっぽっちもなくなる。本当は、仲良くしたいのかもしれない。
仲良くなれる相手だと察知しているのかもしれない。
好きで、好きで、知りたい相手なくせに、そこに勝ち負けみたいな観念が入りこむと素直になれなくなる。
勝ち負けも、根深く植え付けられているな。
いらんものだと思う。
自分の中ではね。
穏やかに暮らせなくなる原因に、この勝った、負けたが絡んでいる気がする。
アスリートでもないのに。
数字でいろいろ高低差はつくけど、なんでも。
それに振り回されて一喜一憂もくだらない。
一回、勝ち負けって思っているいろんなことを書きだして、冷静に分析したほうがいいかもしれない。
一体、誰と戦うのか。
そのさらに上の人もいるんだけどさ。数字で示せない場合は幸福そうな感じとか?じゃあ自分の得ているものや幸福と感じるもの全て投げ売って、交換したい?
記憶も思考も容姿も環境も交換する?
交換じゃなくても手にいれて、その人になりたい?
一体何モノになる気でいるのか。
スポットライトやレッドカーペットがない人生じゃ、イヤなのか。
わかりやすい幸福に騙されているだけだったら?
だんだんこっちの思考にハマるとすっぱい葡萄~になるからやめといて。
勝ち負けという洗脳やメディアの戦略とか、そういうのから離れて、一旦、自分のアタマで考える。
嫉妬はイコール、こうなりたい。本当は好き。近づきたいのこじらせ系。
勝ち負けは洗脳、本来の幸福度とは関係がない。
他人からはそう易々とは見えないところに、当人の幸福もシンドさもあるのだと冷静になろう、自戒をこめて、そう考える。
きょんさん(わたし)、苦労したことないでしょう、とよく言われてる。
環境などから幸福そうに思われている。
知らないところで嫉妬されているかもしれない。している、ということはされていることだから。
単なる欲張りなのだと認めよう。
嫉妬の対象に近づくと嫉妬は消える。
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