この麗しき双子姉妹の入れ替わりは、俺だけが知っている
学生の本分は勉強であると常々思っていた。目指すべき目標は、高いほうがいいのも分かっている。
だが……ここまでとは……
歳三さんの計らいで語学力を身に付け、「SAT」・「ACT」と呼ばれる試験で高スコアを狙いつつ、高校の成績もトップを狙う。
課外活動も重要であるとされるハーバード大学で、周りと差をつけるためにバトミントンに復帰した。
バト部には申し訳ないが、シングルスの一枠を俺が奪うことになる。目標はシングルスで全国制覇……ブランクのある俺にとっては厳しい戦いになるが、マネージャー兼彼女として、献身的に支えてくれるつばきがいる。
3年生となった俺たちは、受験生という立場となり、娯楽というモノから距離を置いて生活している。はっきりいって、遊ぶ時間などまったく無い。
俺なんてやる事がありすぎて、曜日感覚すら麻痺している状態だ。
「神代……この間出ていた議案は全て却下だ。話にならない」
「だけど、守日出……そうすると生徒会長としての君の手腕が……」
「問題ない、議長のつばきに代替案を出させている」
「野原はそれを生徒たちに流しておいてくれ」
「また私〜」
「情報操作は広報の仕事だろ?」
「広報ってそんなだっけ?……」
「豊田の議事録も調整頼む」
「了解です。コーチ……いえ、会長!」
「はぁ……君のサポートは本当に大変だ……」
「ふふふ、うちのユキタカくんが苦労かけます、神代副会長!」
「ハハ、八蓮花さんも大変だね!」
「つばき、この後だが……」
「柚子ちゃんからの伝言……ちゃんと練習に参加するように!……だよ」
(そうか……悪い……今日も遅くなりそうだ。あやめが夕食一緒に食べたいって言っていたんだが……)
(大丈夫だよ。ユキタカくんが忙しいのは、あやめも分かってるから。あと、今日私は塾だから部活行けないの)
(分かった。気をつけてな)
(うん!)
生徒会長、部活動、模試のスコア、学校の成績、小論文(エッセイ)……全てにおいて問われる入試面接のために全力で頑張る。
つばきとあやめのために頑張っている事なので、二人のケアは必須だ。ここがおろそかになっては身も蓋もない。
「お邪魔します」
「おかえりユキくん、お疲れ様。ご飯にする?お風呂にする?」
それとも……さくらさん?とはならない。今日は歳三さんもいるからね。まぁ、いなかったらハグはしてくれる。
「先にシャワー使わせてもらっていいですか?」
「もちろん!じゃあ、出る頃にご飯の準備しておくね」
「ありがとうございます」
さくらさんは最高の母親!
「ユキタカ、模試や部活動は問題なさそうだが……小論文(エッセイ)のほうは上手く出来そうか?」
歳三さん……もう調べはついてるのね。田中さんが優秀過ぎて困る。
「慣れてきました。確認しますか?」
「いや、お前がそう言うなら問題ないだろう。推薦人や手続きは任せておけ、お前は今のまま継続しておけ」
「分かりました。では、お風呂をお借りします」
「ああ……ん?……たしか今……まぁ、いいか」
「――なんですか?」
「……いや、なんでもない」
珍しいな……歳三さんのあの言い回し。とにかく、汗を流そう。バトミントンの練習で身体がベタベタだ……かなり感覚は取り戻してきたし、予定通りインターハイは獲れるだろう。
ただなぁ、柚子がいちいち絡んでくるのが面倒なん……ガラガラと浴室のドアをスライドさせると……ふわっと香るフィトン・チッドで浴室が緑豊かな森に……目の前に広がる綺麗な湖には水浴びをしていた森の妖精?……透き通るような白い肌、触れればどこもかしこも柔らかい事は見ればわかる。
「ほへっ?」とあやめが間抜けな声で振り返る……惜しげもなく晒された裸体……髪をタオルドライしていて、俺の侵入に気付かなかったのだろう。
お互いにあわあわとしている時間は、一瞬だったはずだ!「キャ〜〜!!」と叫ぶまでには、俺の海馬に彼女の裸は焼きついていた。
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「デクゥ〜!ぜったい全部見たっちゃ!」
「いや……本当に一瞬だったから!もう何がなんだか……」
「ホントに〜?」
全て記憶に焼きついています……あやめ……俺の記憶力を舐めないで欲しい。今も頭から離れずに大変だ。
「フフフ、ごめんね、ユキくん。あやめが入ってるとは思わなくて……」
「いえいえ、むしろ、ありがた……いや、気付くべきでした」
というか……歳三さんは気付いてたよねぇ。頑張ってる俺へのご褒美か?……この人の本心は本当に掴めない。
「フッ……まぁ、婚約しているんだ。こういう事故も許されるだろう?……なぁ、あやめ」
歳三さんがそんなことを言う。
「――え!?……う……うん……まぁ……へへへ」
いや、いいのかよ。可愛いな、ちくしょー!
「つばきは、まだ塾ですか?」
「そうなの……最近夜も遅くまで頑張ってて……ユキくんの影響かもね」
「そうですか……」
「フッ……いい心がけだな」
1月1日に俺は正式にあやめと婚約した。だけど、現在つばきと付き合っている。つまり、彼女と婚約者は違うということだ。
修学旅行以来、忙しいというのもあるが、あやめとは二人きりで遊んだりしていない。
あやめはやや不満そうだが、今の彼女はつばきだ……つばきと触れ合い、あやめとはこうやってなるべく八蓮花家で一緒に過ごすようにしている。
俺とつばきは、あれ以来いつ終わってもおかしくない恋愛をしていた……。
「ただいま〜!」
「「「おかえり〜!」」」
「ユキタカくん、今日泊まり?」
「う〜ん、どうしようかなぁ……」
「泊まりなさい。時間を有効に使うためにも極力うちで栄養を摂り、睡眠も取るんだ。三人とも朝は駅まで田中に送らせる」
「やったぁ!」
「ありがとうございます」
「じゃあ、ちょうど良かった。ユキタカくんに教えてもらいたいとこがあったんだ!」
「了解、じゃあつばきの部屋で勉強会だ」
「ふふふ、ありがとう」
「えぇぇ!勉強〜?」
「フフフ、つばきちゃん、やる気満々ね!歳三さん」
「フッ……つばき、進路は決まったのか?」
「うん!今度ちゃんとお願いするね!」
「ほぉ……楽しみにしている」
「ぐすん……なんか、つばきちゃんが立派になっちゃって……」
「――うっ!つばきとデクが遠くに感じる……」
「何言ってんだ。あやめだって青学だろ?すごいじゃないか」
「そうそう、そのために私たちと勉強しないと!」
「……はい……でも、三人で遊びたかった……」
「分かった。じゃあ、あやめ、今度の模試でB判定だったら三人で買い物に行こう!」
「――え!いいと?」
「ふふふ、あまいな〜ユキタカくん」
「ユキタカ……余裕だな。遊ぶ暇があるのか?」
「楽しみがあると人間は活力が出ますから!」
「フッ……そうだな」
結局、俺の留学は伝えていない。あやめはきっと東大だと思い込んでいるのだろう。まさかハーバード大学なんて思いもしていないと思う。つばきは……何も聞いてこない……おそらく……気付いている。
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「あぁぁ!勉強したぁ〜!疲れたぁ〜…………ねぇ、二人とも〜?……まだするの?」
「ん〜?あと少し……だな………で、ここが……」
「あぁ!なるほど〜ふむふむ……スッキリしたぁ!」
つばきの部屋……真ん中にテーブルを置いて、三人で向かい合うように勉強する。
あやめは集中力が切れたのか、テーブルに突っ伏して、俺とつばきを見つめている。
「……ねぇ……二人はさぁ、すごくお似合いだよね」
あやめがおもむろに呟いた。
「「――!」」
「まぁ、付き合ってるしな」
「急にどうしたの?」
「う〜ん、わたし……婚約者でいいのかなぁ……って」
「当たり前だろ」
「私に気を遣ってるの?……ちゃんと三人で話し合って決めたじゃない。」
「……こうやって三人でいれるのはデクが頑張ってくれてるからだし、婚約者なんて、夢みたいだけど……なんか二人が遠くに感じて……不安で……」
「「……」」
あやめは不安を感じている……未来が不明瞭だと、いろんなことを考えてしまうのだ。決まっているのは婚約者という実感のない現実だけ……これでは精神的に落ち込むのも仕方がない……か。
「……つばき……あやめ……言わないといけないことがあるんだ」
「……うん、聞きたい」
「――え?何?……」
覚悟を決めて二人へ告げる。
「上手くいけば、来年留学する……もしかすると帰って来るまでに5、6年はかかるかもしれない……年に一回は帰ってこれるかもだけど……こればかりは行ってみないとわからないんだ」
「「――!」」
つばきは、やはり察していたのだろう。静かに頷き手を握ってくる。
あやめは、離れたくないと突っ伏したまま泣き崩れた。そんな彼女の頭を撫でながら……ちゃんと伝える。
俺はつばきとあやめを幸せにしたい……
留学すると一緒に過ごせる時間も減るだろう……
でもそれは、何があっても守れる強さを手に入れるためだと……
胸を張って迎えに来れるように……
つばきとあやめのためなら、なんでも出来ると証明したい。誰にとかではなく……自分自身に証明して、自信を持ちたい!
俺は「二人を愛してる」……
三人で流した涙……手を取り合い頑張ろうと心の内を全てぶちまけた。
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出発の日。空港には見送りに来てくれた人たちがいる。あまり大勢で来られても恥ずかしいので、出発の日はクラスメイトには伝えなかった。
「守日出……寂しくなるなぁ。U19の代表を辞退したのはもったいないが、ハーバードだもんなぁ……お前の身体がさらに逞しくなってて、気持ちを抑えるのが大変だが……向こう行っても頑張れよ!」
「いや、めっちゃ触りながら言われても……全然抑えられてないですから……牡丹先生、お世話になりました。帰って来たら顔出しますね!」
「おう!漫画談議しような!あと筋トレちゃんとしておけよ!」
「はい!」
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「
「ちょっ、ちょっと……
「欧米!欧米!慣れておこうよ、鵠沼少年!」
「そういうことなら私も……」
「ダメですよ、涼風さん!」
「ガード硬いなぁ、守日出くんは」
「お茶会が出来ないのは寂しくなるけど……教え子の門出だもんね!」
「メールしますよ」
「二十歳になったら飲み会だね!」
「涼風さん……怖そうだな」
「飲めるようになったらモテるよぉ〜」
「いやいや、俺はクラス一の…………いや、世界一の嫌われ者を目指してるんで!」
「フフッ……鵠沼くん!さぁ二人が待ってるよ!」
「守日出くん……頑張れ!」
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「……デク〜……う、うう……寂しいよぉ〜」
あやめは抱きついて離れない……。そんな彼女の頭を撫でていると名残り惜しくもある。
「ちゃんと連絡するって!」
「毎朝毎晩する〜」
「えっと……時差考えてな……」
「ユキタカくん!私も着いたら連絡するから」
「ああ、一緒だと良かったんだが……」
「さすがにハーバードは私には無理だよ」
「いや、ボストン大学も凄いけどな……」
「むぅ……いいなぁ、つばき……デクと一緒……二人で遊ぶんでしょ!?」
「ふふふ、あやめも長期休みでおいで!アメリカだったら三人でイチャイチャ出来るよ!合法的に!」
「――!それいいね!へへへ」
いや、合法的ではないだろ!三人でイチャイチャって何?……。
「じゃあ、ちょっと行って来るわ!」
「「いってらっしゃい!」」
「瑠花……あやめは東京だ。お前が守るんだぞ!」
「くくく、その任務お引き受け致します」
「いってらっしゃい、ユキくん」
「カッカッカッ!風邪引くなよ!」
「行ってきます!」
瑠花、
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時は流れ、とある結婚式場。
「カッカッカッ!その格好なんだい!お前みたいな性格の真っ黒い人間が白のタキシードって!カッカッ……ゴホッ……ゴホッ……やばい、笑いすぎて……」
「おいおい、笑いすぎて涙が出てるぞ。メイク大丈夫か?慣れないメイクするなよ……張り切りすぎだ」
「ふぅ……しかし、頑張ったな……
「――!……ふんっ……悪かったな、
「いいさ!名前なんて、何になっても……名前は変わっても関係は変わらない……だろ?」
「……だな」
俺の名前は
「ユキくん、もう着替え終わったんだ!やっぱり花婿は早いねぇ。それにしても……ユキくんのタキシード姿、カッコいいなぁ……白にして良かったんじゃない?」
「いやぁ……恥ずかしいですねぇ……全身白って……」
「フフフ、すごく似合ってるわよ!あやめのほうは、まだかかるかなぁ……様子見て来てくれる?」
「分かりました。つばきは?」
「ん?そういえばどこに行ったんだろ?たぶん、あやめと一緒だと思うわよ」
アイツ……朝から見かけないだよなぁ。昨日も仕事が忙しいとか言って電話すぐ切るし……どこにいるんだ?
「おぉ、瑠花!」
「兄さん!本日はおめでとうございます!白のタキシード、素敵です!」
「本当かぁ?なんか……みんなに白だ白だと言われると……恥ずかしくなってきた……」
「でも、セカンが選んだんでしょ?」
「まぁな。お前は……たまにはいいな……そういう格好も……」
瑠花は黒いロングスカートのワンピースをストンッと着ている。中学生で身長の止まった瑠花は、今見ても小学生にしか見えない。いやぁ、若いし可愛いなぁ。
「――うっ!これはツバキが買ってくれたので……仕方なく……しかしこれでは、突然組織が特殊部隊を送り込んできても対処出来ません!」
「いや、さすがに結婚式では大丈夫だろ……」
瑠花はまだ拗らせている。クリエイティブな仕事をすると想像力も豊かなままだ。コイツはアプリ開発やらなんやらで大金持ちだ。今度うちの会社と連携するか……。
「あやめ!入っていいか?」
「いいよぉ〜」
「――おぉ!あやめ……すごく綺麗だ」
「そそそ、そんな……ジロジロ見られたら……恥ずかしい……っちゃ」
まさに天使……いや、大天使!
純白のドレス……シンプルなAラインながら、キラキラと輝くスパンコールが、差し込む光を反射する……
どこかの国のお姫様か?神々しいその姿に、無いはずの翼が俺には見える……
美容師さんが忙しなく着飾っているが、お構いなしに写真を撮りまくる!
可愛いを連呼する俺に呆れる美容師さんたち……バカップル認定は慣れているので大丈夫だ!
「もぉ〜終わるまで待ってよ!」
「こういうのがいいんだよ!……あれ?そういえば、つばきは?」
「――え?ん〜……さっきまでいたけど……どこ行ったのかなぁ?」
「……そっか……二人を撮りたかったんだけどな……」
「ねぇデク……わたしたち……ずっと一緒だよね……」
「当たり前だ!俺は、お前たち二人を幸せにするためなら大統領にだってなれる!」
「日本じゃないじゃん!」
「ククク、世界一可愛い双子姉妹だからな!それくらいじゃないとダメだろう」
「へへへ……デクならなれそう」
「お望みならば……」
「へへへ……」
それにしてもつばき……どこにいる。
心配になってきた……。
アメリカでの生活で俺はつばきと半同棲のような生活をしていた。彼女が近い大学を選んでくれたのも、きっと少しでも長く一緒にいたかったからだ……自惚れでなくそう思えたのは一緒に過ごした日々が、あまりにも甘く愛しい日々だったからだ。
あやめと結婚することは決まっていたけれど、あの日々は俺にとって、もっとも愛を感じた日々……。
大学卒業と同時に別れようと切り出したのは、つばき……「次はあやめを幸せにしようね」と二人で泣いた……。
次に会ったときのつばきは、何事もなかったように……いや、お互いが何事もなかったように接していただけだな……
姿を見せないつばき……やはりツラいよな……。
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ゴーン、ゴーン、ゴーン……チャペルの鐘の音が響く。
拍手と歓声でバージンロードを歩くあやめ。
大人になった皆が参列席から声をかける。
「おめでとう!」「可愛い〜!」「あやっち〜!こっち見て〜!」「ウェーイ!」
祭壇で待つ俺のもとへ……
俺たちの出会いを振り返るようにゆっくりと……
俯き照れた彼女はそっと手を伸ばす……
俺はその手をそっと受け取る……
「…………健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
お決まりのセリフに緊張しながらも、俺たちは噛み締めて答える。
「「誓います」」
「それでは誓いのキスを……」
ゆっくりと向き合い、震える手で彼女のヴェールを上げる……
(なんか恥ずかしいな……)
(ふふふ、そう?私は嬉しいだけだよ!)
「――え?」
嘘だろ……
な……なんてこった……久しぶりすぎて完全に油断していた……この二人……とんでもないぞ!
花嫁が入れ替わってる!
ということは!参列者に……横目で参列席を見ると……あやめ!イェーイ、ピース……じゃないわ!
(ユキタカくん……誓いのキスしよ!)
(つ、つばき……これは……)
(ふふふ、これからは……妻も入れ替わってるかもね!)
「――なっ!?」
戸惑う俺に、新婦からの誓いのキス……
キスの数秒で整理されていく状況!
控室の新婦もつばきだったのか!?お、俺と入籍したのはあやめ……だが、結婚式を挙げているのは……つばき!これからは妻も入れ替わるだと〜!?
こ、これは……これはまさか……
この麗しき双子姉妹の入れ替わりは、俺だけが知っている。
➖完➖
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「この麗しき双子姉妹の入れ替わりは、俺だけが知っている。」を読んでくださりありがとうございました
m(_ _)m
かなりの長編になりましたので、ここまで読んでくださった読者様には感謝しかありません
本来なら10万文字を予定していましたが、なんと約28万文字!
読んでくださった読者様や応援、応援コメントを下さった読者様のお陰でここまで長く連載することが出来ました!
私自身、最後までどんな結末になるかは想像出来ませんでしたし、いろんな可能性のある結末が頭の中をグルグルと回って……つばきもあやめも幸せにしたかったので、こういう感じで……っていろいろ言い訳しちゃいますけど、ラストって難しいですねぇ……って話です!
では、また別の作品でお会いできる日を楽しみにしています!
本当にありがとうございました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
この麗しき双子姉妹の入れ替わりは、俺だけが知っている。 ろきそダあきね @rokisodaakine
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