お腹の調子は悪かったし、言い訳してすみません
明鏡止水
第1話
くしゃみをしただけで腰が痛い明鏡止水です。
サロンパスを痛い場所に貼りましたが父が言うには。
「それがちがうんだな〜! 痛い! と思ってる場所じゃなくてその上とか下の方に貼るんだよー」
とのアドバイス。
……貼ってもらえるなら、楽だけど。
自力で貼るならダイレクトに痛い場所に貼るのが限界です。
マイ・ファザー。
最近夜勤を経験した為連休を組んでいただき、ちょっと早番があり、仕事ができず怒られ、またお休みがあり。
Netflixに浸りたい。
あとネットで買った物が思ったのと違うから返品したいけど着払いで梱包するのが難しい。やった事ない。
数ヶ月前に買った財布とマルチポーチが今頃届いてクレジットカードの金額がヤバいことになった。
しかもミニ財布とはいえ五千円位するからそれなりに大きいと思ったらホントにちっちゃい。
子どものお財布かて。子供もいなければ少女漫画とコラボしたお財布なんて持たせて、もしイジメられでもしたら可哀想だし責任感じるわ!
親戚の子にもあげられんし、責任持って管理しますか……、と。
それにしても、さては我が家、お金ないな。
お米はね、親戚が30キロ(!)抱えて分けてくれたから、たすかる! ありがとう! と別れた後で米袋を持とうとしたら。
持ち上がらない!!
どういうことだ?! 親戚は抱えて玄関からウチのキッチンまで運んでたぞ?! と七不思議を生んだ。
そんなわけでお米はありがたいことにたくさんあります。
ただお金を使わないようにしているので10種類くらいまとめ買いしたふりかけをバリエーション豊か?
バラエティ豊かにふりかけております。
冷凍庫に賞味期限切れのひき肉があるので、そぼろを作りたいのですが。
……そぼろの作り方がわかりません。醤油? 焼肉のたれ? 味噌ではあるまい……。
あと赤くなったピーマンが二個、野菜室に転がってます。
ピーマンの、肉詰め、食べたいですが……。
ひき肉さんが凍ってるしなあ。
そぼろでいい、そぼろがいい。
お肉が欲しい。
そんな明鏡止水はお腹を壊してお休みいただきました。あんだけ休みがあったのに体調崩して何やってんだよ、ドカスが!!
と怒ってください。
目覚ましにも反応しました。
上はポロシャツ、下はいつものジャージ。
ダサいですが仕事に行くには十分。靴下履いて寝癖を直して、バッグを持っていつも通りに出勤するだけです。
起き上がり、顔を洗い、相変わらずのうねった癖毛とゲジ眉にうんざりし、今日も自分嫌いだ。
と痛む腰で起き上がり。
のそのそ座椅子に倒れ込むように座って。
腰、毎日痛いなあ、特に朝が痛い。んで、仕事中に何度も何度も痛める。なんだこれ。
介護への熱意はあったのですが。できない自分。休日に何もやれない自分。辛くなってきました。
先に何も食べてないのに食後の薬を飲み、自棄になってあとからバナナを一本食べて。
冷たいコーヒー牛乳を飲んでトイレにすぐ籠り。
どうしようかな、って。
もう、「どうしようかな」って時点で行く気無いんですよね。
職場に電話するのは緊張します。お腹壊してるのは事実だし。もう既にいつもなら出発している時間。勤務時間に間に合いはしますが……、下痢で休めるのかな……。そんな事を考えている間にもコール音は響き、
丁寧な職場の方の応対の下、欠勤することになった明鏡止水です。
月に一度はあるか? あったとしても立場が上の人が調整してなんとかどこかで出ましょうか、埋め合わせしようか、と言ってくる。
まあ、遅番だろうが早番だろうが誰か欠番になったらどこかや誰かに皺寄せがいくわけで……。
わかっているけれど「体調不良」の日はあるわけで……。
やってけんのかな……。昨日はちゃんとお風呂入ったし。ちょびっツの新刊買ったし。ネトフリのマイリストにヒロアカの映画チェック入れといたし……。
でも、ぜんぶチェックいれただけ……。
何にも見てない。二連休もこの間の休みも父がリビングで寝てるから大きな音は立てられない。テレビをつけてニュースを見てると唸られる。
……寝言らしい……。
起きると本人は覚えてない。
夜勤から帰宅した父は早朝孤独のグルメをNetflixで見てる。父が寝て、出勤するまでは物音立てられない。
夕方帰ってきた母はコメディやSF、アクションの多い洋画をやっぱりネトフリで見ている。
……私が見ていい時間が無い。
契約料とかは私持ち。もちろん、私のスマホでも見られるけど、迷惑メールの通知が多くてスマホが震えるから気が散る。バイブレーション無しにしたらそれはそれで大切なお知らせとかLINEに気づけないかも、と悩む。
父が午後五時ごろ出ていく。母が帰ってくるまで映画一本分くらいしか見られない。
ふと、そういえばブルーレイのデッキの録画機能に「耳をすませば」の実写版を入れてあったのに思い当たる。ドラマのブラックジャックも一応撮っておいたっけ。手塚治虫のブラックジャック好きなんだよなあ。いのち、って感じで。
鬼滅の刃の柱稽古編も撮ってあるわ。
コマーシャルのお知らせまで楽しみたい時と、さっさとスキップしたい時がある。
今日もまた、Xとカクヨムの日々だった。
漫画が一冊読めたけど。
今日は母さん何食べるんだろう。
最近プレートで売ってるオシャレな冷凍食品を食べているようだ。お肉もブロッコリーも主食もバランスよく入っている非常食みたいな冷食だ。
羨ましい。
まあ、母や父が自分で稼いだお金で買ったのだろうけど。
私はお金がないからまたスパゲッティかなあ。
あんまりしっかりしたもの食べないとすぐ下痢になる。腹痛はあまりない。
あまりいいお話じゃなくてすみません。
けどひさしぶりにちゃんと食べてお腹がびっくりして下る人と、細々と食べててもしっかりしてなきゃ結局下る人は下って、水分とかどんどん出ていっちゃうので、私はまめにお腹下った時は水分取るんですが、逆効果の時もあります。
明日、職場に行くのが辛いなあ。だれが犠牲になったのだろう。みんな優しいからなあ。一部ほとんど笑ってくれないけど。
休んじゃったなあ。
さいきん、夏はジブリ、とかで。
ラピュタやトトロがやったのかな?
……ベイマックス、観てから、きょう、寝ようかな。
ベイマックス観て、泣いたら、明日行ける気がする。
世の中夏休みが終わったのかな?
まだかな?
テレビで夏休みとか、春休みとか、長い休みが終わると、みんな死にたい、から死のう、になっていくのか。増えてるのか、前からあったのが報道が増えただけなのか、悩むじゃん。みんな。
悩みます、けど。
カクヨムでもヒロアカでも呪術廻戦でも鬼滅の刃でも山田くんとレベル999の恋してようが、推しの子を盛り上げてようが、小市民を目指そうが、ステラを貰おうが、着せ替え人形になってコスプレイヤーになって恋したっていいからさ。
物語には、触れて生きてこうな。
目が見えない人って、アニメも絵本も見られないんだよなあ。
色、ってどう教えたらいいんだろう。
耳が聞こえない人はさ、自分の子供の可愛い喃語が一生きけないんだよな。
そんなような、人たちのことを、考えてたら、仕事休んどいて泣いてる自分がいます。
点字とかさあ、あれ、ものすごくわかりにくよ、読める気がしない。でも、もし、自分の目から光が失われるなら覚えたほうが、覚えなきゃ、世界から自分を発信できたら受信できるものが増えたり減ったりする。
耳が聞こえなくても相手の口の動きで何を言っているかがわかるなら世界がそれだけで、彩るかもしれない。
もっといろんな物が見たいのに、仕事がある。でも、難癖つけて仕事を休んでも結局ちょっとしかやらなくて。
社会で生きてる、「社会人」って概念が誇らしくも、それでいて苦手だ。
社会に出られて嬉しい。
パニック障害が辛くて店の店内を回るのもレジに並んで待つ時間も発作が出そうで苦しかった頃が辛かった。誰かに助けて欲しかった。
あの頃に比べれば、働けて、ズル休みみたいなことして、でもホントにお腹の調子悪くて。いつも拝んでくれた利用者さんが亡くなって、飼うことになったペットは可愛く思えなくて。
障害者になってから自分の情が何かしら変わってしまったように思う。
いつか借金全部返したら、親に実はお金借りてた、って白状しようか。
今のお仕事が三年つとまったら、介護福祉士を目指してみようか。
いつか。
いつか。
いつかが多い。
いつか、私の、本当の欲しいものや、得たい物が、訴えてくれることはあるんだろうか。
もし、今仕事を辞めて。無職になったら。
障害年金で借金を返す。
だめだろう、なんでだろう、ダメだろうと思う。
やり方の一つとしてはあっていいし、一つの道だけど、きっちり働いて返すとかの意見とかもあるんだけど。
続けられるなら、続けたい。
勤まるんなら、やりたい。
毎日を拘束されてるとは思わない。
むしろ家で少し困ってる。
でも、もう一人暮らしの資金は勿体無いから出したくないし、もともと出ない方が良かったと思ってる。
アパートの契約とか、少しでも一人で生活する期間があったのはいい経験だったのかもしれない。
でも、統合失調症はもう、誰かわかってくれる人がいた方がいい。
家族が近くにいた方がいい。
ベイマックスを見ようと思ったけど、明日のためにとりあえず夕食を食べて、いつもみたいに九時に幸せに寝るのが一番な気がしてきた。
これを書きながらなんか、涙が出てたけど、鼻もかんだし、ちょっと、デトックス。
泣くことは、体にいいと思ってる。
いいじゃん、通知がブルブルこようが鬼滅の刃もヒロアカも最新話すっ飛ばして見ちゃえば。
もっとおしゃれになりたかったなあ。
友達と原宿とか行ってみたかったなあ。
でも、ダサいってバレたくなくてお誘い断って酷いことばっかりしてた。
どうしよう、どうせ、午前中寝てたようなものだし、ベイマックスちょっとでも見ようかな。
……録画設定してある。昼間に、一応。
でも、母と鉢合わせるからなあ。
カクヨムの人たちが「ともだち」です。
読んでくれなくても、けなされてもいいし、呆れられてもいいし、そっちが書くだけでこっちの作品読みに来いやー!! とか思わせちゃってるかもしれませんが。早寝して、バナナとスパゲッティと、たまに半額のサイコロステーキ食べて、父が食べていい、って言ったカップ麺で生きてます。
家族で、家族のおかげで、生きてます。
家族といるのが辛い人、たくさん、おおぜい、いると思います。物語でもかぞく、ファミリー、肉親は大きな影響力を持っています。
自分も自分の家族を持ちたい。
そんな思いがずっと浮かんでいた日もありました。
妹がいてくれて良かった。
姪が生まれてくれて良かった。
妹が無事母になれて良かった。
家族が増えて良かった。
甥が生まれて懐いてくれるのが嬉しい。
いつか強いママやパパにお前たちもなるのかもしれない。
おばちゃんはお前たちに何も残してやれないかもしれない。
それでも、いま、この部屋にあるものの中で、お前たちが将来「これなに?」、「これカッコいい!」、「これなんだこれー!」と楽しんでくれる物があったらいい。
私は昔、幼稚園児か小学生くらいの頃、親戚のお家のキョロちゃんの腕時計を盗んでしまった。
親戚の家から祖父母宅へ電話が来た。
私は「くれる、って言った」と嘘をついた。
その時のことを、親戚が、親類が、家族が、どう受け止めたか分からないけれど、私は卑しい子供だったと思う。
ほかにも私は祖父母宅から貴重そうな紅茶缶や、綺麗なお菓子を友達の家から出されたら、むんずと掴んで手提げに入れて取ってしまう癖があった。
泥棒だ。
大人になってからどうしてあんなに貴重なもの、綺麗なものをとっていってしまったのか後悔した。
宝飾品やそういったものには手を出していないけれど、紅茶缶を祖父母宅から盗んでしまったのはとてもよく覚えていて、もちろん、キョロちゃんの腕時計だってそうだ。
大人になってから、他の孫やひ孫が可愛くて祖父母は私に興味が無いようだったが、私の卑屈さが招いたことだったのかもしれない。
もうすぐベイマックスが始まる。
感動するお話だったのは覚えている。
大人になってからお詫びのつもりでカルディで見つけた黒猫が可愛らしいけどちょっとホラーな紅茶缶を祖父母宅に送った。可愛いものは無かった。同じものを自分も買ったが味がイマイチだったので、もっと吟味すれば良かったと叔父のお嫁さんと話していたら、滅多に言葉を発しない叔父が重く「うん」と言った。
体が冷えた。お嫁さんも同意していた。祖父母宅に、私の居場所はもう無い。何をしても償えない。みんな私がどういう子供だったかよくわかってるんだ。たとえば宝飾品が、宝石が大好きだった子供時代。遺産をいっぱい築きたいと思っていた。あらゆる宝飾品に憧れた。家にある百科事典の美しいカラー写真に見惚れて全てを手に入れたかった。
珍しい、貴重な品物もコレクターになりたかった。
子供心に、手に入れなければ、と野心を抱いていた。
それが、泥棒になってしまうなんて。
あの時のキョロちゃんの腕時計がどうなったのか、思い出せない。
親戚伝いに返還されただろうか。大事なものだったに違いない。恋人からのプレゼントだったかもしれない。
時を経て、うつ病の自分は叔母の三回忌に参列した。そこで、その時腕時計を取ってしまったお宅のご主人に「頑張ってね」と言われた時。
私のうつ病は悪化した。頑張ってね、に追い詰められた。嫌いな人、憎い人、人のじゃない人。
そう思ってその人を恨んだ。
違う人間関係でも、統合失調症になった。
私の病気は、人に、ひとに、されている。
ひとに、病気にされている。
あ、九時になる。
お腹の調子は悪かったし、言い訳してすみません 明鏡止水 @miuraharuma30
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