米騒動

クライングフリーマン

「米騒動」と名付けた「煽り運転」

1993年の米騒動とは、1993年の日本における記録的な冷夏に起因する米不足現象の総称。同年後半から翌1994年前半にわたって騒動が長期化しました。 「大正の米騒動」と呼ばれる1918年米騒動に対して、「平成の米騒動」とも呼ばれました。


備蓄米の維持管理には“結構なお金”がかかります。農林水産省の資料(2021年決算額)によりますと、保管などにかかる経費は年間約113億円。また、農家から米を買って、5年が経過したら飼料用として売ります。買い上げる価格より安く売るため、損が出ます。この売買損益約377億円を含めると、合計で年間約490億円かかることになります。これは税金から支出されていて、490億円をかけて備蓄しておくべきかどうかなどは、過去に議論されてきました。


 過去に備蓄米を主食用として供給した例があります。2003年には米の不作が原因で一部供給されました。2011年に東日本大震災が発生した際には米がなくなり、4万トン程度が放出されました。そして2016年に熊本地震が発生した際にも放出されました。お金はかかりますが、有事の際のセーフティーネットという位置づけになっています。


大阪府の吉村洋文知事は「ひっ迫しているのであれば米を眠らせておく必要はない」として、国に備蓄米の放出を求めました。一方、坂本哲志農林水産大臣は放出に慎重な姿勢を見せています。


年末に袋詰めされたお米が店頭に並ぶのは年明けごろです。そのため、夏から秋ごろに収穫・出荷されてきたころから、翌年の年明けごろまでに店頭に並んでいるものが「新米」となります。


今回、騒ぎになったのは、一時的に「焦った人々」が「古米」を買いだめしたためで、「家の(災害用)備蓄」が整ったので、「買いだめしていない人」の需要は一気に減った筈なのです。

輸入も急激に必要になった訳ではありません。以前、タイやアジアから急遽輸入した米よりも、「代替品」が重宝がられたのも事実です。

オールドメディアの「煽り運転」、「免許返納」すべきは、彼らではないのでしょうか?

―完―


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米騒動 クライングフリーマン @dansan01

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