素晴らしい作品でした。
666文字という短さながら、読み心地よし、ラストのオチも最高と、すごい満足感を与えてくれます。
日常の中で見つけた小さな疑問を突き詰めて、主人公がいくつか可能性を考えるという展開。主人公の出した案は共感しやすく、「なるほどそういう感じかな」と、ふむふむと読み進めていくことになります。
そして、ラストの衝撃。
一行で真相が示される明快さもさることながら、「いや、そこにそれも出したらダメでしょ!!」とツッコミを入れたくなる楽しさが加わるという、何から何まで最高の仕上がりでした。