第13話 ヨーゼフ・ハインと不浄の紋様 後編
そうして地下墓地の闇を三キロは歩いただろう。墓地の中心部が近いと思われる頃、やにわにヨーゼフがオイゲンの腕を掴んだ。半ば押し込むようにして、オイゲンと我が身を眼前の崩れかけた煉瓦塀の陰に隠す。オイゲンは少しく訝ったが、ヨーゼフの人差し指が指し示すものを見、直ぐとその理由を解した。闇の中、ぬらぬらした黒い光沢、薄汚れた襤褸、真紅の血文字が蠢いている。―――蜘蛛だ!それも、群れを為している……。
ヨーゼフは頷き、人差し指を少しく動かした。オイゲンはその先を見やり、切れ長の碧眼を見開いた。顔が強張っていることが自分でも分かるくらいだ。
蜘蛛の大群が蠢くのは、地下墓地に設えられたかなりの規模の円形の広場だった。後でオイゲンがヨーゼフに聞いたところ、
「地下墓地の中央広場ですよ」
その広場の中心の石畳には、赤い紋様が大きく描かれていた。オイゲンがアムゼルの地図に見出したと同じものだ。その血色の光芒を帯びた紋様から、蜘蛛は這い出して来ている。―――魔法陣か。蜘蛛を、地獄から召喚する。
オイゲンのかそけき呟きに、ヨーゼフは頷きを返した。しばらくの間、二人はただ打ち守っていた。魔法陣から現れる蜘蛛を、魔法陣のぐるりを幾重にも幾重にも取り囲む蜘蛛の群れを。
ややあって、ヨーゼフが呟いた。
「……やってくれますね、アドルフ・ベルントルト。魔法陣の文字、紋様をざっと見ていたのですけれど、これは蜘蛛を無制限に召喚し得(う)る魔法陣です。それにオイゲン、あれをご覧なさい」
ヨーゼフのほっそりした顎が、広場の虚空を示した。黒い色――光芒のような霧のような、いずれにせよオイゲンには判別し難い――が蜘蛛を取り囲んでいる。
「あれはなんだ、ヨーゼフ。あの黒い光の覆いのようなものは」
「アドルフ・ベルントルトが施した仕掛けですよ。あの黒いものは、具現化されたアドルフ・ベルントルトの魔力です。アドルフ・ベルントルトの感覚器官のようなものだと考えたなら、分かり易いか知れません。何者かがあの光に触れたなら―――すなわち蜘蛛の気配に異変が起きたなら、アドルフ・ベルントルトは直ぐ様それに気付きます。……わたしがアドルフ・ベルントルトの魔法陣を書き換えることは可能です。しかしわたしたちには、蜘蛛を一匹たりとも倒すことは出来ないんですよ。アドルフ・ベルントルトはあれでなかなか、高度な魔術を駆使するようですね」
「ならばどうすれば良いのだ、ヨーゼフ」
「待つことですよ」
端正な面差しに焦燥の色を浮かべかけたオイゲンに、ヨーゼフは事もなげに答えた。
「ヴォルフェンビュッテル伯爵閣下も言っていられたでしょう。―――焦りは禁物だ。機会はこれから先、いくらも訪れる、と。ここでわたしたちが取るべき方針は、拙速ではなく巧遅なんです。オイゲン」
オイゲンの切れ長の碧眼が、ヨーゼフを真っ直ぐに見つめた。
「貴方の言うことは理解出来た、ヨーゼフ。ならば私たちは蜘蛛と魔法陣を入念に見張り、その隙を見つけ出そう。身辺に気を配りつつだ。いかに高度な魔法陣とはいえ、アドルフ・ベルントルトが―――人間が作ったものだ。隙は、弱点は、必ずどこかにある」
「貴方もブロイエホルツで相当に成長したんじゃありませんか、オイゲン」
「……ヨーゼフ、静かに。私たちは蜘蛛と魔法陣の隙を見付けなくてはならない」
ヨーゼフは――この皮肉屋で毒舌家の美男にしては実に珍しいことなのだが――オイゲンの言葉に大人しく従った。
―――ぴちゃん、ぴちゃん、ぴちゃ……ん。
水滴の音、蜘蛛の蠢く気配、真紅の魔法陣の光。それだけが分厚い闇の中の確かな標と感じられるほどに、ヨーゼフとオイゲンは感覚を研ぎ澄ましていた。闇色の双眸と切れ長の碧眼が、地下墓地の広場を打ち守っている。
―――ぴちゃん、ぴち……ゃん、ぴちゃああああ……ん。
「……水滴だ」
オイゲンのかそけき呟きが聞こえる。しかしその声音が先程まではなかった力強い確信を帯びていることに、ヨーゼフは気付いた。
「どうしたんです、オイゲン」
「ヨーゼフ、魔法陣から這い出す蜘蛛の列だ。それが天井から滴る水滴のため、五匹おきに乱れ、途切れている。水滴が落ちるのは、魔法陣の縁に触れるか触れないかのところだ。すなわち蜘蛛が魔法陣から五匹這い出た後、水滴のためその列に僅かな隙が生まれているのだ」
「……!貴方には感謝してもし切れません、オイゲン」
ヨーゼフは口早に言い、蜘蛛を凝視した。……一体、二体、三体、四体、五体……!
―――ぴちゃああああ……んんん……!
ヨーゼフが煉瓦塀から身を乗り出し、人差し指を魔法陣の一角に向けた。指先が細く鋭い白光を放つや否や、血色の光を帯びる紋様が僅かだが欠けたのを、オイゲンは認めた。
「済みました」
ヨーゼフは吐息をつき、額に浮かんだ汗の玉を手の甲で拭った。
「貴方は何をしたのだ、ヨーゼフ。あんなにも手早く―――否、魔法陣にどんな書き換えを―――」
言いさしたオイゲンの唇に、ヨーゼフの白い人差し指がそっと触れた。オイゲンを見つめる闇色の双眸に疲労の色合いはあるが、それでも何とやらん、いたずらっ子めいた朗らかな輝きも宿っている。
「話は後です。今一番肝心なのはこの物騒極まりない地下から脱け出し、ヘル・フォーアマンにわたしたち二人の無事を見せることです。ともあれ石段まで戻りましょう」
「……貴方の言うことは理解した、ヨーゼフ」
そういうことになった。
時には大胆不敵と見えて、父親譲りの沈着、慎重さも持ち合わせているヨーゼフだ。広場から遠ざかり、もと来た道をとって返す段となっても、蜘蛛の追跡を警戒していたのだろう。オイゲンの手をしっかと掴み、背後の闇を振り返ることを怠らなかった。
ヨーゼフが魔法陣に施した仕掛けの正体を知りたいオイゲンには、それがもどかしく思われないこともなかった。もっともヨーゼフが糸を繰ってくれたためか、石段の許に帰り着くのにさほど時間はかからなかったのだが。
鉄輪に括り付けた糸を解き、魔法水晶からグリューヴルムのランプを取り出したヨーゼフは、疲れを感じさせぬきびきびした足取りで石段を上ってゆく。その後に、レイピアの鞘に手を掛けたオイゲンが続く。
ややあって、口を開いたのはヨーゼフだった。
「先程の、魔法陣の書き換えですがね」
「ヨーゼフ」
覚えず身を乗り出したオイゲンに、ヨーゼフは苦笑したようだった。
「いや、そう身を乗り出されるような、大したことはしていないんです。ただ九百九十九の理(ことわり)を書き換えたんですよ」
「……九百九十九の理?」
「はい」
怪訝な面持ちのオイゲンにヨーゼフは頷き、
「わたしたち魔術師は術法を施す際、『九百九十九の理を超えて』という文言を、無限や永久といった意味合いで使うんです。それを九百九十九の理と呼ぶんですよ。九百九十九という数は物理的な多さを示すだけではなく、呪術的にも強い意味合いを有しているんです。例えば器物が生命を宿して魔物に変ずるには、九百九十九年の年月が必要と伝わります。また、魔術師が四大精霊の眷属に昇格するにも九百九十九年分の魔力が必要と言われているんです。……話が少しく逸れてしまいましたが、先程のアドルフ・ベルントルトの魔法陣にもその理に則り、九百九十九の文言があったんです。蜘蛛を地獄から無制限に召喚し得る魔法陣を、アドルフ・ベルントルトは作っていたんですね。わたしはそれに、ほんのちょっと細工をしただけなんです」
「……貴方が魔法陣に施した細工とやらが、私には何となくだが分かったように思う」
己の想い人の気性の激しさ、容赦のなさを、オイゲンは当然のことながら知悉している。
もっともオイゲンの脳裏をよぎっているのは、ヨーゼフの苛烈さだけではない。オイゲンが思い出しているのは、先刻のヨーゼフの言葉だ。―――魔法陣の書き換えを行う者の魔力がアドルフ・ベルントルトのそれを上回っていたならば、アドルフ・ベルントルトは魔法陣の変化に気付かないと、ヨーゼフは言っていた。
―――そしてヨーゼフや地下墓地の様子から推すに、アドルフ・ベルントルトが魔法陣の変化に気付いた気配はない。
ヨーゼフの魔術師としての力量は既にアドルフ・ベルントルトを凌ぐのかと、オイゲンは思った。感嘆の眼差しを、眼前で揺れる真紅のマントとその主に向ける。ヨーゼフが誇らしいような、己の騎士としての未熟さが痛感されるような、なんとも複雑な思いをオイゲンが抱いていると、
「……貴方にだから打ち明けることですがね、オイゲン」
ヨーゼフがぽつりと言った。ランプの琥珀色の光が揺らぐ。
「どうしたのだ、ヨーゼフ」
「わたしは先刻アドルフ・ベルントルトの術法に対し、己が使い得る限りの知恵、魔術、精神力を使った心算でいます。……しかしわたしはメルヒオールの期待に背いてはいないか、わたしはまだまだ未熟なのではないかと、そう思ってしまうんですよ」
「………」
オイゲンの眼前の魔術師の背はいつになく華奢に、淋しげに見える。己に抱きしめる資格はないのではないかと煩悶していた白銀の百合が、腕の中に飛び込んで来た思いだ。ヨーゼフの背を抱きすくめたいという想いを、オイゲンはようよう堪えた。
疲れているんですかねえと苦笑するヨーゼフにオイゲンは、
「ヨーゼフ。貴方は十分に、貴方の父君の期待に応えている。それに父君は貴方を大切に思い、愛していられる。だがもし万が一、父君が貴方のこの処置を不満であると言われるならば、私は父君を地下墓地にぶち込む。そして、ならば貴方が自分で何とかしろと父君に申し上げる」
「………」
ヨーゼフは黙し、それからくっくっと笑い出した。
「貴方ってば優しいんだか物騒なんだか分からない人ですねえ、オイゲン。しかしメルヒオールに力技を使うのは止めてください。貴方が確実に半殺しの目に遭いますから。メルヒオールの膂力は強弓ヴィルヴェルヴィントを安々と使いこなす程ですし、彼は近接格闘も相当にこなすんです。……言いませんでしたっけ?アルトアイゼン南部でのビアホールの演説会で、敵対者だか酒の入った破落戸だかが数十人ほど暴れ出した時、メルヒオールが彼らを淡々と素手でぶちのめして会場から表通りまで叩き出した話」
「………」
オイゲンは黙した。この父にしてこの息子ありとは至言だと思う。そんなオイゲンの胸中に頓着しないヨーゼフは、
「しかしまあ、貴方の気持ちは嬉しいですよ、オイゲン。わたしは貴方に話をして良かったと思っています」
「ヨーゼフ!」
想いを堪えかねたオイゲンにヨーゼフは素っ気なく、
「いきなり背後から抱きつかないでいただけますか?それから左手、どさくさ紛れにどこを触ってるんです。いずれ時が来たならしてあげますから、そういうことは。……貴方さえ嫌でなければ、ですが」
オイゲンが嫌であろう筈はない。だからしてヨーゼフの太股と股間に――うっかりと、勢いあまって――触れてしまった左手を、オイゲンはそっと退(の)けた。
石段を上り切り、ヨーゼフは闇色の目を丸くした。
柏の大箱の蓋は開け放たれており、そのすぐ脇にフォーアマンの姿があったのだ。無骨なその手がレイピアの鞘にしっかと掛けられていることを、ヨーゼフは薄闇の中に認めた。この生真面目で一途なヴォルフェンビュッテル家元護衛騎士長が、己とオイゲンを待ち続けていたことに疑いの余地はない。のみならず、灰青色の瞳は明らかに潤んでいた。己の無事への喜びを隠そうとしないフォーアマンの様子に、ヨーゼフは目蓋が熱くなるのを感じた。
「ただ今戻りました、ヴォルフェンビュッテル家元護衛騎士長ウルリッヒ・アウグスト・フォーアマン殿。宰相閣下とヴォルフェンビュッテル伯爵閣下がわたしに命じられた任務は済ませました。騎士オイゲンも無事です」
「承知致しましてございます。お二人がご無事とうかがい、安堵しております。―――心底から、安堵致しております」
「わたしも貴方との再会が無事に叶い、とても嬉しいですよ」
この捻くれ者の毒舌家にしては素直に言い、ヨーゼフは大箱の縁に手を掛けた。ヨーゼフが身軽く納屋の床に下り立つと、その後にオイゲンが続いた。オイゲンは些か緊張した面持ちでフォーアマンを見、
「騎士フォーアマン殿。私とヨーゼフはこれから、ヴォルフェンビュッテル邸に戻らなくてはならない。そしてフォーアマン殿、貴方も私たちと共に来て欲しい。夜が明けたならここには必ず、蜘蛛が跋扈し始めるに相違ない」
「承知致しました。貴方のお気持ちに感謝を致します、聖マルティヌス騎士団員オイゲン殿」
二人は頷き合った。フォーアマンがランプを手に取り、納屋に鍵をかけるのを見届け、ヨーゼフ、オイゲンは冬の真闇の中を駆け出した。その後にレイピアを携えたフォーアマンが続く。
三人がヴォルフェンビュッテル邸に着いた時、闇は青みを帯び始めていた。夜明けはそう遠くないのだろうと、ヨーゼフは見当を付けた。
にも関わらず、居間にはルドルフとメルヒオールがいた。二人は一睡もせずにヨーゼフとオイゲンの帰還を待っていたのだ。ヨーゼフとオイゲンは、二人に事の次第を報告した。
「……朝一番に陛下の執務室に行くとしよう。しかしそれまで休んでおくと良い、ヨーゼフ・ハイン、オイゲン。私たちも少しく休んでおく。夜明けには僅かだが、まだ間がある」
メルヒオールの言葉は簡潔だった。ヨーゼフの働き、その思いを知るオイゲンは何かを言いかけたが、
「私たちが陛下の執務室に赴けるのは君とオイゲンの手柄だ、ヨーゼフ・ハイン」
メルヒオールのその言葉に、オイゲンは黙した。ヨーゼフは素直に嬉しそうな表情を浮かべたが、別段この皮肉屋の捻くれ者が急に改心したわけではない。地下墓地を探索し、魔法陣を書き換え、ヴォルフェンビュッテル邸と地下墓地を往復したことに起因する疲労と眠気が、ヨーゼフが常の冷ややかに取り澄ました様子を装うのを妨げているのだ。
こちらも急に疲労を自覚したオイゲンは、従僕に案内されるまま、客用の寝室に赴いた。そこでオイゲンとヨーゼフは、猫のように眠りに落ちた。明け方までの短い時間、二人は深い眠りを眠った。
その朝は冴え冴えと晴れていた。
ヨーゼフ、オイゲン、聖マルティヌス騎士団長ブランツ、宮廷顧問官ルドルフらと共に執務室を訪れたメルヒオールに、アドルフ・ベルントルトは不審と嫌悪の凝る青黒い目を向けた。
だがメルヒオールの黒曜の瞳は、アドルフ・ベルントルトを毅然と見つめ返した。演説の折に万人を魅了するバリトンが、執務室に響いた。
「アドルフ・ベルントルト陛下。私は陛下の忠実なる臣下として、最後の進言を申し上げます。―――どうかアルトアイゼン王国国王の座を退き、アルトアイゼン北部、シュティレ城にて隠遁生活を送られますよう。手筈は既に整えてございます。国王の座はラインハルト王太子殿下が継がれることとあいなりましょう」
「焼きが回ったな、其方。アルトアイゼン王国宰相シュヴァルツレーヴェともあろう者が、かような戯れ言を口にするとは」
アドルフ・ベルントルトはせせら笑った。だがその目尻には血の色が差している。
「ならば其方、申してみよ。私が王位を退き、シュティレの古城にて隠遁生活を送らねばならぬ、そのわけをな。私にどのような落ち度があると、否、難癖をつけると申すのだ、其方は」
「蜘蛛にございます」
メルヒオールの凛乎たる声が執務室に響く。アドルフ・ベルントルトが唇を無意味に動かした。
「アルトアイゼン王国の安寧を乱し、その人心を脅かす蜘蛛を、陛下は邪術を用い、地獄より召喚なされております」
「……何を申すかと思えば。其方、臣下の分際で私をかほどに侮辱するとは。それ相応の根拠と覚悟はあるのだろうな」
アドルフ・ベルントルトの口ぶりは、辛うじて嘲りの色合いを保っている。しかし青黒いその目に浮かぶ嘲弄は消え、焦燥がそれに取って代わりつつある。
「ございます、アドルフ・ベルントルト陛下」
メルヒオールは淡々と言い、ヨーゼフを促した。ヨーゼフは頷き、
「畏れながら陛下。昨夜わたくしは、ヴォルフェンビュッテル家の地下墓地へと赴きました。そして墓地の中央広場に蜘蛛を召喚する魔法陣が張られている様を見、魔法陣の文言を認めたのでございます。今この場にてその文言を申し上げ、それを以てして、陛下に退位を申し上げる根拠とさせていただきたく存じます」
「………」
アドルフ・ベルントルトがその目を見開いた。額には珠を連ねたかのような汗が浮かんでいる。
ヨーゼフの唇が動いた。鋼の鋭さを有した声が言う。
「畏れながら申し上げます。―――我は地の底の獄舎(ごくしゃ)より、この世に蜘蛛を招かん。九百九十九の理を超えて。アドルフ・ベルントルト・フォン・アルトアイゼン。ヴォルフェンビュッテル家が地下墓地の魔法陣の文言にはこうございました、アドルフ・ベルントルト陛下」
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