第2話 大学日本拳法以上に人間(性)を鍛えることのできる場

「土俵の砂つけて、男を磨く」と、相撲甚句で詠われた相撲界。


現在では外来種日本人が入り込んで、物カネ色・スキャンダルまみれの世界になってしまいましたが、60年前に祖父に手を引かれ「ちょっと気楽に見物」できた時代の大相撲とは、「純粋日本人としての、人間を鍛える場」でした。

大学日本拳法部マネージャーさんたちの場合は、「より在来種純粋日本人女性として、磨きをかける」ということでしょうか。

  つい先日、C大日本拳法部のここ2年ほどのブログを拝見して感じたのは、なにもC大学に限らず、どこの大学でも、大学日本拳法部のマネージャー業務を通じて「在来種純粋日本人女性を磨く」ことができるではないか、ということでした。

ただ、たまたまC大日本拳法部の(ブログに見る)活動に目がとまり、「人間を鍛える場としてのマネージャー業務」、その典型といえるのではないか、と思ったのです。

今までは、ぼんやりと「大学日本拳法部員・選手の、サポート業務」という位置付けで見ていたマネージャー業務。それが実は、大学日本拳法選手のトレーニング以上にキツイ鍛錬であり、これを乗り越えた在来種純粋日本人(女性)であれば、4年間の大学日本拳法経験と同等、もしくはそれ以上に有益な経験を積んだことになるのではないか。

早い話が、大学日本拳法で鍛えた、単なる殴る蹴るの「筋肉バカ」と、大学日本拳法部マネとしての鍛錬・修練を積み、在来種純粋日本人女性として(内面的に)充実した女性たちとでは、社会人としてどちらが役に立つか、ということなのです。

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