過去の思いを思い出すような話し

本気で絵に向き合って、上手くなることを喜び、技量が追いつかない事を悔しがり、色々あって、やがて筆を置いてしまった当時の自分を主人公の視点から、客観的に見れたような話しでした。

もちろんこの物語の主人公ような人物は私の人生には登場しませんでしたが、挫折して葛藤する美術部部長の気持ちは身を切る様に共感出来て、同時に嫌なことも楽しかったことも思い出せて感情を動かされました。

もう一度、鉛筆を握ってみようと思います。
ありがとうございます。