第2話

私は相も変わらず、永遠にB子の後ろを追いかける。ある日、こんな日々が苦痛になった。B子に会いたくない、B子の友人のD子と居る、みんなに、会いたくない。

どうせ私は人気者の後ろを追いかけてる女。そうとしか、思われていないのだ。そんな事を考えているうちに、どんどんと学校が嫌になった。


「 ごめん、、なんか、胃痛い、かも、 」

『 え〜?大丈夫?休む? 』

「 うん、ありがとう 」


この日から、私は不登校気味になった。担任の先生も、頼れるような人ではなかったから余計苦痛だった。学校には、いきたい。でも、私には、B子しかいないのだ。

先生から電話がかかってくるお母さんに罪悪感がどんどんと追い寄せた。

ちょくちょく学校には行っていたけれど、やはり不快な気持ちになる。でも、そんな気持ちには蓋をする。笑顔で、話すのだ。B子の友達の男子達と他愛もない話をする。

なんだかんだあり、5年生になった。

幸い担任の先生も優しく、久しぶりにC子と同じクラスになり、会話をした。すごく、居心地が良かった。話していて、とても楽しかった。


『 おー!A子久しぶりだね! 』

「 ね!久しぶり〜! 」

「 あ、E子ちゃん 」


E子ちゃんは、幼稚園が同じの、幼馴染だ。あまり会話はしないし、仲良くないけれど。

そして、E子ちゃんとは、面識が意外と多かった。明るく、サバサバとした性格のため周りに男子も多かった、そして何より、B子と仲が良かった。

『 去年同じクラスでさ、結構仲良くなったんだよね 』

「 そうなんだ、いいね! 」

『 よろしくね。A子ちゃん 」

「 うん!よろしくね! 」


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