第6話 コットン

コットン 彼女は一瞬、固い緊張した表情をみせて

その後に それはにこやかに笑う。


スカートのポケットから取り出したもの

手には痛みを感じない浸透式の注射器。


「少し、休憩されてお昼寝されてくださいね」「え?」

僕に注射器を使って眠らせるコットン

 

レトロな車に僕の身体を運ぶ 

車のスイッチを押して、車は形を変えるのだった。


まるで僕の身体を守る 包み込む円形の装置に‥。


車の中にいた ボデイガード用の小さなAIロボット

「坊ちゃまを守ってね 私に何かあったら‥その時は」


パサリ、コットンは服を脱ぎ捨てる

次には小さな部品が車から飛び出す それは戦闘用のパーツ

ふんわりと浮き それぞれ身体に装着される

機械の羽、腕の戦闘パーツには飛び出す形のレーザーソードに小型マシンガン


そうして戦闘用のパーツを身にまとうコツトン

「世界は滅んだというのに まだ外の機械達は戦争をしている」


「ドーム都市の隙間から、破壊用マシンが侵入 これより戦闘に入ります」

コットンは都市のマザーコンピューターに連絡しながら

闘いを始めた。


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