カクヨムなろう創作論エッセイ1位が語る「簡単エッセイ上達法」と「エッセイは息抜きにしよう」な話
文字塚
ネタエッセイ勢がエッセイや創作論で1位になった事に関する、率直な気持ち
私はお笑いネタエッセイ勢です。
これが大前提。その上で結論を記します。
・真面目なエッセイを書くことを目指すなら「優秀な言論人、書籍を求める事」がスタートライン
・質が高いorバズるエッセイは修羅の道。やめといた方がいい
・ランキング1位ぐらいならまあ別にいいかも
・小説書きましょう
幾分暑さがマシになった昨今、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はと言えば、エッセイがなろうにて日間1位週間2位になったりしてました。月間は20位以内でしたかね。
カクヨムだと創作論エッセイが同じく日間1位、週間1位、月間3位。年間は92位とからしいです。無名ユーザーなんだけどなあ(笑)
皆さんお読みいただき、評価下さりありがとうございます。ですが私はエッセイストではなく又、文芸評論家や創作について「教えるプロ」ではありません。
「まあ評価ゼロだろう」
と書いたらランキング入りしてしまいました。小説書きに来てるのに、別でランキング入りするとはどういうことか(笑)
私自身エッセイは気楽に記せますし、創作論ならば多少手厳しいことも記せます。エッセイや創作論には「思考の整理」「自分への叱咤激励」という側面があり、
「こうなってはいけない」
と、戒めの意味合いもあり記しています。
自分を律する為にも記す。エッセイには息抜きの意味合いもありますが、そこには「私の程度」が記されているのです。これらを読めば私の程度は一目瞭然。小説だろうがエッセイだろうが、その人の腕は文章や作品に如実に現れます。さて、私がここまで何を記したか皆さまお分かりでしょう。その上で次にいきます。
□コラム、エッセイ上達法のポイント
「なろうでエッセイ1位かあ。週間2位とかいいなあ。自分も書いてみたい」
「カクヨムで読み合い、馴れ合いもしないで創作論1位かあ。日間週間1位、月間3位とかいいなあ。自分も論じたい」
と、ライトユーザーな方は思うかもしれません。
ですが私はお薦めしない。小説を書きましょう(笑)
それでもなおコラムやエッセイ、創作論を記し結果を出したいと考える方いるかもしれません。ですので私なりのポイントを簡単に記しておきます。
・当たり前のことを当たり前に記す
・独自の視点を用い、主観と客観を使い分ける
・情報を精査し、多角的視点を用いる
・要点を絞る
・例外としてだが、笑い取れ
こんな感じです。
しかし一つ忠告しておきます。
「共感を呼ぶエッセイは、同時に反感も買う」
的を射たエッセイは誰かを怒らせます(笑)
「反響が反響を呼び、変なのが来る」という感じですね。
ふんわり系、柔らかエッセイが書きたいなら、それはまた別の技術になります。「さくらももこ」さんとかかな。
すいませんちょっと私には分からない。
□言語化する能力
コラムやエッセイ、創作論において重要なのは言語化能力です。小説と同じく、いやそれ以上に「伝わらなければ話にならない」世界なんです。
言語化能力を上げる方法を二つ挙げます。
・情報を多角的視点で分析する
・逆に一点に絞り「断定的結論を出す」
・情報処理能力は必須
これが出来れば及第点。ただしそれぞれ罠がある。
まず「多角的視点」は結論が曖昧になりかねない。大量の情報を分析するのは大変なので、無理ない範囲でやりましょう。勉強は欠かせません。
逆に「一点断定主義」は「自己陶酔」に陥る可能性を孕む。
特に後者。この罠はどんな優秀な人でも陥りやすい。自分の主張が「絶対」となり、人の意見など聞かなくなる。この現象はネットワーク上に大量に存在します。現実社会の分かりやすい例として挙げますが、アメリカの社会と政治で起きてますね。
「社会の分断」
という奴です。私からすれば「そもそも分断している」ものがメディア、あるいはトランプ陣営、そして反トランプ陣営によって「顕在化」しただけです。こういうのはともかく、言語化能力を上げるには「学び、思考し、語り、精査する」これを繰り返すしかありません。
□優秀な言論人を求める
さて、これらの質を上げる為には、
「優秀な言論人」「優秀な書籍」
が必要不可欠です。
私はカクヨム内において優秀な言論人、あるいはスペシャリストと出会う幸運に恵まれました。その方は私にすれば有料レベル、書籍レベルの内容を記されていました。とても勉強になったので、感謝の意を込めちょっと多めなギフトを送らせていただきました(笑)
いきなりギフトが届いたその方は「急になんだ?」と不思議に思ったかもしれませんが、学びがあればお礼がしたい。
カクヨムではそれが出来る。受け取った方は「ちょっと多すぎだろ」と、笑ってしまったかもしれません(笑)
□エッセイを書いた結果起きた、理系エリートに囲まれるという現象
説得力をいかに持たせるか、エッセイのポイントはこれに尽きます。
コラムやエッセイ、創作論に必要なのはやはり説得力です。となると「経験」と「情報量」は欠かせません。私はカクヨムやなろうにおいて「創作、創作界隈」についてしか記していません。
別の場所で他の話題を記していたら、気がつくと、
「読者ユーザー理系エリートだらけ」
みたいな現象が起き、挙げ句優秀なビジネスパーソンまでやって来る、という地獄を味わいました。
「文系お笑い、そもそも体育会系」な私のエッセイを求めこういう方が来るようになってしまったのです。
勘弁して下さい(笑)
更に、理系の大学院生に「エッセイの内容が分からない。教えを乞いたい」と頼まれ「笑いの解説をしろと申すか?」と、困惑する羽目になりました。実際は私の主張を正確に知りたかったそうです。仕方なく笑いを排除し説明しました。すると、
「ありがとうございます。まるで講義を受けているような気持ちでした。(以下略」
と、その理系な大学院生は仰るわけです。
私は哲学講座を開いたわけではない(笑)
多少おべんちゃらは入っていると思いますが、ややこしい哲学や社会問題、国際情勢は理系エリートにはあまり関係ありません。ちょいとネタ書いたらこんな感じになるわけです。
□小説書きましょう。エリートの代表格がやってくるから
いいですか、ある程度エッセイが書けるようになると、この通り「エリート」そして「愚者」に囲まれる可能性があるんです。もちろん一般ユーザーも含まれますが、
「どう考えてもお前らの方が頭いいだろ」
と、言いたくなる方々に囲まれます。そんな方々が愛読者になり、鋭い指摘から教えを乞う人まで、様々な方に対応せねばならなくなるんです。
その代表格が「中央省庁」です。
いやお前仕事しろよ。
お前官僚だよな? 仕事中に人のエッセイ愛読しとる場合か!w
とまあ、こういう理由で私はお薦めしません(笑)
エッセイの腕が上がりウケたらウケたで、困るんです。どうしようもない愚者から、ビジネスパーソンや理系や文系のエリートまで幅広く、あなたは対応しなければいけなくなる。
□最後に
地味なエッセイならともかく、ちょっと鋭いエッセイ書いたら面倒ごとに巻き込まれます。なろうやカクヨムならまだしも、本格的なエッセイ関連のサイトで人が集まるようになった日にはシャレにならない。
本来愚か者の相手なんかしなくていいんですよ。
やるだけ無駄なので。
下にリンク張りますが、下の創作論エッセイであえて相手したのは「カクヨムの基準」が知りたかったからです。「これダメだろ?」と私は考えましたが、創作論なので「ユーザー側で対処しろ」が、運営さんの判断なんでしょう。
「星3付けたら意味不明なレビュー書いていい」
という前例になりかねない。ですがまあ、今までもあったのかな。守るべきは「小説」であるという、姿勢と思われます。エッセイや創作論は「ユーザーの裁量」って感じなんでしょう。
さて、1位になった当該エッセイ、私としては「普通のエッセイ」のつもりでしたが、どうやらなろうでもカクヨムでも違ったようです。そして起きたのは、規模はともかく前述したものの「なろう、カクヨムver現象」です。
ライトユーザーさんや、優れた書き手ユーザーさんまで幅広く来て下さいました。なろうでは万のポイントを持つ方から書籍化作家さんまで来る始末で、私の「そもそも読まれず、評価ゼロ想定」は大きく外れました。カクヨムでもランキング1位になる始末。
交流とかほとんどしてないのに(笑)
結果として有意義な交流、意見交換が出来とても嬉しかった。
変なのも一人だけ来ましたが(笑)
今後も息抜きエッセイは記しますよ。
こんな感じのエッセイですね。
「人気が出るエッセイ書きたいなあ」という方いるでしょうが、前述の通り私はお薦めしません。息抜きレベルにしましょう。人気が出たエッセイが理由で「二度とエッセイ書かねえ!」と、宣言されてたユーザーさん以前見かけましたし(笑)
皆さん、小説を書いて楽しく活動して下さい。
そもそもエッセイが目的ならば……それはそれで尊重します(笑)
ではではまたの機会に。
ランキング1位でした(笑)
・参考創作論エッセイ。日間週間1位、月間3位
「カクヨムの圧倒的快適さの意味vs創作という観点」
https://kakuyomu.jp/works/16818093082474086345
これに付いた意味不明レビューの相手をしてました。
四話はなんと約6500文字! 長い!(笑)
カクヨムなろう創作論エッセイ1位が語る「簡単エッセイ上達法」と「エッセイは息抜きにしよう」な話 文字塚 @mojizuka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。カクヨムなろう創作論エッセイ1位が語る「簡単エッセイ上達法」と「エッセイは息抜きにしよう」な話の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます