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こんにちは、御作を読みました。
フリードリヒ二世、なんという二枚舌三枚舌(≧∇≦)!?
やっていることは悪党の所業だけど、妙な爽快感があり大変愉快でした。
本作ではあまり扱いのよくないグレゴリウス九世も、こと戦略、政略、外交においては決してひけをとりませんからね。
最後の一押しは、みかんを黄金のリンゴとしてのませる武力かあ(^◇^;)面白かったです。
戦国時代からの、フリードリヒ二世。歴史の振り幅がすごくて、感嘆します。
みかんいいですね! これからはみかんの季節です。
ギリシャ語とアラビア語もできるということなら、東地中海でのコミュニケーションは完璧ですね。
で、この時代、コンスタンティノポリスはラテン帝国なんですね。
南イタリアで「シチリアの晩祷」事件が起こるのは約40年後。
目立たないけど激動の時代なんですね。本作には、その激動を生き抜いた個性豊かで才気あふれる皇帝の姿が活き活きと描かれていると思います。
上手すぎる!
フリードリヒ二世、才気煥発な王という感じのふるまいがカッコイイですね!
十字軍物語、のようなお話があった場合、アクセントになるような爽やかな読み口で面白かったです。