第4話

無賃電車に乗ってから、私は本当に如月駅へと辿り着いた。

ここは、何処なんだろう。


少し怖かったが、私は歩いてみることにした。


すると、「おい!そこのお前!」


名前はなんと言うと振り返った所にはお父さんが居た。


「うそ、お父さん……」


なんで、もっと話したかった。もっと聞きたかったことが山ほどあるのに。

私は何も言えなかった。だってそれは私の曽祖父だったのだから。


「正三さん……?」

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