第4話

 春視点


 優さん、ずっと最初から応援してくれた人


 「大丈夫か?優」


「うんうん?まだ目を覚ましてない」


「そうか」


私にとって彼は夢を叶えさせてくれた恩人で、

ずっと支えてくれた人・・・


「私はね・・・みんなを笑顔にしたいから・・・あなたを笑顔にしたいって思ってたの」


 だから、毎度彼だけはチケットを必ず取れるようにしてたし、席も必ずチェックしてた。


 だから、居ない時に、すごく悲しかった。


 「優さん」

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