世界は時に流される。
恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界
世界は時に流される
古くから、王を頂点とした国がある。
この国に、突然文明開化が起きた。凄まじい速度で発展していく。この国のほとんど人々はどんどん幸せになっていった。
大きな進歩の最中、とある国が攻めてきた。とある国はこの国よりも更に技術が発展しているため、この国は直ぐに占拠されてしまった。
そして、とある国はこの国の戦力をほとんど無くさせ、技術を少しずつ与えていった。この国の人々の生活は更に豊かになった。しかし、とある国への嫉妬で幸せを感じられなくなっていった。
とある国は、同じように世界を攻めていき、統治していった。世界の生活水準は高まり、平和が訪れた。
とある国で、権利が発展していった。同時に世界の技術力が上がっていった。国々は、上がった技術力で争いを始めた。そして、国々はとある国を攻めた。
とある国は反撃しようとしたが、権利に縛られ何もできず、とある国は亡くなってしまった。
国々の争いは激化していき、技術が新たな技術を生むように、国々は発展と崩壊を繰り返した。
技術発展の中、世界の各地で権利が発展していった。国々は権利のために武器を捨てていった。
そして再び平和が訪れた。
今もなお、世界は緩やかに発展していく。
発展は穏やかになっていき、止まる。
世界は楽園と化し、幸せが満ち溢れる。
世界は、ゆっくりと、ゆっくりと終わりへ向かっていく。
世界は時に流される。 恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界 @Nyutaro
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