《天界禁書》天使の羽根 著:風雅ありす

https://kakuyomu.jp/works/16818023212421519221


水を司る天使レインと盲目の少女リヴの儚い恋の物語です。

本当に静かに降り注ぐ雨音が聞こえてくるような、美しい表現で綴られた伝承と奇跡の物語を是非。


そんな『《天界禁書》天使の羽根』に挟む短歌の栞はこちら。


【見えずとも触れずともずっと傍に

貴女想い降る私雨】


みえずとも さわれずとも ずっとそばに

あなたおもいふる わたくしあめ


もし私のことが見えなくても、私に触れなくても、ずっと傍にいることは分かっていたでしょう

あなたへの想いが雨となって降り注いでいるのだから


ラストシーンから詠んでみました。

私雨とは、限られた地域にふるにわか雨のこと。

本当に美しすぎて、読んだときは息が止まったような感覚になりました。

敢えて詳細は語りません。

是非しっかり通して読んでほしい作品です。

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