第3話

 翌日、楓が学校に行くと昨日とは違って幾分か教室の中の空気が柔らかくなっていた。もういくつかのグループは形成されているようで、自分の中に僅かな焦燥感が芽生えたのが分かった。

 楓は大股になって自分の席に急ぐ。自分の居場所を確かめるようにして席に着くと、すぐに和正が声をかけてきた。それに安心した。

「おはよ」

 昨日よりも砕けた口調の和正を見て、楓はほっとする。早計かもしれないが、今のところクラスから孤立することはないように思えた。

「おはよ。どうだった? 昨日の部活体験は」

 待ってました、と言わんばかりに笑顔になって和正は話し始めた。話したくてたまらなかったのであろうその唇の端は震えており、彼の興奮度合いがよくわかった。

「そうそう! 昨日の部活動体験さ、まじで楽しかったんだよ。サッカー部でさ、みんな全力って感じがして。しかも皆やっぱ楽しそうだったからさ、先輩たちと――」

 バスケ部じゃなかったんだ、という個人的な感想はさておき、楓は和正の話に耳を傾ける。

「うん。楽しかったのは伝わった」

 一通り話を聞いて言った。和正はその答えに満足したのか、頬を緩ませて「だろ?」と眩しいくらいの笑顔で笑った。

「北本さんは、あれだね。バスケ部じゃなかったんだね」

 楓は和正のカバンを見ながら言う。和正はそれに気がついて、小さく声を漏らした。

「中学の時は一応バスケ部だったんだけどな。あんまいい思い出なくて」

 和正はそう言って目を伏せた。東中は部活動に力を入れている学校ではなかったから、部活に対する熱量の差があったのだろう。その衝突が彼にとってはあまりいい思い出にはならなかったらしい。勝敗に重きを置く彼と楽しさに重きを置く部員たちとで、意見のすりあわせがうまくできなかったことは簡単に想像がつく。

「そっか。いい思い出、高校では作れると良いね」

「ああ、そうだな」

 楓の言葉に和正は笑顔で返事をした。和正のような人間には少しでも楽しい時間を過ごして欲しいと心の底からそう思った。

「江中くん」

 声をかけられた。楓の背中に悪寒が走る。多分、こいつには関わっちゃいけない。そう直感的に思った。声のかけられた方向、黒板の方を見ると京陽が立っていた。

「な、なに?」

「いえ。今日も一緒の電車で帰らないかと思いまして」

 京陽は吸い込まれそうなほど黒い瞳でじっと楓を見つめる。楓はそれから逃げようとして、彼女から視線を外す。和正の方を見ると、彼は机の木目に視線を落としていて楓達と関わる気はなさそうだった。どうやら自分でどうにかするしかないらしい。

 逡巡して、楓は頷いた。

「いいよ」

 楓の返事を聞いて京陽はホッとした表情を見せた。その時やっと彼女の本当の感情を見た気がした。

「ありがとうございます。では、また、帰りに」

「うん。また」

 短い会話をして京陽は自分の席に、楓の二つ前の席に座る。出席番号一番。彼女の座っている座席はやはりきらびやかな場所だった。

「楓、あれと友達なのか」

 深海のようなしっとりとした真剣な声で和正が聞いてきた。楓は首を捻ってから言葉を選ぶ。

「友達、というよりは昨日帰り道が同じだったっていうだけ。そんな深い仲じゃないよ」

「……そうか」

 安堵した表情を見せた和正に楓は聞いてみる。

「なに? なんか問題でもあるの?」

 和正は唸って、天井を見上げた。言って良いのか悪いのか、長考していた。決意したのか、和正は天井から視線を外し、ぐっと楓の耳元まで口を近づける。すこしそれに驚きながら、そういえばこの人には自分が男に見られていることを今更ながら思い出す。自分はそう思っていなくても、向こうからしたらどこからどう見たって男なのだ。こういう男からの行動にはたまに驚かされる。わずかに和正から距離を取りつつ、耳を傾ける。

「あいつ、同性愛者らしい」

 聞いて、脳がそれを理解するのに時間を要した。同性愛者。同じ性別の人間を愛する人間。彼女、一条京陽の場合はLGBTのL。レズビアン、ということ。

「――へ、そうなんだ」

 私情が出ないように押さえて喉から声を絞り出すと、その反応が気に入らなかったのか和正は頭を机の上に押し付ける。

「なんだよ。もっとなんかあるだろ」

 正直、何もなかった。同性愛者だろうが、異性愛者だろうが誤差だろうと思っているから。ただ、自分の近くに同じような世間から理解されにくいような感情を持っているひとを見つけて、少しうれしくなったというのが本音だった。しかしそんなこと和正には言えない。だって彼はこちら側では無いから。

「ないよ。残念かもしれないけど。私は誰かの恋愛感情とかそういう個人の物をとやかく言えるほど出来た人間じゃないし」

 楓は真剣に重く捉えられないように気をつけながら和正に語りかける。二日目にして友達が居なくなった、という状況にしないために。

「まあそうだけどさー」

 和正の声に少し苛立ちを覚えた。京陽の恋愛感情を、恋愛対象者を馬鹿にしているように聞こえたからだ。だがそれを声に出すようなことはしなかった。そうすればきっと京陽にも迷惑がかかってしまうからだ。それは避けなければならないと思った。それが悪寒を感じるような人間だとしても、自分のせいで誰かに迷惑をかけるというのは避けたい事案だった。

「ね。だから、これでそのお話はおわり」

 楓の言葉に呼応するようにホームルームまであと五分を知らせるチャイムが鳴って、周囲の人々が静かになっていく。さすがにこの状況では雑談も、噂話も弾まない。

 京陽はレズビアンなのかもしれない。それはトランスジェンダーである楓にとって他の人間よりももっと特別な意味をもたせようとしていた。

 ありがたいことに今日も午前中しか学校がない。しかも授業ではなく春休みにやった宿題から出る実力テストだったから適度に力を抜きつつ、頭の片隅でずっと京陽のことについて考えていた。もし彼女がレズビアンだったのならあの感情の読めない瞳が少しは理解できるのではないか、そう思えた。

 テストは可もなく不可もなくといったふうに終わらせて、楓は手早く帰る準備を済ませる。二つ前の席に座っている京陽は欠伸をして、指先でシャープペンシルを回していた。

 楓は昨日と同じように電車の時間をずらすため、一つ隣の駅へ向かう。京陽と二人ではなく、一人で向かっているのは理由がある。それは彼女が言葉のままの意味で楓を誘ったという前提なのだが、帰りのあの行動を見る限り楓の読みは間違っていなさそうだった。三十分ほど待って、一年生で混むであろう電車より一本遅い電車に乗り込む。三分ほど揺られて、生明駅に着いた。

 電車の扉が開いて、笑顔の京陽が入ってくる。意地悪そうな笑みを浮かべて京陽は言った。

「おかしいですね。同じ駅から乗ったはずでは?」

「また勘違いしているみたいだね。ちゃんとホームに居たよ。一条さんは勘違いしやすいね」

 楓も同じような意地悪い笑みを浮かべて京陽を迎えた。京陽が楓の隣に座ると、電車が静かに発車した。

 話し始めるタイミングを見計らうように京陽が楓の方をチラチラと見る。瞳の中で太陽の光が乱反射していた。彼女の心情が瞳の中で交差しているように見えて、楓の心を少し乱した。一度にやりと笑って楓の方に体を寄せる。楓と雅の距離は手のひら二枚分まで縮まる。

「面白いですね」

「なにが?」

 にやにやと笑みをこぼしている京陽に楓は聞く。京陽は笑いながらそれに答えた。

「いえ、北本くんが近寄ったときはすこし距離をとったのに私の時は距離をあまりとらないのだと思いまして」

 京陽は笑うのを必死に抑えている。か細く、今にも崩れそうな声に楓は失笑しながら、あれを見ていたんだと心のなかで呟いた。

「あれは……まあ、驚いたから」

「今回は驚きませんでしたか。残念です」

 京陽は笑って、車窓から外を見る。流れていく景色。昨日も見た、見覚えのある景色。それを見ながら、京陽はぽとりと呟いた。

「聞きました? 噂」

 小さすぎて、聞き溢しそうなほど小さく、ささやかな言葉は電車の走行音にかき消されそうだった。いや、現に聞き溢しそうだった。楓は京陽に集中していたから、聞き溢さず掬い上げられたけれど、もし集中していなかったら、例えば家の中でふと亜夏が呟いたのなら、きっと聞き溢していた。それほど小さな声で、儚い柔い声だった。

「……なんか言った?」

 しかし、楓にはその質問に答えられるほどの無責任感を持っていなかった。楓の言葉は電車とともに揺れながら京陽の耳に届く。京陽は目を細めて、車窓から視線を外す。楓のほうを一瞥して、頬を緩ませる。その演技じみた行動を楓は指摘する勇気はなかった。

「いえ。何も言ってません。きっと、江中くんの勘違いってやつですよ」

「そっか」

 それきり、京陽と楓の間で交わされた言葉はなかった。

 京陽と楓の降りる駅に電車が停まる。間の抜けた音が聞こえて、アナウンスが入る。

「それでは。また」

 彼女はそう言って立ち上がる。ふわりと揺れたスカートはまるでクラゲが浮き沈みしているかのように見えた。

「うん。また」

 彼女の後ろ姿を眺める透き通った黒い黒髪を眺める。彼女と会うのは週明けの月曜日になる。その頃には本格的に授業が始まってしまう。楓には関係ないが部活動体験ももっと活発になる。彼女が部活に入れば、こうやって二人で帰るのも最後になるだろ。

 電車の扉が閉まる。いつになったらこの駅に降りれるのだろうと、いつになったら彼女に嘘をつかなくて済むのだろうと、そんな事を考えながら、楓は一駅分無駄に電車に乗った。

 家には誰も居なかった。亜夏はバイトで両親は仕事だった。これが楓にとって普通の日常だった。昨日のように亜夏がいることは極稀だ。

 楓は自分の部屋に入って、カバンを地面に置く。教科書の入っていないカバンが空気の抜けた風船のように地面にへばりついた。

 楓は制服を脱ぎ捨て、机の引き出しに入っている鍵を使って、鍵のかかっているクローゼットを開ける。我が家はほとんどすべてのクローゼットに鍵がついている。その方が泥棒とか来たときに安心だから、と家を買った時に楓の母親がつけたのだ。

 クローゼットを開けるとメンズの服の中に紛れるようにして何着かレディースのズボンやブラウスなど、世間体を気にしたものばかりだが、男の外見でも違和感なく着れる服が入っている。楓がトランスジェンダーだと亜夏に打ち明けたときから、亜夏は自身が使っていたものを時々置いていくようになった。何度かスカートなども置いていっていたが、楓自身が自分には似合わないからと断った。それから、一度もスカートやワンピースなどのものは置いていかなくなった。きっと捨てられたかリサイクルにでも出されているのだろう。楓にはもう知る由もない。

 楓はその中からレディースのブラウスとスウェットパンツを引っ張り出す。ベッドの上にしわにならないように置いて、クローゼットの隅に隠れているメイク道具の入っている箱を取り出す。中には化粧下地、フェイスパウダー、リキットファンデ、コンシーラー、アイブロウペンシル、パウダー、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、チーク、口紅、フェイスブラシ、チークブラシ、リップブラシ、眉毛バサミが入っている。すべて亜夏が楓の為に買ったものだった。

 一度洗面所まで行って、ぬるま湯で顔を洗う。洗顔ネットで泡立てて、優しく肌に負荷がかからないように洗顔して、泡を落とす。タオルで顔を拭くと、さっぱりとした自分の顔が映る。それに憎々しげな表情を向けてから楓は自分の部屋へ戻る。

 自分の部屋に戻って、ブラウスとスウェットパンツを体にまとってから机の上に置いてある化粧水と乳液を取った。

 自立する鏡を立てて、化粧水を手のひらに乗せる。叩かず、優しく馴染ませていく。何回かに分けて、ゆっくりと。同じように乳液も馴染ませてから、楓は化粧下地を手に取った。ピンクベージュ系のトーンアップ下地。亜夏が「あんたに合いそう」と独断と偏見で選んだもの。けれど楓はそれを気に入っていた。現に亜夏のその独断と偏見は楓を良く助けてくれているものだから。

 手にクリームを乗せて、手の上で軽く伸ばし頬に乗せる。両頬とも指で伸ばしてからパフで馴染ませる。それを額と鼻、顎にも同じことを繰り返す。目元などくぼんでいるところもしっかりと丁寧に。ここで手を抜いてしまったら違和感が出てしまう。化け物みたいにならないように丁寧にやっていくと肌がきれいになっていくのが鏡越しに見て分かった。

 コンシーラーでニキビ跡とか眉毛の剃り跡などの気になるところを潰して綺麗な肌に近づける。ルースパウダータイプのフェイスパウダーをフェイスブラシに纏わせて、頬の上に乗せていく。主張が強くなりすぎないように気をつけながらふんわりと乗せていく。

 全体的にナチュラルめになっているかを確認して、アイブロウに取り掛かる。

 鏡を見ながら茶色めのアイブロウペンシルで眉毛を書いていく。鉛筆に似た形状のものを使っているからお絵かきをしているかのような感覚に近い。眉尻まで書いて、アイブロウパウダーで仕上げる。眉毛が顔から浮かないように、馴染ませるように軽く乗せていく。一度、失敗してからアイブロウに関してはしっかりと丁寧にするようになった。

 次にアイシャドウ。ブラシを使って涙袋の部分を塗っていく。目尻は少し茶色を重ねてみたりしてみる。アイライナーペンシルで涙袋をはっきりとさせた後、それをぼかして悪目立ちさせないようにする。目の上のシャドウは薄いピンクに仕上げた。

 アイライナーでまつ毛の生え際に沿って目頭から黒目まで、黒目から目尻まで線を丁寧に引いて、目尻の形に沿って斜め上へ跳ね上げる。

 楓は鏡で自分の顔を見る。メイクをする前とは比べ物にならないほど可愛い顔になった自分を見る。それに少しの間うっとりとしてしまう。メイクは人を変えるというけど本当にそうだよなぁと心の中で思った。

 楓は出っ放しだった今までのメイク道具を箱に戻して、チークとチークブラシを取り出す。チークブラシにパウダーを付け、軽く手の甲で落としてから頬の上の部分に軽くのせる。

 口紅もマスカラも今日はしなかった。理由としては口紅は亜夏が買ってきたブランド物であるから、特別な日にしか使わないようにしているから。マスカラはシンプルにもうそろそろなくなりそうだから使いづらかったからだった。

 楓は角度を変えて自分の顔をじっくりと眺める。はじめの頃は悲惨なものだったが、今となっては始めの頃に比べたら上手くなっていると思う。楓の唯一の癒やしの時間だった。自分の好きなものに囲まれ、自分の好きなことをする。周囲が人前で自然と出来ていることが、出来ている時間は何にも変えられない全能感だとか、有能感とか、そういうものに支配される。

 いつも感じている疎外感を、異物感を忘れられるこの時間が、楓の生きる意味といっても差し支えなかった。

 立ち上がってくるりとその場で回ってみる。これでもっと髪の毛が長かったらきれいだったのにな、と考えながらベッドに座り込む。僅かに体が沈み込んでまた浮き上がる。まるで止まった心臓が拍動するように、どくんと拍動する。

 もし、今の姿を和正や京陽に見られたらどうなるんだろうと楓は考える。受け入れられるのだろうか。まだ数時間しか時間を共にしていないから、楓にはなにも分からなかった。

 下から扉の開く音が聞こえて、楓は思わず体を固める。まだ親にトランスジェンダーだということを言っていなかったから、これを見られると少し気まずい。違和感を持たれてしまったら申し訳ない。だって両親としては楓を男として育てているのだから。親には、まともだと思われなきゃいけない。

 しかし、その一瞬の動揺も聞こえた声によって打ち砕かれた。

「かえでー、いる? 暇?」

 亜夏が勢いよく楓の部屋の扉を開けて、満面の笑みで聞いてくる。化粧をして、私服に着替えている楓を見て、亜夏はにやりと笑う。だからノックをしろといつも言っているのに。

「準備万端じゃん」

「待って、なに?」

 楓は嫌な予感がして、亜夏の動きを止める。亜夏は首を傾げて楓を見て言う。

「なにも変なことはしないよ。ただ、一緒に買物行こうって……」

「馬鹿じゃないの? せめてメイク落として服着替えさせてよ」

「なんでよ? かわいいじゃん」

「ちがうちがうちがう。こういうときは姉としてじゃなくて世間体を気にして。ほんとに。外見的特徴が男な場合、女物を着ているとあまりいい目を向けられないことは知ってるよね?」

 楓は語句を強めて言う。家のなかでしかこういうことをしていない。だからこの格好で外へ出たことはない。けれど楓には容易に想像ついてしまう。この世界は残酷だと。多様性という耳障りのいい言葉を歌っておきながら、その多様性の中に入らない理解され難い多様性の事を排斥する世界だということを。

「大丈夫だって。そんなんバレないよ。わざわざ楓が着ても違和感がないやつ残してるんだから」

「大丈夫なんかじゃない」

「メイクは落とさないで。それかわいいから。あとで写真撮らせて」

「どうしてそうなった? メイク落とさないのはぎり譲歩出来たとしてももう一つの方は無理だろうがっ」

「服着替えるにしてもせめて清楚系にして。もう私のやつ貸すから」

「私さ、着せ替え人形じゃないんだけど」

 楓は声に怒気を孕ませる、いくら姉である亜夏だとしても流石に限度があった。亜夏ではなかったら思いっきり怒っていた。

「……ごめん」

 亜夏は驚いたのか、動揺しているのか、その瞳は揺れていた。

「……こっちこそ、ごめん。血、のぼった」

 微妙な雰囲気が部屋を満たした。それがどうも居心地が悪くて、もぞもぞと体を動かす。亜夏も気まずいのか視線を彷徨わせている。その視線は楓を捉えたかと思うとすぐに外れた。

「――メイク落として、着替えるから。そっから買い物ね」

 楓は声のトーンを明るくして、空気を切り替えようとした。亜夏も今のままではいけないと思ったのか、同じように声のトーンを明るくした。

「うん。わかった」

 そう言って亜夏は自分の部屋へ入っていった。楓はメイクを落とすために洗面台へ向かう。亜夏に対して声を荒げたのは随分久しぶりのことだった。気まずい雰囲気も随分久しぶりの感覚だった。人と深く関わっていないとこういう事になりやすいんだろうと楓は思った。


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