第4話

挨拶だけの日や少しだけ雑談をする日など色々な話をした。

話をすればするほど彼女に魅力を感じていた。

そんな毎日を過ごしていたが、彼女とは何も進展はなかった。

いや、進展させたい気持ちはあったが、自分にその勇気が無かった。

そしてもうすぐ一学期が終わり夏休みに突入しようとしている。

夏休みが始まれば長い期間彼女と会えない。

それは嫌だ。

しかし彼女は自分のことをどう思っているの

単なるクラスメイトだから付き合ってくれているのか

それとも自分に好意があるのか。

聞いてみたい気持ちはあったが、彼女の気持ちを知るのが怖く聞くことが出来ずにいた。

しかしこのまま話をするだけで終わる関係が嫌だったので、

決心することにした。

この夏休み中に夏祭りがあることを思い出し、思い切って誘ってみることにした。

上手くいくかわからないが、後悔して夏休みを過ごしたくない。

そう決心したが、中々タイミングが合わない。

合ったとしても夏祭りの話題に持っていくことが出来ず

一日一日が過ぎていってしまう。

そんな日々が過ぎて終業式になってしまった。

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