破門十字軍への応援コメント
拝読致しました。
教皇庁の権威による縛り付け、この辺りが最高潮……よりも退潮時、くらいの頃でしょうか。
まさに神をも恐れぬ所業……十字軍の不在の間にその主導者の領地をかすめ取ろうとは。
神も仏もあるものか……Σ(゚Д゚)
締めの頓知が効いていて良いですね!(^^)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
教皇庁はカノッサの屈辱ぐらいが最高潮だと思いますので、やはり、退潮時かと思います^^;
ローマの教皇庁からすると、すぐ南に敵対勢力がいるのはうまくないし、怖いという思いだったんでしょうね。
だから十字軍をそそのかしておいて、その隙に……という寸法だったんでしょう。
教皇庁は、こういう世俗とのやりとりをしちゃうから、だんだん「もういいや」と思われちゃうんだろうなぁ、と^^;
黄金の林檎のラテン語読みとギリシャ語読みがオレンジというネタは、調べていて見つけたものです。
これを見つけた時、こういう語学ネタは、フリードリヒ2世しかいないと思って書きました^^;
ありがとうございました!
破門十字軍への応援コメント
教皇の破門を素知らぬ顔でやり過ごす……フリードリヒ2世の知性のみならず、母方であるコスタンツァ・ダルタヴィッラ、つまりノルマン朝の血筋を感じますね。ノルマン朝の礎を築いたアルタヴィッラ家のシチリア伯・ルッジェーロの兄は、カノッサの屈辱で神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世を破門によって一度は屈服させた教皇グレゴリウス7世から同じく破門に処されても無視したロベール・ギスカール…(因みに、ロベールの庶子ボエモンは第1回十字軍で功を挙げ、アンティオキア公に封ぜられてます)。
この辺りの歴史、面白いですよね。楽しく拝読しました。
作者からの返信
フリードリヒ2世は、破門による「実害」、諸侯の非協力の方が問題であって、信仰面は特に何とも思ってなかったのでは……と感じます^^;
フリードリヒ2世の母の血筋って、そういう家だったんですか。
これは知りませんでした^^;
カノッサの屈辱の時代に、破門を無視というのは凄いですね。
そしてその子が十字軍に参加……やっぱりこのあたりの歴史は凄い、面白いと思います。
こちらこそ、興味深い話をありがとうございます。
ありがとうございました!
編集済
破門十字軍への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
フリードリヒ二世、なんという二枚舌三枚舌(≧∇≦)!?
やっていることは悪党の所業だけど、妙な爽快感があり大変愉快でした。
本作ではあまり扱いのよくないグレゴリウス九世も、こと戦略、政略、外交においては決してひけをとりませんからね。
最後の一押しは、みかんを黄金のリンゴとしてのませる武力かあ(^◇^;)面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
フリードリヒはやっぱり舌先三寸でないと!(酷
語学ネタで教皇庁を翻弄する展開、いつかやってみたいと思っていたので、今回、同題異話の自主企画のお題で調べていたら、「これだ!」というネタを見つけてしまったのです(笑)
グレゴリウス9世、悪くないと思うんですけど、よりによって相手がフリードリヒだからなぁ(遠い目
みかんを黄金の林檎で通す。
つまりはジャイアンです(笑)
語学で殴るタイプの^^;
ありがとうございました。
破門十字軍への応援コメント
みかんいいですね! これからはみかんの季節です。
ギリシャ語とアラビア語もできるということなら、東地中海でのコミュニケーションは完璧ですね。
で、この時代、コンスタンティノポリスはラテン帝国なんですね。
南イタリアで「シチリアの晩祷」事件が起こるのは約40年後。
目立たないけど激動の時代なんですね。本作には、その激動を生き抜いた個性豊かで才気あふれる皇帝の姿が活き活きと描かれていると思います。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
みかんいいです(笑)
みかん星人とか好きだったなぁ^^;
フリードリヒ二世はシチリアっ子だったのが幸いしたのか、語学に堪能で、その辺がコスモポリタンな君主になれた要因かな、と思います。
そうですよね、ラテン帝国があり、シチリアの晩祷まであと40年ぐらいというタイミングです。
十字軍でいえば、ルイ9世とバイバルスの激闘なんて、さらに近い状況です。
そういう乱世の中、善人ではないけれど、その才知で駆け抜けた皇帝。
この人を一度書いてみたかったんです^^;
お褒めいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
破門十字軍への応援コメント
楽しく拝読いたしました!
最後の展開に、ニヤニヤが止まりません。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
語学を使って相手をやり込める……フリードリヒ二世だったら、しっくり来るなと思ってやらせていただきました。
ニヤニヤしていただいて、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました。